山口貴由のレビュー一覧
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「人龍」編、完結。ここまで読んできて、やっとこの作品の方向性が掴めてきた気がする。下らない現実の中での二矢たちの闘いは、劇しいながら虚しく、優しいけれど苦い。
巻末からは新編開始。最後のベーアサーダは、りまではないだろうけれど、新章での彼女の立ち位置は気になるところ。Posted by ブクログ -
ついに怪人が現れ、二矢たちは誰も信じてくれない中で調査と戦闘に身を投じていく。
台詞も肉体も熱い戦いだけど、「現実」の世界と相容れない二矢はやはり底抜けに悲しく見える。旧き良きヒーローたちのように、誰からも顧みられることなく消えてゆくことを予想させる二矢の立ち姿は、美しくそして儚く感じられる。Posted by ブクログ -
ついに本物の怪人が登場。めちゃ怖い。
本物の怪人とか出てこないで展開するのかと思ってたので意外。
しかし、行き過ぎた特撮オタクが本物の怪人と対峙するという展開は柴田ヨクサルの「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」と同じな訳だが天と地ほどもかけ離れたテイストの違いが面白い。Posted by ブクログ -
押見修造氏作の「血の轍」は全編どうなるかハラハラドキドキでした。
母・静子が亡くなり、静一のゆくすえが心配でしたが、
最終的な、静一の姿をみてホッとしました。 -
やっぱ劇光仮面は面白いですね。予想もつかない展開でワクワクします。単行本が待たずについつい毎週スピリッツを買ってしまいます。
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コスプレした自警団のランキングがあるって、何か柴田ヨクサルっぽいな。でもまぁ、頭のオカシサはヨクサルとは180度違う感じだが。
しかしラストのアレは何なんだ? 全然先が読めない展開。
あと、山口貴由は「尻の肉が痩せて肛門が丸見え」が好き過ぎるだろう。Posted by ブクログ -
かつての師・岩本虎眼に両目をつぶされた伊良子清玄は復讐鬼と化した。無明なる剣は老いたる虎を斬れるのか!? 残酷絵巻第6巻。
いよいよ虎眼vs伊良子清玄戦、が開始する。
「流れ」と「無明逆流れ」の、一撃必殺の技のぶつかり合いは一瞬で決着がついたが、なお倒れまいとする虎眼先生の執念が凄い。Posted by ブクログ