マーク・ピーターセンのレビュー一覧

  • 続 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    アメリカ人は日本人をthe Japaneseというのに、自分たちをthe Americansとはいわず、Americansというのはなぜだろう。
    「読めるけれど書けない」とよく言われる日本人の英語だが、どこまで的確に読み取っているのだろう。
    楽しい文例と徹底比較を通じて英語の新しい世界を広げてくれる、ベストセラー『日本人の英語』の待望の続編。

    [ 目次 ]
    1 小指に結んだ赤い糸
    2 ここはカンザスじゃないみたいよ
    3 花椿と赤いねこ車
    4 ぼつぼつ寝ませんか
    5 心の揺れから生まれる言葉
    6 ことばの情景

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度

    0
    2011年05月12日
  • 続 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    「かわいい」「えらい」「やさしい」というように、日本人にとって一番身近な言葉ほど、ひとつの英語では表せない。逆もまたしかり。日本人の苦手な冠詞、名詞の可算不可算、時制の使い分け、基本動詞の使い分けについて、それぞれ比較されていてわかりやすかった。個人的には「日本人の英語」1作目よりも興味深かった。

    0
    2011年02月02日
  • 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    U.S.Aにtheがつくのは固有名詞だから、あるいは国名だからではなく、普通名詞のstateがあるからである。

    0
    2019年02月04日
  • 徹底例解ロイヤル英文法 改訂新版

    Posted by ブクログ

    名著中の名著「日本人の英語」、「続・日本人の英語」の著者マーク・ピーターセン氏が、本書の執筆に参加しております。

    よって、本書で説明されている文法解説は、日本語と英語の違いを熟知したネイティブ・イングリッシュ・スピーカーによる瞠目が含まれています。わたくしにとって文法書のバイブルです。

    難は、分厚いので運びにくく、さらに読みづらい所か。

    0
    2009年10月04日
  • 徹底例解ロイヤル英文法 改訂新版

    Posted by ブクログ

    外大の小西先生の帯に惹かれて というのと
    高校生の頃のバイブルだったので。

    久しぶりにてにとりました。

    やすい!

    0
    2009年10月04日
  • 英作文の技術 “3世界・24文型”で伝える

    Posted by ブクログ

    日本人が苦手なのは英語を書く事と話す事、だと言う。中学時代から大学まで英語を学び会話も出来ない日本人はどんな教育を受けたのか、よく聞かれる。「受験英語」中心で社会に出て役に立つまでの英語力がないのが残念だ。ここでは基本的な書くための文法・慣習英語を学ぶ、「3世界・24文型」、名詞と動詞、主語+動詞+文内容だ。「が」「を」「に」を明確にすること。所謂、書く能力があれば会話も上手くできるという説明だが、話し言葉には往々にして文法から外れることも多い。単語を並べるだけでも会話はある程度できる、なので英会話は慣れと意識的に自然に覚えるしかない。あまり文法に重点を置きすぎると話ができなくなる。例として、

    0
    2025年11月04日
  • 日本人の英語はなぜ間違うのか?

    Posted by ブクログ

    日本の中学英語教科書の中の意味不明な英文から、日本人の英語の間違いやすいところを指摘する本。

    著者に目から見て不自然な英語って教科書といえどいっぱいあるんだー…教えてない文法があるから、必然的におかしな英文になるのに加えて、文化の違いみたいなのも見えてきて、その意味でも興味深かった。

    0
    2025年06月10日
  • 英語のこころ(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    著者のご年齢から仕方がない話だけれども、どの参考例も古めで分かる作品がほとんどなかったです。英語と日本語の訳しきれない文化的、言語的比較という点では勉強になりましたが、映画や歌、詩や小説などを例に出されてもピンと来ず…涙

    0
    2025年02月08日
  • 日本人の英語はなぜ間違うのか?(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    日本人の英語はなぜ、どれだけ不自然か。
    むっちゃよくわかる。理屈として。
    英語学習が、やっぱりおかしいんだよ。明治の頃の、英語文献を読むための要領が基本変わってないのかね。今は違うのかな。

    仮定法と、過去完了が判らないと、英語表現のニュアンスがわからない。

    なんか聞いたことあるけどなんだっけって感じなのだが、英語を勉強する方は、必読の一冊かと思う。

    0
    2023年08月09日
  • 実践 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    非常に良いのだが狂気的例文に驚愕する

    日英双方の言語、そしてその学習やトレーニングを知り尽くした立ち位置から、陥りやすい落とし穴やミスを鋭く指摘してくれている。説明も分かりやすく非常に優れた良書なのだが、動物を残虐に扱う例文がしれっと出て来て著者の精神性を疑わざるを得ない。このまま読み進めていいのか怖くなってしまう。

    0
    2022年08月21日
  • 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    英語の感覚的なところを日本語に置き換えて説明してくれる本がなかなかないので、英語を通してのものの見方を感じるには良い資料であると思う。大西泰斗氏の一億人の英文法もその点では貴重な文献であった。

    0
    2021年03月31日
  • 日本人の英語はなぜ間違うのか?

