コニー・ウィリスのレビュー一覧

  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    時間旅行が可能になった未来。
    大学の研究者で、中世に遡る実習をするヒロイン。
    ところが、時間軸がずれ、ペストが流行する時代についてしまう。
    しかも、未来でも問題が起こり…
    迫力があります。

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    2009年10月11日
  • 犬は勘定に入れません(上) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

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    タイムトラベルが可能になっている未来から、19世紀へ。
    犬と猫を連れてのてんやわんやのテムズ川の旅。
    若い二人の研究者のロマンス。
    「ボートの三人男」へのオマージュも。

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    2009年10月11日
  • 犬は勘定に入れません(上) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

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    この本が2冊以上の別の本を読むきっかけを作ってくれたことに感謝したい。
    →ボートの3人男
    →スターファイター
    →コニー・ウィリスの別の本
    ヴィクトリアンなお友達がたいへんかわいらしい。
    詩も読もうかな。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    21世紀のオックスフォードから14世紀へと時をさかのぼっていった女子学生キヴリン。だが、彼女が無事に目的地にたどりついたかどうか確認する前に、時間遡行を担当した技術者が正体不明のウイルスに感染し、人事不省の重体に陥ってしまった。彼女の非公式の指導教授ジェイムズ・ダンワージーは、キヴリンのために、新たな技術者を探そうと東奔西走するが!?英語圏SFの三大タイトルを独占したコニー・ウィリスの作。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    歴史研究者の長年の夢がついに実現した。過去への時間旅行が可能となり、研究者は専門とする時代を直接観察することができるようになったのだ。オックスフォード大学史学部の女子学生キヴリンは、実習の一環として前人未踏の14世紀に送られた。だが、彼女は中世に到着すると同時に病に倒れてしまった…はたして彼女は未来に無事に帰還できるのか?ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞した、タイムトラベルSF。

    読後感は物凄い。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    ネタバレ

    とにかくせつない。ラストの焦らしに心が潰されそうになり、最後に涙腺決壊です。
    中世にタイムスリップした近未来の女子大生が、ペストの大流行に巻き込まれ、時を同じくして、大学でも伝染病が発生する。人が死にまくる系なので、かなり暗いんですが、コニー・ウィリスはどこか書き方にユーモアというか、軽い希望を感じますね。
    リアルな不潔で汚い中世も存分に拝めます。あと師弟愛に萌え萌えしてください。

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    2011年05月01日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    おもしろかった〜〜〜。タイムトラベルとかきくと、げげっと思うほどSFは苦手なのに、ぜんぜん違和感がなく、すごく楽しめた。歴史家がタイムトラベルで過去に行って研究するのが普通になっている未来の話。前半までは、ユーモアたっぷりに描かれる未来と、情緒的な中世をのほほんと楽しみ、でも、後半からはタイムトラベルで向かった中世の、疫病の、恐怖をたっぷり味わって。本当にこわかった。ラストに近づくにつれてどんどん人が死に、すさまじい場面に読むのがつらかった。でも、どうなるんだろう、と読むのをやめられない。そして、そんな地獄のなかにひとすじの光を見るような、なんというか、すがすがしさ、高貴さ、を感じるような。作

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    2011年09月18日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    おりしも、送り出した側の現代イギリスでもインフルエンザが爆発的に流行し、重要人物も倒れていく。キヴリンの指導教官と亡くなった女医さんの甥っ子はどうする。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    かわいい女の子の絵にだまされてはいけない(^^; 難解だった?コニー・ウィリスのはらはら・ドキドキ、劇的な作品。映画みたい。
    歴史を学ぶ女学生キヴリンは、中世イギリスに旅立つ。しかし、様子がおかしい。注意して避けたはずのペスト流行のさなかに到着してしまったのだ。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    テーマが大変重いのに、思い返すキャラクターたちは笑みが浮かんでしまうエピソードで彩られています。
    各所に用意された伏線がひとつに対峙した時は驚きでした。すごい作品です。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    どんな時代であれ、生があり、死があり、その時代に生きる人々のささやかな喜びや悲しみがある。タイムトラベル先の14世紀のイングランドの片田舎で、ペストの蔓延により、知己が次々と倒れていくなか、キンバリーは身をもってそのことを思い知らされたのでは。歴史とは、後世に名を残すこともなく生き、死んでいったこの人の、あの人の人生の集まりなのだと。

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    2010年03月14日
  • 航路(下)

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    ネタバレ

    え〜、まだ下巻のこんなにページが残っている段階で、主人公がこんな事になってしまって、いったい作者はどうオチをつけるのだろう…(だからといって、ハイテンポでどんどん事態が進んで、どんでん返しのまたどんでん返し、などという展開では全くありません)

