竹美家ららのレビュー一覧
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ファンならぜひ読んでみて!
イエスノーを一気読みしたあと、もっともっと潮と計が読みたくて購入しました。
同人誌発表作を含む特典などのSSが中心なので、全てコンプリートしてる人には物足りないかもしれませんが、これで一冊にまとまっているので時々思い出したときに一編ずつ読むというのもまたいいかなと思います。
全体を通して潮と計が一緒にいられて幸せなんだなぁと感じられる作品です。
買ってよかった!紙版購入ですが、電子でも欲しい!でたら買おう!と思ってました。
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Posted by ブクログ
竜起をライバル視しているコタ登場。仕事で一緒になるうちにコタは深を好きになり、竜起との関係を明かせない深は困惑する―。
コタの竜起への屈折した感情を理解してしまう深。おまけに愚直なまでに恋心を向けてくるコタを嫌いにもなれない。この辺の複雑な心理描写が好きだったなー。もちろん深の竜起に対する気持ちは変わらないが、自分以外の誰かに対しての理解あるいは共感という感情は、ときどき恋に近いものがあると思うので、このままコタが深の近くにいたら竜起も気が気じゃなかったと思います。個人的にギリギリのラインでの揺れる心情とか好きなので、卓球シーンでのなっちゃん、そしてそれを鋭く察した竜起の嫉妬もおいしかった。そして不器用極まりないコタも好き。
書き下ろしの『秘密と虹彩』はファンサービスとも言うべき一作。この後展開されるだろう、なっちゃんと計のからみが楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちきれずにディアプラで読んでいたけれどやっぱりまとめて読めるとうれしい〜。そして書き下ろしは計潮カップルとなっちゃんたちの遂にご対面。ひとまず皆川くんが潮のことイケメンっていうところにすごくきゅんとしてしまった。王子が王子だから忘れがちなんですけど潮はイケメンなんですよ…新幹線にお弁当持ってきてくれるところにキュン死するかと思った。
「計のことを見ててくれてありがとう」のくだりにそれはまぁぐっときてすこし泣きそうでした。
そこに込められたものを感じ取れるなっちゃんの優しさがすごくすき。
わたし潮のこと前からだいきなんですけどここにきてますます彼氏力がうなぎのぼりですね!
まぁなっちゃんから見た潮だからそうなのはわかるんだけど、なんか潮のいいところも、国江田さんのいびつさと強さと魅力もたくさん見えてきてすごくうれしい、楽しい〜。
終始ぷんすこしてる国江田さんはかわいすぎるのでは。鬼太郎呼びにばくしょうしました。
たくさんニヤニヤしつつはらはらしたりキュンとしたりジーンとしたりで感情が忙しいよ。
しかしこれだけ積み重ねてきたものを見せてもらえるのはほんとうにうれしい。だいすきだ。
大阪に仕事で行った話はどこで回収されるのかなって待ってたのですごくすごくうれしい〜。
しっかりお仕事をしてるところ、仕事と自分の人生と向き合ってるところ、努力や葛藤を見た上でそこに何よりもの敬意と信頼と愛情を重ねていくところがこのシリーズのすきなところなので、なっちゃんが小太郎を叱るところ、「なんでも持ってる」ふうに見えてやっかまれる皆川くんのことを「ちゃんと知ってる」ところ、皆川くんの連れてきてくれた場所で自分の新しい生き方を見つめているところにグッとくる。
そしてなっちゃんは相変わらずのかわいさ。地の文で大阪弁がでるのかわいい〜〜〜。
このテンポのよさはほんとうに最高だな。
皆川くんと付き合うの相当大変だろうと思うし、実際その通りなので苦労も垣間見えるのですが、ふたりらしい心地よい関係とはちゃめちゃさがまた楽しい。
ラブシーンが本当によいのです、ふたりらしくて。
なっちゃんの不安や戸惑いを貪欲さで塗り潰す皆川くんと、その横暴すぎる気持ちを受け止めて愛して応えられるなっちゃんよ。
仕事以外で人と関わらない国江田さんや潮と対照的にどんどんいろんな場所に出て人間関係の渦の中で様々なものを積み上げていくふたりらしく、今回は小太郎くんを軸にスタッフ陣や古い友達たち、周囲の人たちとの中で浮き彫りになっていくものがたくさんあるのが楽しい。
その中に潮と計が加わったのがまた楽しいんですよ。
うーん、全然上手く言えてないけどだいすきで楽しかったということにつきます。 -
Posted by ブクログ
何度も読み返してる大好きな1冊。
軽くてお馬鹿で器用な竜生が、恋に落ちます!
お相手はADのなっちゃん。なっちゃん、関西弁で健気な頑張りやさん、とってもかわいいです!
