鈴木智彦のレビュー一覧

  • ヤクザときどきピアノ

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    こんなピュアにピアノの魅力に向き合う初心者の言葉は、思いがけないものを呼び覚ます。
    ブレないレイコ先生が素敵。

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    2024年03月31日
  • ヤクザときどきピアノ

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    自分が60歳で書道をはじめたときのことを思いだしながら。
    ヤクザのルポライターがABBAのダンシングクイーンを弾くのとでは、違うが、練習量だと言われたことは、同じだ。笑いながら、よんだ。私もレイコ先生に習ってみたい。

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    2024年03月20日
  • ヤクザときどきピアノ

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    著者の人物像が、ピアノの体験記を書きそうな平均的な人物像から大きく離れていて、非常に面白く読めた。(ふだん、著者はヤクザもののルポライターをしているらしい)
    著者は至ってまじめな筆致で書いているが、可憐な先生との会話をヤクザ的な表現で表すのが新鮮でおかしくなってしまう。
    私はアラサーからピアノを始め、いまはしばらく稽古をしていない状態だが、序盤は筆者の言っている言葉の意味が非常にわかった。ピアノと音楽に気持ちを集中して、頭と体を動かすのは気持ちがいい。ABBAのダンシング・クイーンを引き始めたあたりから、まだわからない感覚の話が出てきて、筆者に抜かされたな!と思った。
    私は周りにピアノを弾ける

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    2023年10月26日
  • ヤクザときどきピアノ

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    面白かった。表現力が豊かで文章に引き込まれた。
    途中の音楽の専門的な知識の部分より、練習過程の心情をもっと知りたかった。

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    2023年07月02日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    令和のヤクザについて専門家による対談本。面白かった。ヤクザがタピオカ屋をやってるとかLINEスタンプ作って販売してるとか新鮮すぎる。ヤクザって映画でみるような極道!任侠!みたいなイメージを一般人の我々はいつまでも持っているけど、現代のヤクザはなかなか大変なんだなと思った。

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    2023年06月11日
  • サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

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    自分達の食卓にあがる魚類達。その出身を辿ると、とんでもない闇に辿り着くのかもしれない。いや、するだろう。本書の中でカニ漁の危険度には衝撃を受けた。これは日ソの闇戦争だなと。

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    2022年11月24日
  • サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

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    世の中はクリーンではないこともあるのだと痛感。
    高級魚にはダークな部分あり。価値が高いものにはグレーな面もあるのだと感じた。

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    2022年08月14日
  • サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

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    読みやすく面白かった。知らないことが多く、思った以上にサカナとヤクザは繫がって驚いたが、漁業の性質が親和性が高いと書いてあり納得。
    密猟で成り上がった人達が「東洋のアル・カポネ」「密猟社会のマラドーナ」「北海の大統領」と呼び名があるのが笑った。

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    2022年07月24日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    ●対談なのでサクッと読める。
    ●2人ともその道の取材のプロなのでエピソードが面白すぎる…
    ●地下に犯罪が潜っていく怖さはあるんじゃないかなあと思いますね。知らないってのが一番怖い。
    ●結局、近づかないのが一番だし、こんな書籍で好奇心を満たすぐらいが丁度いいんだ…
    ●警察とマスコミと暴力団、政治家、どれも魑魅魍魎な世界な気がするなあ。まあ、あれとこれとが裏で繋がっている!なんてわからないし、証拠だってないんだから陰謀論の域を出ないけれど、やっぱり人間は興味が湧くんだよなあ。
    ●任侠映画はわりと好きなんですが、あれは幻想ってことなんだなあ…

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    2022年06月05日
  • サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

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    この本を読むと、スーパーで魚を買ったり寿司を食べたりすると、これも非正規ルートなのかな?と思ってしまう。ウナギとかウニとか、高いのは間に黒い組織が確実に入っていそう。漁業権とか法の不整備、北方領土問題など、社会の仕組みがうまくいってないところには反社会的勢力の入り込む隙間があるんだろう。著者の姿勢や取材方法からジャーナリズムを強く感じることができた。

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    2022年01月02日
  • サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~

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    鈴木智彦『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』小学館文庫。