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    2024年12月27日
  • 航路(上)

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    分厚い上に話の進展が遅いのですが、それでも上巻はまずまず楽しく読めました。作者が上手いのか、訳者が上手いのか、たぶん両方なのでしょう。古典的なSFが大好きな私にとっては、描かれている風景があまりにも現代の日常という感じで、いつSFになるんだろうと思っているうちに上巻が終わってしまいました。下巻の展開に期待しています。

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    2024年09月29日
  • 犬は勘定に入れません(上) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

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    暴君の上司にこき使われて休む暇のない主人公が、ひょんなことから現代に持ち帰られてしまった猫ちゃんをヴィクトリア朝時代に戻しに行ったけど…という話。

    題名からもわかる通り、「ボートの3人男」が話に絡んでくる。私はこの話が大好きなので、じゃあ読まねばならん!ということで購入。読み始めはそんなに「3人男」は出てこないし、「3人男」みたいに笑えるわけでもないし、個人的に主人公のように(は言い過ぎか)仕事がハードだったりして、そんなに読み進められなかったけど、後半、ある貴族の家を訪ねたあたりから笑いも出てきて楽しく読めた。と同時に、猫が持ち帰られたことで起きそうになっている歴史の齟齬はこの後どうなるの

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    2023年04月23日
  • クロストーク 下

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    ネタバレ

    自己中心的・独善的おしゃべりで押しの強い登場人物たちが
    倍増させるテレパシーをからめたドタバタ劇
    新型携帯電話(スマートフォン)開発競争をめぐる産業スパイモノ
    そしてほのかに漂い続けるロマンスの香りとそれを打ち消さんとする疑惑
    SF,ミステリー,ラブコメ が最終盤に向けて一気にクロストーク
    ポルシェ男は終始ガッカリくんで何で女性主人公が彼と繋がろうと思ったのか
    当初からさっぱりわからなかったが最後までわからなかった
    CBが終始好漢、ヒーロー過ぎて それを疑う女性主人公の思考を疑ったくらい
    カラッと明るく最終的にハッピーなSFチックコメディーエンターテインメント

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    2022年09月19日
  • クロストーク 上

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    感想は後半を読み終えてから
    ただ・・・他人の言うことを聞かず場や事情を無視
    狭まった視野で自分の言いたいことだけワーワー
    そういう人たちが多いのは他の作品と一緒

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    2022年08月11日
  • クロストーク 下

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    ネタバレ

    一気に読ませる描写は秀逸です。もうずっとハラハラさせられっぱなしです。
    最後はメイヴがいかに天才かがわかり、数年後にはテレパシー能力者が頭を悩ませていたことを全て解決してくれることでしょう。
    できたらその後のおまけ出来ないものがあったら嬉しいなぁと思うくらいすっきり終わってしまったのが少し残念です。

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    2022年03月02日
  • クロストーク 上

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    ネタバレ

    海外のイメージは自立していて過干渉のイメージがなかったのですが、ここまで親族が毎日のように関わってくるものなんでしょうか。家には普通に入りときには職場にも連絡し押しかけもし、プライバシーもへったくれもないです。会社のひとたちもパパラッチのようで生きづらい。そんな中周りの声が聴こえるようになって地獄の日々が増し増しに。さらに主人公がかわいそうになってきました。CBは根気強く寄り添ってくれて恋人より恋人らしいですね。下巻でどう落ち着くのか読むのは楽しみです。

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    2022年02月26日
  • 犬は勘定に入れません(上) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

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    SFの世界を楽しむには、いや、なんというか真の意味で?楽しむにはまだ100年早い、と感じずにはいられないわけだけど。この本が有名な賞を受賞して、みたいなのを読んでもまぁへぁあぁそう、だけど。
    でもこのシリルとプリンセスはなかなか良い味を出していて、うん、そこだけは分かった。やっぱ動物が入り込んで、なおかつコミュニケーションできてると場が和みますわ。
    概ね説明とか難しすぎて頭に入ってこなかったけど、やり取りが楽しげで満足なので、とりあえず分かったふりだけする。

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    2022年02月13日
  • クロストーク 上

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    相変わらず登場人物が人の話を聞かない!笑
    煩わしさをこらえて読み進んで、終盤は少しロマンチックな展開に。
    当人はそうも言ってられないでしょうけど、ふたりきりの秘密みたいで素敵な雰囲気。
    下巻も楽しみ!

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    2022年01月14日