作品一覧

  • 深海の太陽
    4.5
    1巻607円 (税込)
    両親に愛されず十代の頃からゆきずりの男女の家を泊まり歩く生活をしてきた浅生真琴は、カメラマンとなった今も心に空虚を抱えたままだった。自分と同じ孤独な目をした光輝という少年を気まぐれに構ったこともあったが、つき離したまま音信不通に。十年後、再会した光輝は屈託ない笑顔が魅力的な好青年に成長しており、浅生に情熱的に迫るのだが!?
  • 罪の海に満ちる星
    4.2
    1巻649円 (税込)
    高校二年に進級した春、高殿義久は大伯母から、養子の遊美学の面倒を見て欲しいと頼まれる。転校してきた学は明るく人懐こく、予想に反してすぐ同級生たちに馴染むが、寮に夜の帳が下りるとじゃれ合いというには過剰すぎるスキンシップを求め同室の義久を困惑させるのだった。学はかつて実母に捨てられ、兄と二人きりで生活していた過去があった。
  • 僕に飼われてみませんか
    3.0
    1巻880円 (税込)
    兄の取り計らいで夏休みの間、家庭教師がつくことになった高校二年の篤。紹介された華奢で頼りなげな印象のその大学生・蛍は、しかし出会った初日に「僕に飼われてくれないか」と大胆な提案を持ちかけてくる。面食らいながらも退屈を持て余していた篤は期間限定の同居をすることに。外界との接触を断たれた奇妙なペット生活が始まるが、篤はすぐに蛍の心にある苦い記憶を知る。その痛ましさと、いつしか芽生えた想いがないまぜになった篤は蛍を乱暴に抱こうとするが…。高校生×大学生の翻弄される恋。

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ユーザーレビュー

  • 深海の太陽

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    写真家×写真家。5歳違いの年下攻め。受けも攻めも過酷な思春期を過ごした孤独な青年。臆病で傷つきやすく、透明で純粋な恋愛。受け視点の描写は丁寧で細かく、温かい。汚したくないからこそ攻めを裏切り傷つけてしまう受けが切なくも悲しい。まだ手探りの芽生えたての愛情ではあるが、幸せを知らない二人だからこそ、是非とも幸せになってもらいたい。

    0
    2013年08月08日
  • 深海の太陽

    Posted by ブクログ

    大好き年下攻めパターンでありますが、この本で、なぜ自分が年下攻めが好きなのか理由がわかったような気がします。

    生い立ちがどこか不幸な二人ではありますが、変な話、私が子どもの頃、攻めの光輝みたいな子が、身近にいたんですよね…。けど、だからと言って、彼らは別に不幸な大人になったりなんかしない。それぞれがそれぞれの拘りを持ち、幸せをつかんでいこうとするのです。

    受けの浅生みたいな生活をする子もまたいるかな、と。ただ、彼の場合は、親の無関心が大きく問題があったようですが、この親のことはなんかまったく理解できませんでしたがね(それにはページが割かれてるわけではないので)。この流れは、なんとなく木原先

    0
    2012年10月20日
  • 罪の海に満ちる星

    Posted by ブクログ

    ものすごくよかった。切なくて悲しくて可愛くて性的で。ショタに興味がなかったが、受けの少年の昼と夜の違いにぐっときた。

    0
    2012年01月15日
  • 罪の海に満ちる星

    Posted by ブクログ

    過去に大きなトラウマを持つ受けと彼の面倒を見ることになった同室の同級生モノ。
    本作のベース(過去)が作者サイトにあり先に読んだので、受けの再出発の物語と捕えられた。
    彼と彼の兄に思いを寄せると引きずられてツラい…って方が出る作品。

    0
    2012年01月12日
  • 深海の太陽

    Posted by ブクログ

    主人公の抱えた闇が切なくて、迫ってくる年下攻めが可愛くて萌え要素多め。
    ただ、たった五歳差設定で歳の差感じておじさんぶってる主人公に違和感があるのと、過去エピソードを混ぜ込んだ構成が、いつ過去に飛んだのに気づかず、だいぶ読み進んでから???となって、読み返すことに。私の読解力不足と言えばそれまでだけど、ちょっと分かりにくかったな。
    イラストは綺麗なんだけどイメージが違うのが残念だった。

    0
    2024年05月12日

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