    日本の食文化の背後にある大いなる闇に迫ったノンフィクション。先に読んだ『ヤクザと原発』よりなかなか面白い始まりだったが、尻すぼみに終わる。始めは体当り取材が主体だったが、次第に伝聞や過去の歴史が中心となるのだ。

    文庫化にあたり「サカナとヤクザ」の歴史と現状を追加取材し、『“魚河岸の守護神”佃政の数奇な運勢』『密漁社会のマラドーナは生きていた』を書き下ろし収録。

    水揚げされるアワビの約半分が密漁という驚きから始まる。アワビの他にウニ、サケ、ナマコ、シラスウナギなと高級魚が密漁の対象となり、100億円規模という

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    2021年08月08日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    自分はヤクザのことを何も知らなかったのだ、と反省した。ゴルフをしただけで捕まったり、人間としての権利が脅かされているようだ。同じ人間なのに、と思ってしまうことも多かった。

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    2021年02月17日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    ヤクザの本業は喧嘩。知らない世界で面白い。タピオカドリンク、密猟、賭博、ヤクザと政治、半グレ。今では考えられないけど、とエピソードごとについているが信じられない。

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    2021年01月04日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    二大ヤクザライターによる集中講義。日本人として知るべきヤクザ、暴力団の実情。

    暴力団排除条例により今や暴力団、ヤクザは風前の灯火。ヤクザの資金源としてタピオカ屋、食肉やミネラルウォーターまで。

    半グレ勢力に押され、暴力団排除条例により副業からも締め出され、普通の生活もできなくなるヤクザたち。

    ある意味警察と共存し社会的にも必要悪として認められてきた存在が、今や真に世間から隠れてアングラ化していくという。

    オウムや北朝鮮との関係も含め、あまりに知らなかったヤクザに関して多くを知ることができました。

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    2020年09月27日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    闇営業問題で興味を持ったため購入。
    ヤクザライター2名の対談形式で、ヤクザの現状がざっくりと理解できた。

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    2020年03月17日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    ネタバレ

    社会生活のあちこちに「ヤクザ」あり

    「力」で生きていくのか「アタマ」で生きていくのか
    シロとクロのあいだにさまざまなトーンのグレーがあるんですね…

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    2020年01月24日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    反社会勢力は、ヤクザと違う。経済的な特殊詐欺グループ。そして押されている。
    ヤクザは男伊達の世界。暴力的で、カタギには優しいという幻想の中で生きる。美学を持つ。一定数、憧れる人がいる。
    ヤクザは、本義として、働かずに金を得るもの。働くヤクザは本末転倒。
    看板には暴力性。そこで恐れさせるのが、看板。怖くなくなれば意味はない。
    暴力団排除条例が強すぎる。関係した一般人まで罰を受ける。支持地域の消滅。
    ヤクザは消えていく。

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    2019年12月21日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    このふたりの対談なんて、そんなのズルいでしょ、読むでしょ、という一冊。

    タピオカとヤクザとかの軽い話だけれど、すでに基本的人権すら与えられていないヤクザという人種を通して、日本の薄暗い未来を見られる、のかもしれない。

    当たり前に面白かったです。

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    2019年12月01日
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)

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    ヤクザの現状から法律との関係、反社会勢力における構造や芸能人たちとの関係性の変化などを、対談形式で読みやすく、さらっと読みました。全部美談では語れないとは思いますが、必要悪な部分はあるかと思いますし、この先どうやって存在していくのか、今まで知らなかった著者の方々を含めて注目していきたいと思いました。

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    2019年11月12日
  • 潜入ルポ ヤクザの修羅場

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    ヤクザの取材を専門とする記者が、ヤクザについて語ったもの。15年にも及ぶ取材歴をもち、ヤクザに密着しながらさまざまな経験をしており、説得力があるとともに興味深い。ヤクザの実際の姿を知らない者にとっては、内容の真偽を判断することはできないが、著者の積極的な取材方法や正直な語り口から、そのほとんどは真実を語っており、核心をついているものと推察する。ヤクザは怖い存在ではあるものの、古き良き日本の伝統を踏襲した、よい人たちの集まりだと思えた。印象的な箇所を記す。
    「歌舞伎町で発砲事件が起きたとき、警察は遠巻きにそれを見ている。ほとぼりが冷めるまで待っていて中に入ることはない。アメリカのようにやれとは

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    2018年11月14日