挿し絵がほんとーにイメージぴったり!
竜生の恋の話ではあるんですがどちらかとゆうと、なっちゃんがメインのお話で、なっちゃんに感情移入します。
なっちゃんが全てを捧げていた番組「ゴーゴーダッシュ」の最終回をふたりで見るシーンはほんと泣けます。
竜生がなっちゃんの隣にいてくれてよかった。
恋のお話だけでなく、社会人であれば誰もが共感できる悩みや葛藤も描かれています。
二人のお話ももっと読みたいです。
続編が雑誌に掲載あったみたいなのでまた単行本にならないかなーと楽しみにしています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあっれ登録し忘れてるや。発売日に買ってるのに。笑
イエスノーの総集編が早くも登場。同人誌は全部読んでますがここに入ってるのの倍は出てるよね!? 本当にこのふたりも周囲を取り巻くみんなも一穂さんの中で生き続けてるんだな、うれしい。
初期の特典など網羅してない作品もあり、ファンブックでうれしかったラフ絵もありと盛りだくさん。
改めて、計の大好きな場所だった潮のおうちはもうどこにもないんだなと寂しくなりました。
三巻の連なるエピソードの間、なんでもなくて、それでもかけがえのないいくつもの時間の積み重ねの中でふたりの気持ちは確かなものになっていったんだなと思うとたまらなく愛おしい。
潮のセリフでずっと忘れられないのは「おまえもおまえの親も好きだ」です。
国江田家はお母さんもお父さんも本当にいいご両親だよね。
一回めの実家訪問(思えばこれが初の同人誌ですね)を振り返るとしみじみしてしまう。
この時のタッパーを返すって言ってたのに返せなくなったことをすごく気にしてる潮が切ない。
はつなつの星座がいちばん好きかな。
書き下ろしのデイドリームビリーバーが途方もなく良くて何度読んでも泣きました。
江波じい、そこでそうくるのか〜〜。
ふたりで描く夢は夢ではなくて、きちんとたぐり寄せたたしかな現実なんだよね。
お風呂ライトは夏の新刊で使ってた屋上キャンプにも出てたあれかー。
一穂さんのこの辺の細かい小物やエピソードを積み上げていくところがふたりを見守りながら共に生きている実感を感じさせてくれてたまらなく好き。
再録が出ても今もなお続いている林檎のように、息が長くこのふたりを見ていられると嬉しいです。ありがとうまとめ本。
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Posted by ブクログ
幼馴染み同士の高校生もの。
雑誌で既読でしたが、後日談の描き下ろしが読みたくて。
センセの作品は見逃してしまいそうな細部に萌えツボが散在していて、思わずニヤついてしまいます。
ストーリーは、秀才で面倒見の良い征矢と両親を亡くし独り暮らしを続ける理玖の甘酸っぱい恋物語。
すごく征矢が好きなのに、彼の将来を案ずるあまり素直になれない理玖が切なくて、そして胸キュン。自分の気持ちを相手に伝えるのがとても下手だけど、その一途な想いバシバシと心に響いてきます。
どんだけ征矢のことが好きなの~?と微笑ましくさせられます。そりゃ、征矢もかわいくて仕方ないに違いない!
征矢はそんな理玖に対して、さすがの対応してるなと。なんでもお見通し!
