坂井恵理のレビュー一覧

  • ヒヤマケンタロウの妊娠 分冊版(1)

    Ki

    購入済み

    逆の立場なら

    男性が妊娠という設定は現実にはありえませんが、主人公の周りで起きることや身体の変化は現実的に女性の妊婦さんには起きていることです。男性が女性の妊娠や出産という命懸けの苦労をリアルに感じ取れるよい作品だと思います。

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    2020年11月25日
  • シジュウカラ 6

    ネタバレ 購入済み

    40才妻として、母として

    折角、購入したのにお話がなかなか進まないなあ、というのが感想ですが、妻であり母であり、漫画家である忍は、女としての自分が一番後回しなんですね。
    私自身の40才頃もやはりそうでした。中には子を捨てても女としての生き方に走る人も居るでしょうが、忍には無理ですね。
    妻に無関心なくせに、家庭のことは押し付けたままで、自分は一家の柱だからと好き勝手するのはどこの亭主もそうです。そんな男ほど、本当は自信がないから妻を縛ろうとする。

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    2020年05月09日
  • シジュウカラ 5

    購入済み

    四十女の寂しさ

    いっそ開き直って、楽しく生きられる五十代と違って、押し寄せる老いを哀しむ四十女をとてもよく描けていると思いました。でも、私もこの5巻の短さには愕然。半額でもいいんじゃ?

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    2020年03月28日
  • ごはん日和涼みランチ♪ Vol.1

    購入済み

    実際に作りたくなるレシピ

    簡単で、おいしそうな料理が出てきます。
    マンガを見て料理を作ったのは初めて。
    プチトマトのハニーマリネは何度も作ったお気に入りレシピです。

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    2019年11月25日
  • 鏡の前で会いましょう(1)

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    ガタイのいい大きい女と小さくて可愛らしい女が入れ替わってしまう、という話。
    表紙からコスプレが好きだけどこっそり部屋の中で楽しんでまーすな話かと思ってたんだけどぜんぜんちがった。
    ブスとして生きてきても可愛く生きてきてもそれぞれに悩みって付き物なんだなぁっていう。

    心の闇はまなちゃんの方が深そうだけど‥
    母親が過干渉だし。これから変わっていけるのかなぁ。

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    2017年06月06日
  • ひだまり保育園 おとな組 1

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    読みやすい子育てコミック。保育園に子供を預けにくる親同士の衝突や葛藤がコミカルに描かれている。コミカルだけど怖い。世の中のお父さんやお母さんは日々こんな戦いをしているのね…。

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    2017年03月06日
  • 【マンガ訳】太宰治

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    ネタバレ

    最近時間もあるし、いわゆる「文学作品」でも読もうかなと思っていたころに出会ったこの本。
    太宰に対して厭世的で難解というイメージを勝手に抱いてたけれど、なんだ意外とお茶目で鋭くて優しいじゃん、とこの本読んで思った。

    なので、「文学作品」への挑戦は太宰から始めていきたいと思う。

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    2014年02月11日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 2

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    整形で誰でも美しくなれる世界。
    外見的な美しさが普通になっても、センスや愛嬌や知性、あるいはナチュラルであること、あらゆるところで差別化、格付けはなされます。
    人間は欲深いので。
    誰よりも魅力的な自分を望まずにはいられない。
    遺伝や老いを理由に美しさを諦められない。
    この有様を悪いとは思いません。
    醜いよりも美しい方がいい。
    ただ疲れるなと思う。
    醜さに怯えながら、魅力的であり続ける労力はどれぐらい?
    美への渇望は死ぬまで続く…。

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    2014年01月02日
  • 【マンガ訳】太宰治

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    作品はもとより作品性そのものや作家本人とか、色々な形で愛されている作家だと思えるバラエティ。この人目当てで買ったサダカネアイコ『葉』、原作の手法ごとスクラップ&ビルドして太宰であり『葉』でありつつ全くオリジナルの名編にして良オマージュになっていて素晴らしい。

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    2013年12月30日
  • 【マンガ訳】太宰治

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    古典文学作品のコミックス化の企画はたまに見かけますが、本単行本は太宰治。執筆陣の多様な解釈で、時代ものあり、現代もの(YoutubeやTwitterやスマホも出てくる)ありの面白いアンソロジーになっています。
    それにしても「太宰にはツイッターがよく似合う。」

