宮下規久朗のレビュー一覧

  • モチーフで読む美術史

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    おもしろかった。絵が暗くてぴんとこないのもいくつかあったけど。こんな感じの本で、日本美術史に特化したのがあればよいなー。

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    2014年04月28日
  • モチーフで読む美術史

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    とても読みやすくって、イコノロジー的なものの入門にはいいんじゃないかと。

    冒頭に書かれている著書を、読んでみたいと思います。

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    2014年03月14日
  • ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

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    ポップであることの本質は誰にでもアクセスできることではない、誰からも切り離され、ただ時代のみと繋がっている事だ。大量生産によるイメージの喚起というウォーホルのコンセプトは資本主義と社会主義、20世紀における2つの思想の交差点であり、同時にシルクスクリーンを効果的に用いたアナログな手法は今となっては図らずしも前世紀的な意匠を感じさせてしまう。彼の作品は芸術でありながら自己表現とは無縁であったが、彼の人間性にまで踏み込んだ本書を読んだ後には、逆説的にそれこそが自らの人間性を守る手段であったのかもと思えてくる。

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    2014年02月27日
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史

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    美術館はたまに行くけど、「ふーん、キレイやな~」で終了する気の毒なわたくしに、色んな切り口で美術を紹介してくれる素敵本。

    風景画には国威発揚の意味が込められてるものがあったりとか(俺たちの国土!)、捨てた愛人が赤ん坊連れで殴りこんできた修羅場が一部モチーフになってるピカソのゲルニカとか、トリビアな話題てんこ盛りで、お好きな人にはぜひオススメ。

    病気の治癒を神に感謝するために奉納された"エクス・ヴォト"、早世した子供の来世での幸せを祈る"ムカサリ絵馬"など、全然知らんかったジャンルも紹介されてて、エエ勉強になりました(-_-)

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    2013年12月22日
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史

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    『そもそも美術というものは、純粋に美を求める気持ちから作られ、鑑賞されたものばかりではない。美術作品は、モノとして社会に流通する商品であり、政治・経済のシステムに組み込まれている。
    芸術家とよばれる人々は、かつては一介の職人であり、生活のために工房で毎日絵や彫刻を作り、それが売れれば量産し、売れないものは作らなかった。あるいは王侯貴族や聖職者に仕え、注文されたものだけを作っていた。自己の芸術的な信念のために、世間と妥協しないで納得のゆく作品しか作らない孤高の芸術家というのは、十九世紀に成立したロマン主義的なイメージにすぎない。もちろん、そうした芸術家肌の者も大昔からいたであろうが、そうした者の

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    2013年12月06日
  • モチーフで読む美術史

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    絵画に描かれた様々なモチーフの意味を細かく解説した本.西洋と東洋では同じモチーフが全く違った意味を持つ事例も数多く有り、絵画の見方の勉強になる.

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    2013年11月29日
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史

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    美術展は好きで良く行くのだが、美術というと、静かな所で黙って見入る物だと思っていた。そういう意味では、この本は私の美術観をいい意味で打ち破ってくれた。確かに歴史的に見ても芸術家にも色々な人がいて、人間臭い世界があるのは分かっていても、美術館の様な荘厳な雰囲気だと、背筋を伸ばして鑑賞しなければならないような気になる。しかし、実際の所は大半の芸術家は金や名誉のために絵を描いていたのだろうし、色々泥臭い世界があったはず。この本はそういう世界を面白く、分かりやすく書いてくれていて、肩の力が抜けるというか、美術に親近感を抱くようになる。しかし、私が最も関心を持ったのは、民間芸術の件。歴史上には表れない、

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    2013年10月21日
  • モチーフで読む美術史

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    絵画によく描かれる動物や食べ物などが何を表しているのかを解説するという、ありそうでなかった入門書。
    西洋の絵画がいかに象徴に満ちているかがわかり、絵画の見方が大きく変わる。

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    2013年10月13日
  • カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇

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    バロックの画家カラヴァッジョの短い生涯.天才が故に偏屈で怒りやすく殺人事件までおこし、逃亡生活をおくる.しかし支援者に恵まれていたことも事実.マルタ島でみてきます.

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    2013年09月22日
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史

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    美術に関する楽しい話しが28.詳しい知識に裏打ちされたものばかりで、非常に楽しみながら一気に読破した.特に面白かったのは「第3話 金銭への執着」. 確かにに絵が売れなければ暮らせないのだが、往々にして”物質的な見返りなどに頓着しない”芸術家を想像するが、それを見事に論破してくれている.

