竹美家ららのレビュー一覧
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購入済み
夢中になれました
商業オリジナルBL小説はほとんど読んだ経験がありませんでしたが、はじめてがこの作品でとてもよかったです。
もどかしくむずがゆく切な苦しい感じがありつつも、テンポ良く話が前に進んでいくので夢中になって没頭して読めました。 -
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イエスかノーか〜のスピンオフ(のスピンオフ?)
竜起編で出てきた栄が受け。
全編に出てる設楽が攻め。
はっきり言って栄は小汚いおっさん、設楽に至っては単なる小太りの更におっさんというイメージだったので、まさかの主役昇格にびびって、積んでた。
読み終わってもシュッとした体型は思い描けないままなんだけど、受けが敏腕なのに一人で脇目も振らずに突っ走った過程が分かって、受けの繊細さも分かって、読み終わってはぁぁぁとぐったりきました。
この作者は容赦なくキャラを底に落とすよね。
文章の組み立て方だけじゃなく、キャラの生い立ちとか行動とか。キャラが立ってて何をどう行動するのか、それにブレが無い。上手い作家さん過ぎる。
攻めは何考えてるんだか、本編の時からやっぱり分かりにくい食わせ物です。
絵師さんは元々私の好みじゃないのでどうでも良いけど、口絵も挿絵も無いのはどういう事なのかしら?
挿絵が無い分、価格を10円でも安くしてるのかな?(知らんけど) -
Posted by ブクログ
イエスかノーかのスピンオフ、辰起編。
製作会社のフロアディレクターが担当しているお笑い番組に加え、辰起の出ているニュース番組も担当するようになって、今まで育ってたお笑いの番組のプロデューサーが鬼のワンマンの人だけどその人に憧れてる受けは浸透してるのでそのpの言うとおりに動く、それが当たり前の日常だったのに、報道では自分がどうしたいのか考えろと言われ戸惑う。辰起はちゃらちゃらしていてコミュ充?自分と正反対でちょっと苦手、、、だけど、、、、。
・・・というお話。
受けがあまりにも後ろ向きな子で最初はあんまり感情移入できなかったけど、さすが読ませる作家さんなのでそんなことは気にせずぐいぐい読ませていただきました。一穂さん凄い、、。
受けは面倒な性格だし、辰起は何気に軽いし、、。この後はひと波乱もふた波乱も有りそうです。
面倒な性格の子が好きなのかな?辰起、、、。
ところで、ちょっと疑問。受けの子ってTV局じゃなくって、製作会社の社員よね???
製作会社の新入社員の面接をTV局でするのかしら?その番組が終わるからって、その製作会社のペーペーの人事権、TV局の人間には関係ないよね????
私がメンドクサイ性格だと思うけど、こういうよく分からない設定は嫌いなのよね、、、。だれか私に納得できる説明をしてほしい。それとも私が知らないけど、実は製作会社の人事権もTV局にあるのかしら? -
Posted by ブクログ
ネタバレイエスかノーか半分か の続編
潮と知り合って1年、それなりに楽しくやってる。
計の裏番組にニュース番組が組まれ、そのアシスタントが実は旭テレビを受けてたのに計と一緒の年だったために落ちたという話を聞く。それまで他人を意識したことが無かった計なのに、いろいろと追い詰められてきて、、、。
計の焦燥感とかよく出てました。
潮の基本は懐深いんだけど、たまに間違えて計を追い詰めてしまうところとか、良くできていました。
そして、解決して終わりか?と見せかけて最後のトラップ!ビックリ!
でも楽しかったです。
そして、絵がチマ絵なのが全く私のイメージと合わなくって、それがなければ評価4でもいいのに、、、。 -
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ネタバレ世が世なら一国の城主になるべく生まれて、今でも『若様』として大切に扱われている湊。一穂さんは大好きなのだけど、ちょっとトンチキもとい奇想天外なその設定になかなか手を出せずにいました。
そんな昔の因習がしっかり残った田舎町に、ふらりと現れた隼人。住所不定無職、天性の要領の良さだけで世の中を渡り歩いてきたような正真正銘のロクデナシです。
一見なんの関わり合いもない物質同士がある時出会って、思いも寄らない結果が生まれる…みたいな、どこかケミストリーっぽい恋愛反応。
隼人は決して悪人ではないけれど、いっそ清々しいほどのろくでなしライフを送っている。人がこっそり胸のうちにしまいこんでいるような感情を、動物的な本能であっさりと嗅ぎ当ててしまう。
だから、常に『若様』を演じることを義務づけられて、生まれた時からそう躾られてきたことに疑問こそなくても、自己アイデンティティとの狭間で葛藤を抱えている湊にとって、何にも縛られず、そうした因習に一切リスペクトもない隼人の自由さに心惹かれるのは、ある意味必然とも言える。
そんな湊の真っ直ぐ胸元に切り込んでくるような無垢さが恐ろしくて、抗えないほどの強い引力で吸い寄せられそうになるのと同じぐらい強い力で自分を引き剥がして、湊の元から去った隼人。