エロ的には、想いが通じ合ってからの征矢のイジワル言葉攻めにやられました…人畜無害に見えて意外にすごかったwよかったです…
晴樹や帆乃香との関係性も、友情がさり気なく伝わってきていいなぁと思いました。あと、征矢の家族、特にお母さんの温かさ、優しさにほっとさせられました。
カミングアウトの問題は深いけど、こういう形はまさに理想形ですね。受け入れる寛容さと愛情は簡単なものじゃないからこそ、本当に家族全員幸せになって欲しいですよね。
この後の、社会人になった二人の姿もいつか読むことができたらな…と切望です! -
購入済み
やっぱり大好き
イエスかノーか のスピンオフ、だったら面白いはずと思ったけど、やっぱり面白い!(笑)
イエスかノーかがあまりに好きすぎて、この本買ってからもったいなくて、ずっと取っておいたけど、たまらなくなって一気に読んじゃった。んで、しっかり満足させていただけました。ハフゥ。頑張って悩んでグルグルしてるキャラは心掴まされますね! -
Posted by ブクログ
すごく良かった。深が竜起を気にするのも竜起が深に惹かれていくのも、互いの仕事に対する葛藤に絡めて描かれているのもあってか、自然で違和感なくのめり込めた。
また深の憧れる人やその周辺の人たちが生きているテレビ業界という世界も、一般的にある華やかで軽薄なイメージよりずっとシビアで、努力と才能とそれ以上のもので成り立っているのだと、深の側から実感させられたのも読んでいて面白い。そういった背景があったからこそ、二人が結びつく過程や結果にリアリティがあり、同時に胸をときめかせる効果を発揮していたのだと思う。
ちらりとのぞく国江田さんのスーパーアナウンサーぶりも、内面が見えない分、本編よりも何倍もキラキラさが際立って見えてポイント高し。王子の心の声を想像するのもまた楽しや。
スピンオフでこんなに面白いのってあんまりないんじゃ…。お仕事描写はどちらも甲乙つけがたいけど、個人的には本編よりも萌えました。ごちそうさまです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスピンオフはたくさん出てますがこれだけスピン元の名前が前面に出てるのは初めてです、さすが大人気タイトルだな…同人誌のまとめがもう早出るのかと思っていたら、恋のお邪魔虫から一転してお助け後輩くんとして活躍するようになった皆川くんのスピンオフ。
軽快なテンポの矢継ぎ早な台詞回しに地の文の爽快感はいつも通り。おなじみ設楽Pたち旭テレビの面々に、人たらしでお調子者で挫折知らずのスポーツキャスター皆川くんと、同い年で心酔するディレクターへの憧れでいっぱいのAD深の出会いからの物語。
あっさりと「なっちゃん」呼びでグイグイ距離を近づけていくあたり、皆川くんは皆川くん。
調子が良くてあっけらかんとして、「緊張」なんて言葉を知らない明るさの塊の皆川くんと対照的な危うさまっすぐさ、人柄にどうにも難がありすぎる(佐伯さんタイプ…)師匠への愚直なまでの心酔ぶりを見せるなっちゃん。
二人の努力家の生き方、バックグラウンド、仕事に対するまっすぐな姿勢が色あざやかに語られていく展開。
初期の一穂さんを読んでるとBLテンプレ展開にねじ込む感が否めないなーと思う時もあるのですが、ふたりの感情の流れゆく様がとても丁寧に密に描かれていて、自然と「恋」が盛り上がっていくように思えて素直に楽しめました。雑誌掲載作と違って一冊ぶん丸ごとだとやっぱりそこは無理がなく感じるのかもな。
生き様と仕事、人生の重みがきちんと描かれつつもきっちり鮮やかに軽やかに駆けて行くところが読んでいてとても気持ち良いですね。
どうしても潮と計が二年かけて築き上げてきた関係性と見比べてしまって「これからだからなぁ」とは思っちゃうのですが、読み応えと楽しさがあって間違いなく面白い。
しかし皆川くんのこの底抜けの明るさと逞しさは何なのだろう。
よくある明るさの裏に覆い隠したものが…的なあれではなくて、本当に芯から明るく強く逞しく自分の中に一本芯の通った強さがあり、その強烈な光が、満ち溢れる虹彩の輝きがなっちゃんを捕え、心酔とも言えるほど追い続けた人の横顔を斜め後ろから眺めているだけのつもりでいたなっちゃんをフロアへ連れだし、前へ進ませてくれたんですよね。
顔が良くてよくて地声が大きく、フットワークの軽い世渡り上手な「だけ」と軽んじて見られてしまいがちな皆川くんが「スポーツキャスター」という自分がしたい仕事に就くことが出来たこの二年の間、より良い仕事を出来るようにと見えない場所できちんと努力し続けてきたことをなっちゃんが見てくれているところが優しい。
ちらりと描かれる計と潮の生活ぶりが覗けるのもシリーズファンとしてはうれしい〜。国江田さんは相変わらずの完璧っぷりかつ、職場では皆川くんにしか見せない裏の顔も絶好調で元気そうで何よりですね。
ラーメン屋の下りはニヤリとしたのでおうちを読み返したい。
潮は皆川くんを(特別な意味でなく)「好き」だから優しいけれど、計はその辺がどうにも面白くなくて塩対応なのがなんかもう最高にかわいい。
