宮下規久朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「聖マタイの召命」などカラヴァッジョの作品を深掘りしていく本。広く浅くの入門書よりも、こういう縦読みの本の方が面白いな。
16世期に宗教改革。プロテスタントは宗教美術も偶像崇拝であると否定。逆にカトリックは宗教美術を布教にも活用。新教国では教会や修道院の像や絵画が破壊され、教会や宮廷からの宗教画の依頼が激減。オランダでは資産階級の市民が絵画を愛好して積極的に収集し、彼らの好みに応じた肖像画・風俗画・風景画・静物画といった現実的で平易な世俗的ジャンルが人気を博す。
カラヴァッジョは光を描くのが上手。その流れを組むのがカラヴァッジェスキ。カラヴァッジョは光源を画には描かない。設置する場所の環境 -
Posted by ブクログ
ロシアに興味を持ったのはアイスホッケーとフィギュアスケートが
きっかけだった。そうして、私をイタリア、なかでもヴェネツィアに
導いたのは漫画家・森川久美と作家・塩野七生だった。
ロシアとヴェネツィアのキーワードに過剰反応する私の書庫には、
本や漫画にこのタイトルの入っている作品のなんと多いことか。
当然のように積んだままの作品も多いのだけれど。買ったら早め
に読めよ、自分。
本書も新刊書店の棚を眺めていたら目に飛び込んで来たのだ。
買うでしょ、当然。ヴェネツィアだし、芸術だしね。
ロシアには何度か行っているけれど、ヴェネツィアには未だ足を
踏み入れていない。それでも、