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    2013年09月14日
  • カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇

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    ネタバレ

    カラヴァッジョの作品から人生から全てが分かりやすく書いてあり、絵もたくさん収められていて見やすかった。カラーだともっと良かったけどそれはしかたない。題名ではないがイタリアへ旅に出かけたくなった。

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    2013年08月27日
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史

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    美術品を、人間のいろいろな欲にまつわるテーマで語るコラム集。
    下世話な話もまぜつつ、美術といわれるところのものの裏側を真面目に読みやすくまとめたところに好感が持てました。
    取り上げられている作品も、ラファエロなどのアカデミックなものから日本の絵馬や刺青、草間彌生やアウトサイダー関連など多方面に渡っていて楽しめました。
    一時話題になったスペインのキリスト画修復の件もちょろっと入ってます。

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    2013年08月26日
  • モチーフで読む美術史

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    豚、鳩、魚、虹等の66の絵画のモチーフに関するエッセイが見開き2ページ、エッセイで触れられた絵画のカラー図版が次の見開き2ページに載っている。130ページのカラー図版がついた、明快な解説によるモチーフで読む絵画入門書は、大変お得な一冊でもある。

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    2013年08月16日
  • 〈オールカラー版〉欲望の美術史

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    美術に全く興味がなくても読めます。

    一つ一つの話が短いしカラー写真まで載ってるので。

    あと、ピカソが本当にまるで駄目な男で親近感がわいた。

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    2013年06月17日
  • ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

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    [ 内容 ]
    20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928‐1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。
    しかし、1989年にニューヨーク近代美術館で大規模な個展が開催され、94年にはアメリカにある個人美術館としては最大のアンディ・ウォーホル美術館が開館するなど、その多面的な芸術は正確に評価されつつある。
    「孤独なトリックスター」の実像とは―。
    本書は、日本での大規模なウォーホル回顧展にも関わった美術史家が、ウォーホル芸術の意味と本質に迫り、それを広く美術史の中に位置づける画期的論考である。

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    2011年04月12日
  • ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

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     ウォーホルって正直陰湿で粘着気質のキモい感じの印象を受けてしまっていたんですが(ごめんなさい)

     見方が変わったかな。

     彼が「死」というテーマを追っていたことはなんとなく知ってはいたけれど、それをより明確にしてくれた感じ。


     商業としての美術。
     いかに個性を際立たせないか。


     自分も絵を描くけれど、
     「無」になりたいという気持ちは勝手になんとなくわかる。

     自分などいなくなってしまえばいいと、
    自分の世界の中で思う。それが作品につながっていく。

     もうなんか、絵を描くことによる自己主張とかそんなんじゃない。うまく言えないんだけど。

     「わたしはここにいるよ」って嘆きと

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    2011年01月06日
  • ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

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    ウォーホルが熱心なキリスト教徒だったという事実の紹介が興味深い。「死」に対する興味や、作者の存在を否定する一種のイコン(聖像画)性など、さまざまなファクターがこれでぴたりとはまってウォーホルの全体像がある程度見えてきた。

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    2010年06月27日
  • ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

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    アンディウォーホルの足跡を辿る一冊。事実の信憑性はさておいて、ウォーホルがその時々で誰に影響を受けその作品を創ったのか、アイデアのネタは何だったのか、作品を追って書かれているので、すごく斬新で重要な事のヒラメキを追体験している様に感じられて面白い。

    抽象絵画時代からの脱却を念頭に置いて、現代におけるアートへの新しいアプローチを模索し、作者不在=汎用品の再利用 複製技術といった自己を希釈させるような手法を使う事で作品の独立性を増し、さらにメディアを使い操作した作者のブランディングがウォーホル自身を、逆接的に作者不在の作品、の作者たらしめている。

    記号としての作者と作品の関係を巧みに操った作家

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    2010年06月17日
  • カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇

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    カラヴァッジョの名と絵を知る人で、「あぁ、あの殺人を犯した、放浪の、呪われた天才画家……」といったことを知らない人は少ない、と思われます。むしろそちらのイメージが強烈で、自身の絵画を本気で観賞した人は少ないかも。これは、近年日本で刊行された、彼の生涯を追って作品についても語られるモノグラフ。入手しやすいカラヴァッジョへの入門書として。地図、図版(白黒だけどしょうがない)多数。とても参考になります。私も実は、彼の展覧会、国内で1度しか観たことがありません。でもそれらの絵は、私の想像どおり、というよりは想像を遥に超えたものでした。バッカスとかメドゥーサの絵が有名かもしれませんが、宗教画はものすごい

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    2011年07月19日
  • 戦争の美術史

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    海外の美術館に行くと、必ず戦争絵画を目にする。
    我が国では神宮絵画館に戦争絵画が特に多いと思っていたが、東京国立近代美術館も必見だろう。今更ながら、2025年の藤田嗣治展を見なかったことが悔やまれる。

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    2026年01月21日