王子様は独占欲が強いからね。
恋のお邪魔虫で振られたのになんだかんだと良い後輩であり続け、時に先輩のパシリとしても大活躍、潮には思い切り叱られたのに(ちゃんと潮に言われたことを二年自分の中で考え続けたんですね…)あっけらかんとふたりを慕う皆川くんの逞しさはなんなのか。好きだよ。笑
なっちゃんの人生のすべてだったゴーゴーの突然の終了と相馬さんのダウン/皆川くんの持ち場だったはずのスポーツニュースで計に完全に敗北したこと、
ふたりの仕事での目標と人生の夢が打ち砕かれたあと、半端な慰めではなく「ここで立ち止まってたまるか」と立ち上がる爽快感と力強さに胸打たれますした。
プロ意識の欠如からの大失態、国江田さんへの圧倒的な敗北を経て、憧れだった実況デビューが雨で流れる大トラブル。
苦境の中でも驚くべき起点と、積み重ねてきた努力をもとに色鮮やかに巻き返し、なっちゃんを魅力してくれる姿にジーンとしました。
「仕事」で結果を残すことが恋を大きく加速させ、ふたりの関係を大きく動かすというイエスノー一巻でも見事に繰り広げられた構図がここでも生きているんですね。
人生全てが順風満帆だったからこそ見えてこなかったなりたい自分のビジョン=なっちゃんを惹きつけ続ける演者であり続けたい/なっちゃんにフロアに立っていてほしい、というふたりで共に描く夢に着地する終着点がとてもよいなぁ。
恋愛対象が同性であることの苦しさもどかしさに傷ついてきたなっちゃんの告白をあっけらかんと優しく受け止める皆川くんの明るさになんだか救われます。同性同士の恋愛を殊更に悲劇にする必要はないんだよね、うん。
ふさいでが出てから再読すると設楽さんの食えなさと垣間見える相馬さんとの関係性にも唸らされます。
同人誌ではちらちらと影にいる大人の男同士の関係性が描かれているのでもとよりその手の関係性がお好きでスパイス的に描写されてたんだろうけど、改めて掘り下げてくれてよかったなー。
設楽さんにもスタッフみんなからも「竜起」呼びで小学生男子の如く扱われてる皆川くんのかわいさよ。
周囲からはなっちゃんとのことを同い年の仲良しさんだと思われてるんだと思うとかっわいい〜。
読み終えてわかるタイトルの意味が良いですね、しみじみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクレイアニメーション作家×毒舌猫かぶりアナウンサー。
とにかく、受けが魅力的。仕事は完璧、今をときめく人気アナウンサーなのに、その本性はありとあらゆるものに毒付く超毒舌。ただ、それを相手にぶつけることはなく、ただ一人で内心で罵って、また自分の仕事を全力でこなす。
たまたま素の自分でいるときに出会った攻めと、身分を隠して友達付き合いを重ねる受け。
誰にも頼らず常に完璧にこなしてきた受けが、初めて「助けて」って出したSOS。そのSOSを受け止める攻めが最高にかっこよくて、何度読んでも胸がときめく。
BLとしてはもちろん、お仕事要素の部分も面白くて、業界奮闘ストーリーとしても最高。
一穂さんの作品はたくさん読んだけれど、最高傑作と言えるほど好きな作品。 -
Posted by ブクログ
きみが家路に迷ったら、今度はぼくが迎えに行こう。
この帯の一文が、読後の心に沁み込みました!
アニメーション作家の潮と猫かぶりアナウンサーの計の、シリーズ第3弾。
お付き合いを始めて2年になる二人は、期待を上回る舌好調ぶりで笑わせつつも仲の良さを見せつけてくれました。
ほんとに計を中心にした周囲とのやりとりは相変わらず面白くて、この絶妙な持ち味にやられてしまうんですよね。
テレビ局内部の事情にも精通していて、ライブ感あふれる描写も魅力です。
そんなテレビ局内部のことや衆院選の裏事情も、もちろん面白かったのですが、でも今回は何といっても潮の知らざれる生い立ちにびっくりでした…
違うバックグラウンドばかり想像してたのでw
それに、てっきり計が衆院選に引っ張り出されての騒動だと思ったりもしていたので、あっと言わせる展開ですごく引き込まれました。
そして、いつもは潮の優しさや男らしさに感動していたけど、今回は計の潔さ、かっこよさにぐっときました。
潮に甘えて癒されているばかりの計じゃないんですよ!
自分を捨ててでも大切なものを守ろうとする潮もステキだけど、そんな潮を守ろうと挑む計の姿もまたカッコよくて…!
胸アツでした。
互いが互いにとってかけがえのないものだと、ひしひしと伝わってくるような展開でした。
彼らを取り巻く人々も本当に魅力的で…w
今回も皆川くんがイイ味出してて爆笑でした!
計のお父さんとお母さんもちょっと天然で、計は愛されて育ったんだなと思わせてくれます。
江波先生や、西條もアクが強くてインパクトあるキャラで、一穂センセは本当に人間を描くのが上手いな~とつくづく思ってしまいました。
エロ的にも、計と潮がホテルでHする場面が絶品でしたw
Hの間、ずっと計が缶ビールを描写してるところなんかすごく萌えました…アルコール度数とかwww
こういうラブラブな場面からの、切ない展開がよりいっそう切なく感じられてうるうるしちゃいました。