あらすじ
英作文は難しい。学校ではあまり習わず、大学入試や各種試験での出題も多くはない。そのため、訳してみてもそれが正しい答えなのか、よく分からない。しかし、メールでも会話でも、相手の言っていることを理解できても、返事ができなければ困る。和文英訳も必須の能力なのだ。本書は英作文の型を「3世界・24文型」に分類、どれに当てはまるかを見抜いて英訳する方法を伝授する。自在に英語で表現する確実なメソッドとは?
□ ■ □ 目次 □ ■ □
はじめに 澤井康佑
オリエンテーション
講義 第1部 名詞と動詞の世界[項の世界]
第1講 1項動詞と2項動詞
第2講 3項動詞
第3講 2つ目の項,3つ目の項の動詞内容への拡がり
講義 第2部 イコールの世界
第4講 be動詞を用いたもの
第5講 一般動詞を用いたもの
講義 第3部 「SV+文内容」の世界
第6講 6つの型
第7講 6つの型の文型,伝達相手の付加,7つ目の型
第8講 その他の型
本書を読んでできるようになった5つのこと
問題演習
あとがき 澤井康佑
あとがき マーク・ピーターセン
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
3世界・24文型という英作文をするための基本の型を紹介しています。
英語が母国語ではなく、言語構造が日本語とはまるっきり違うので、私たち日本人はこの型を一つ一つ丁寧に覚えるしかない、ということが繰り返し繰り返し強調されています。
この3世界・24文型をしっかりと身につければ、自分の英語力が一段上のステージに行けるかも、と思いました。
頑張って身につけようと思いました。
Posted by ブクログ
英作文の勉強法である。単なる短文を暗記すると行った基本文型(伊藤の)のようなものではなく、あくまでも文法にしたがって英文を作るということであった。そして様々な辞書を利用して、辞書の記載にしたがって動詞の説明をおこなっているので、辞書の使い方の学習にもなる。
英語辞書の使い方を説明した学習書はいままで読んだことがなかった人は勉強になると思う。そもそも辞書のまえがきはあまり読まれないものである。
Posted by ブクログ
日本人が苦手なのは英語を書く事と話す事、だと言う。中学時代から大学まで英語を学び会話も出来ない日本人はどんな教育を受けたのか、よく聞かれる。「受験英語」中心で社会に出て役に立つまでの英語力がないのが残念だ。ここでは基本的な書くための文法・慣習英語を学ぶ、「3世界・24文型」、名詞と動詞、主語+動詞+文内容だ。「が」「を」「に」を明確にすること。所謂、書く能力があれば会話も上手くできるという説明だが、話し言葉には往々にして文法から外れることも多い。単語を並べるだけでも会話はある程度できる、なので英会話は慣れと意識的に自然に覚えるしかない。あまり文法に重点を置きすぎると話ができなくなる。例として、He guraduated Waseda. He guraduated from Waseda. どちらも通じる。They objected to my idea. The oppoused my idea. あるいは、Meg blamed me for the failure. Meg blamed the failure on me. 日本語会話において注意すべきことは、往々にして日本語は「主語」がない場合があり、英訳の際には注意すべきことだ。