    Posted by ブクログ

    中学生向けの英語の教科書や大学生の英作文を例に挙げながら、間違った用法を指摘している。読んでみるとおそろしいことに、中学校の英語の教科書っていただけない箇所がたくさんある。それが長じて、著者指摘するところの時制の認識の希薄だったり、仮定法が使えなかったり、soの不必要に多用してしまったりしてしまうんだなあ。
    よく体系的に学ぶことが大切だなんて言われ方をするけど、学習指導要領という体系に沿うばかりにヘンな英語がはびこってしまうというわけ。何につけ体系的であることも良し悪しだなと思った。
    著者の舌鋒が後半に進むにつれ激しくなっていく。もう英文として合っているか、こなれているかという以前に、日本の英

    0
    2020年12月20日
  • 日本人の英語はなぜ間違うのか?(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    大学生が変な英作文をつくってしまう原因は中学校の教科書によるもの、という本。12ある時制のうち6しか教えていない、theの話、thatとitの違い、過去形の中で未来形を使うなど、教えている範囲の中で文章をつくろうと思うと無理が生じ、変な英語になるとのことだ。
    教科書を素直に憶えてしまうと、間違ったままで大人になるというが、確かに弊害はあるだろう。

    0
    2019年06月27日
  • 続 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    前編と同じレベルの内容かと思ったが、こちらは章立てが細かくなく、随筆的。各章の書き始めとな日本語題材あるいは英語題材は作者の経験がベースとなっている。それらを元にして、日本語と英語の表現、文法規則上の違いについて考慮する内容。
    日本語という言語、日本文化の特徴を他言語文化における視点から的確に、鋭く捉えており、勉強になる。
    前作とは異なり、各場面における正しい英語表現事例を期待していたが、そういった構成ではなかった。その点が個人的に残念だし、実用性には欠けると思う。完全な読み物である。

    0
    2019年02月09日
  • 英語のこころ(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本語の表現をそのまま英語にしても、なかなか伝わらないなぁと痛感することが多く、手に取った一冊。
    文法や単語を一通り学んだ後は、英語的発想やことわざ、英語圏における共通思想みたいなものを身につけないといけないんだろうなぁ~
    本書で取り上げられていた全ての表現を覚え、日常利用することはなかなか難しいですが、
    ポイントポイントだけでも身につけて、使っていきたいです。

    以下、印象的だったところ。
    ・silver tongues(雄弁家)(p.19)
    ・the Mother of~は抽象的なものにも使えるが、the Father of~は「創始者」等の抽象性のないものに使う。また、前者は”母なる大地

    0
    2018年12月24日
  • 続 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    前作「日本人の英語」はとても勉強になった。 それと比べると続編は若干読み物的な印象が強かった。 それにしても著者の日本語に関する理解の深さには驚かされる。

    0
    2018年10月13日
  • 続 日本人の英語

    Posted by ブクログ

     とても有名な『日本人の英語』の続編。「日本語を母国語にしている人が日本語独特の構成上の特徴や思考方法にとらわれて書いたり話したりする英語」(pp.178-9)についての分析で、可算・不可算、時制など。
     このタイトルそのものについて著者が分析しているところが面白い。「前の本に『日本人の英語』という偉そうな題名をつける気はもともとなかった。人の反感を買うだけだろうと思ったし、ことに日本人の外国語学習の苦労に対する私の態度が誤解されるのではないかと、心配していたのである。」(p.177)とあったが、まさにおれはこのタイトルは鼻持ちならないものとして認識していただけに、10年以上前、大学生のとき前

    0
    2017年07月22日
  • 実践 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    テーマ毎に端的に纏まっている感じなのですが、どういう訳か読むのに苦労しました。。英語って大変だなぁ。

    0
    2017年04月09日
  • 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    英語のネイティブスピーカーの観点から、日本人が誤りがちな英語のポイントについて、論理的に説明されており、英語を勉強するうえで重宝する。
    ただ、ある程度英語の素養があることが前提とされていると思われる。また、日常会話というよりは、英語で学術論文を書く人向けの本と思われる。
    特に目から鱗だったのは、"a"や"the"というのは、名詞につくアクセサリーのようなものではなく、むしろ"a"や"the"に名詞をつけるというほうが正しいという指摘だ。

    0
    2017年01月29日
  • 日本人の英語

    Posted by ブクログ

    英語が苦手な私には引用されてる例文が難しすぎるし、単語も知らないのがいっぱい!
    初めはその辺でなかなか読み進むのに難儀しましたが、「所詮引用だ」と割り切って斜め読みモードにしたらとても面白く、ためになる本でした。
    冠詞、前置詞、副詞などの使い方が「変だよ~」ってなってる英論文の添削例がたくさんあります。
    私みたいなものより、翻訳を仕事にしているような人の方が得るものが多いのではないでしょうか。
    ただし30年ほど前に書かれた本です。

    0
    2016年03月20日