英語が通じない理由は、中学校の教科書にあった!? ベストセラー『日本人の英語』などで日本人の英語の弱点を指摘してきた著者が、今回取り上げるのは、全国の中学生が使用している英語教科書。教科書に含まれる数々の間違い・問題点を指摘し、その解決策を提示し、使える英語・本物の英語を伝授する。日本人が見過ごしてきた根本的な問題点にせまる新作。
Posted by ブクログ 2016年11月16日
後半の「So」の使い方と「論理の飛躍」についての箇所は、おかしくておかしくて、読みながら何度かププッと吹き出してしまいました。
文法書でこんなに笑える本ってそうそうないと思う! なんという良書。
この本の中で突っ込まれていた「sleep in bed」ですが、中学の時、「眠る」の英語訳としてこれを...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月07日
日本人にありがちな英作文は、教科書の不自然な英語が原因だった、と著者は書いている。実際に教科書に載っている不自然な英語を例に、我々日本人には使い分けが難しい単語、また陥りやすい非論理的な文と文のつなぎ方など、わかりやすく説明されていた。
例えばsoとvery、itとthatなど。veryの代わりにs...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月02日
なかなか興味深く、ためにもなりました。
名著『日本人の英語』のマーク・ピーターセン先生著ですが、あちらがややエッセイ的に色々なテーマが取り上げられているのに対し、こちらは先生が大学生の英作文指導を通じて多く出会って来た典型的な日本人の英語の「おかしなところ」を、
1. 時制
2. 冠詞・数の意識
3...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月18日
日本人がよくやってしまう英語の間違いを丁寧に指摘してくれる。本作では中学の教科書などで良く出てくる誤用や不自然な表現を具体的に例示。日本の教科書やカリキュラムの問題提起にもなっている。そういえば、小学校低学年では習ってない漢字は自分の名前であっても書かせないとかあったなぁ・・・。そりゃ仮定法が苦手に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月27日
大学生が変な英作文をつくってしまう原因は中学校の教科書によるもの、という本。12ある時制のうち6しか教えていない、theの話、thatとitの違い、過去形の中で未来形を使うなど、教えている範囲の中で文章をつくろうと思うと無理が生じ、変な英語になるとのことだ。
教科書を素直に憶えてしまうと、間違ったま...続きを読む