真綿でくるむように湊を大切に大切に扱ってきた周りの人間の悪意のない優しさと期待。
聡いから、息苦しくてもそこから逃げ出せない湊。そんなみんなの宝物を欲望にまかせて踏みにじるほどの悪辣さも持ち合わせていないから、逃げ出すしかなかった隼人。みんなが善良で少しずつ悲しい。
きっとどんなエンドでも納得できない気がして、読んでいた。でも拍子抜けするくらいにキレイに終わってしまった気がする。まぁ…おとぎ話だからしょうがないか。
隼人の『好きだよ』のたった一言に集約された想い。特にエレベーターのシーンがすごくすごく良くて、さすがうまいなぁと思う。 -
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とても不幸な生い立ちだけど、自分の顔と体を武器に、打たれ強く生きてきた28歳の尋が主人公。そんな彼が、自分を囲ってくれていた優しい「パパ」を突然亡くしてしまい、一文無しに。どこにも行き場がなくなってしまいます。ところがマンションを出て行く日に、唯一自分の所有する財産である車の整備を頼んだら、偶然にも高校の同級生だった知佳が現れて。
知佳は、かつて尋が恋焦がれていて、あえなく失恋した相手。再会した知佳は昔以上にかっこよくて優しくて、尋は性懲りも無くまた恋心を抱いてしまいます。
尋は、減らず口叩いたり可愛げのないこと言ったりするけど、実はとてもデリケート。ゲイとしてかなりの手練れと思われますが、そうは見えない純情でかわいい性格で、どっちかというと自虐的。ちょっとかわいそうなくらいなんです。
知佳は、そんな危なっかしい尋をほっとけず、何とかしてやろうとするのですが、その手を振り切り一人で頑張ろうとして、結局失敗してしまう事を繰り返します。
素直になっとけよ、と思うのですが、尋はまた同じ男相手に片想いして失恋、という苦い思いを二度と味わいたくないからこそ、茶化してしまったり冗談めかしてしまったりするんです。ほんと切ないんですよね。
再会愛、ただし一方的で、というところから両想いになるのは10年経ってもムリなんじゃないの?と少し冷めた思いが胸を過ぎりました…もう少し知佳の気持ちの変化に説得力があったらなぁ~
友情と愛情の境目があいまいで、気になります。この二人だったら、むしろエロなしの方が納得できそうです。
脇キャラは、それぞれ煩かったりお節介だったりで、いい味出していました。すごく話を盛り上げてくれています。特にいちいち突っかかってきてキャンキャン吠える野島www
書き下ろし「本気の恋なら」は、尋のために一生懸命頑張る知佳のお話です。自分の鈍さを反省しつつ、ものすごく性急で唐突な行動に出る知佳が微笑ましかったです。野島が「そいつを社長夫人にするっていうんすかぁぁっ」って、ショック受けまくっていたのに爆笑でした!
イラストがイメージと違っていて、子供っぽくて、どうにもダメでした。28の二人の外見が、あまりにも若すぎる…もっと、大人を描いて欲しかったですね。
仕方なく、脳内変換して読みましたが、めるへんちっくなイラストが強烈すぎでした。 -
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ネタバレ主にいい意味で普通のお話です。目を引くような派手さはないけど、ほのぼのアットホームな良質のラブコメ。とにかくブラコン兄の弟溺愛っぷりにニヤニヤ。これといって事件もなく悪い当て馬も登場せず、ただただ兄の盛大な勘違いで話が進行します。年下の攻もよくある『大型ワンコ』系ではなく、クールで飄々としたきれい系です。←こういうの好き。受である壮絶ブラコンのお兄ちゃんは弟の貞操を守るため、身代わりで攻くんとチュッチュッする羽目に陥るのだけど、『同性なのに不思議と嫌じゃなかった』っていうBLテンプレ的な展開です。全体を通して、ほのぼのとかわいい仕上がりなんじゃないでしょうか。
今回はこの作家さんお得意のジレジレも、時に抽象的な例えだな~・・・と思わせる独特な心理描写や風景描写もほとんどありません。うっすら匂いはするけどね。だから、この作家さんのそういうとこが苦手っていう人も読みやすいんじゃないだろうか。
逆に、ポエム全開な杉原作品が大好きなわたしとしては、そのへんが少し物足りなかったな。作中の『甘く殺されそうなキス』って表現がすごく好き。どんなキスだよ -
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非公式部署の刑事・奥村智重×人型の「犬」・石凪信乃
人造人間?めいた登場人物有。
人間の細胞から造られた、犬の特性をもつ信乃の一途な姿がいじらしい。
大切だと伝えた相手が次々亡くなってしまった智重の過去も悲しい。
あらすじ
警視庁の非公式な部署に属する刑事・奥村智重は、人間の細胞から作られた人型の「犬」と呼ばれる生命体・石凪信乃を与えられ、組むことに。自らが傷つけられることなどものともせず、危険の中に飛び込む信乃。「主人」である智重を恋い慕う信乃に、智重は冷たい。時には身体を繋ぎながらも、信乃は智重との距離に心を痛めているのだが...。