    作家さんそれぞれの個性が出ていてどれも面白いのですが、出色だったのは、羽生生純さんの現代版「親友交歓」!まさに羽生生純さんの作品なのですが、まぎれもなく太宰治の「親友交歓」。
    マキヒロチさんの作品「恥」もとてもよかったです。漫画家宛に上から目線のウザいリプを送り続ける男。原作と性別が逆転していて、舞台も現代に移っているのですがこの違和感

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    2014年08月18日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 2

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     「整形手術をしてはいけない」この言葉は一般的よく言われることだと思う。ただなぜ整形手術をしてはいけないのか明確に答えることができる人はいるだろうか?親にとっては、どんな顔でも子供はかわいいので(かわいいはず)生まれたままの顔でいてほしいと思うのはうなずける。顔に大きな腫れものができて、それを取り除きたいという程度の整形手術ならまだわかる気がするが、顔を根本的に変えるのはいかがなものかと私は個人的には思っている。でも「してはいけない」と納得させるのには不十分だ。

     少し話はそれるが2chのスレッドで女子大学生が大学院に行くよりもそのお金で整形手術をして美人になった方がより良い投資なのではない

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    2012年07月27日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 1

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     「整形手術をしてはいけない」この言葉は一般的よく言われることだと思う。ただなぜ整形手術をしてはいけないのか明確に答えることができる人はいるだろうか?親にとっては、どんな顔でも子供はかわいいので(かわいいはず)生まれたままの顔でいてほしいと思うのはうなずける。顔に大きな腫れものができて、それを取り除きたいという程度の整形手術ならまだわかる気がするが、顔を根本的に変えるのはいかがなものかと私は個人的には思っている。でも「してはいけない」と納得させるのには不十分だ。

     少し話はそれるが2chのスレッドで女子大学生が大学院に行くよりもそのお金で整形手術をして美人になった方がより良い投資なのではない

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    2012年07月27日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 2

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    整形で見た目を都合良いようにいじられる近未来の世界。でも、そうしたところで自分も他人も、詰まるところ人は何を見ているのだろうということを感じた。ありのままの姿ということが逆説的に描かれているというか。
    いちばん始めの短編に、美容整形のおかげだろう、おばあちゃんと母と娘が見た目3人姉妹というシーンがある。さらっと描かれているけれども、なかなかシュールじゃないか。この漫画はあるはずのものが無かったり有ったりというギャップを楽しむ、そんなことも出来るのではないかと。

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    2012年03月05日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 1

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    こんな世の中になったら恐いね。
    そんなに若さっていいものかねえ…と思う私にはよくわかんない感覚。まあ美しい方がいいのはそう思うけど、いじりたいとは思わないしね。
    それでも世の中がそういう方向に向かっていけば感覚は変わっていくのかも?そんな危うさを疑似体験できるマンガかしらね。

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    2011年03月21日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 1

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    新聞で紹介されていたので。

    一度読んで、買うほどじゃなかったかなー、と思ったけど、
    なんとなくもう一回読みたくなって、やっぱり買ってよかった、と
    思った。

    どの話も、胸にチクリと刺さる話。

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    2011年02月22日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 1

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    容姿を自由に操作可能な社会が実現したら。
    人々は当たり前のものと受け入れつつも、見た目と中身のギャップに違和感を感じ、戸惑う。それは読み手の私達とも不思議とシンクロして作品世界に没入せずにいられない。

    マンガとしての長所を最大限に生かした設定に脱帽。
    まさにマンガにしか語ることが出来ない物語がここにある。

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    2011年01月21日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 1

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    いいねぇ。素晴らしい皮肉だ。普通や平均を愛する人々への。
    心はそこに在り続ける。
    色を変えず、カタチを変えずに。

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    2010年12月27日
  • ビューティフルピープル・パーフェクトワールド 1

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    こんな世界になったら怖いもんだなぁ、モテない言い訳として外面というものがあるのにそれが平等になってしまったらと思うと怖い。やっぱIKKI作品はすごい!

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    2010年12月01日
  • サード

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    ネタバレ

    男、女、そして、もう一つの性であるサードの主人公が、3人で付き合うことになり、ありえない妊娠をしたことにより大騒動になるお話。
    LGBTともまた違う価値観なんだけど、性的少数者でもないから何とも変な感じ。

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    2025年11月18日
  • ごはん日和涼みランチ♪ Vol.1

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    オムニバス

    ご飯をテーマにしたオムニバス。
    小池田マヤさん好きなんですがこのシリーズはどうも好きになれない…
    料理の方はともかくストーリーの方が…

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    2025年11月04日