山口貴由のレビュー一覧

  • シグルイ 1

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    美しく、残酷に。 駿府城領主徳川忠長 自刃 陰腹かげばら 諫言かんげん 天下は既に泰平 翻意=反抗する気持ち 駿河五十五万石 暗君 濃尾無双 不覚傷 背面の隆り 沈痛 弔辞のそれ 武門の誉れ 封建社会の完成系は少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ 隻腕と盲目の剣士 差配 不屈の精神を持った剣士にあっては自己に与えられた過酷な運命さだめこそかえってその若い闘魂たましいを揺さぶりついには… 無明逆流れ 太刀筋 異形と化すまでに鍛え込まれた背中 万力の如く刀身を締めつける跛足の指先 遠江国とおとうみくに掛川 鍔迫合 手心 艶めいた芳香 道場破り 隆盛 斃すことまかりならぬ伊達にし

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    2017年04月23日
  • 開花のススメ 3

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    乙女心だからできる熱をもったラストバトルは圧巻。表現の追いつかない所はちらほらあったけど(掲載誌のやりにくさもあったと思う)高い到達イメージに迫った完結だったと思う。

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    2016年06月21日
  • シグルイ 9

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    伊良子vs牛股。ばらばらの肉片で攪乱して仕留める作戦。
    この牛股、自らの手で去勢してた。
    藤木は片腕をなくす。

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    2016年04月02日
  • シグルイ 8

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    ネタバレ

    藤木VS伊良子の果し合い。
    伊良子の上段に藤木は刀をかつぎ背を向ける構えで応戦。伊良子の姿を刀面に映す紐鏡から右に飛ぶ飛猿、伊良子は片手念仏鎬受けで受け止める。柔術のようなマウントの取り合い。伊良子は盗んだ技の流れ星を繰り出し、藤木は茎受けでしのぐ。さて。

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    2016年04月02日
  • シグルイ 3

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    この巻で伊良子が両眼を斬られるいきさつが判明する。岩本虎眼による秘奥伝授の際にできたものだ。ここから!

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    2016年04月02日
  • 衛府の七忍 1

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    リアルタッチのグロ描写なものの、台詞回しなんかは妙にコミカルで現代調。シグルイ以前のノリともまた違う、新たな山口貴由漫画。

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    2015年11月18日
  • エクゾスカル零 8

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    完全平等の世界が実現するということは
    各個人の、認知の差異が完全になくなるということ
    つまり文化が否定されるということで、その意味では
    「到達者」こそ、正しく進化した人類の姿と言えるんだ
    だけど人間がそれを拒みたくなるのも道理
    文化的な歴史こそ、人間が人間らしくあるために必要な
    アイデンティティーというもので
    それに対する執着を捨てるというのは
    それこそ旧人類にとっての動物化というものにほかならないだろう
    進化の流れに抗って、前にも後ろにも進めないのが人間なんだ
    そんな状況を打開するために、二つの選択肢があって
    ひとつは、「強化外骨格」のなかに、魂として取り込まれること
    もうひとつは
    いましめ

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    2015年05月15日
  • エクゾスカル零 8

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    ついに完結!
    ・・なのですが、これでいいのか!?(;´∀`)
    作者が伝えたかったであろうテーマが別のキャラによって敗れることで「己の正義を貫け」と言ってくれているのなら納得できる・・かな。
    そういうのを語るのが面白い作品に仕上がりました。

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    2015年03月07日
  • エクゾスカル零 8

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    『覚悟のススメ』新章もついに完結。
    覚悟の「人類に明日などない。今日この日があるだけだ」というセリフに、この作品の全てが凝縮されている。

    作者の山口先生のあとがきは、相変わらず魂からの叫びであり、心に生きる希望を灯してくれる。
    次回作『衛府の七忍』にも大いに期待しています!

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    2015年03月04日
  • シグルイ 9

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    なんか、もう集団いじめですよねぇ。
    源之助、弱いよねぇ。どう考えても、師匠や兄弟子の方が強そう。

    跡継ぎというのがなければ、とっくに清玄に何回かやられてないか?

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    2014年09月17日
  • エクゾスカル零 7

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    強力な規範意識によって統制された人々が
    特権意識を増長させ
    甚だしき場合には差別、虐殺、民族浄化に走るという事象など
    歴史上、さして珍しくないことであるが
    それゆえのことであろうか
    戦争における、悲惨な敗北の記憶がまだ新しかった時代
    昭和のヒーロー「仮面ライダー」においては
    これに対するアンチテーゼが設定に盛り込まれている
    すなわち思想統制からの離脱
    「洗脳」の回避・克服が、彼らにとってヒーローの条件なのだ
    しかしながら、もはや誰がゾンビになるかわからない
    誰が敵で誰が味方かわからない、そんな状況では
    突然ゾンビ化した者に対するための、規範意識も必要とされるだろう

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    2014年08月26日
  • エクゾスカル零 6

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    どっちが悪か?
    なにが悪か?

    そのなかで、なんか脳天気な感じのヒロインが、よいなぁと思います。

    こういう、真面目さが生む、不思議な笑いが素敵です。

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    2014年08月18日
  • エクゾスカル零 6

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    グローバリズムの蔓延により歴史解釈の多様性が損なわれていく
    という意味において
    「歴史の終わり」がなんだか現実味を帯びてきた昨今の風潮に対し
    あくまでNOをつきつける形で
    「エクゾスカル零」もまた多神教世界から誕生するキリストの可能性を探っているのか…

    十字架のイエスの死はけして満足な死ではなかったと思うのだけど

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    2014年04月02日
  • エクゾスカル零 6

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    『覚悟のススメ』続編第6巻。
    今回はついに零と震電、正義失格者2人が軍事衝突!
    相変わらず山口貴由節全開で、萌えなど笑止!

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    2014年03月22日
  • エクゾスカル零 5

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    いよいよ、覚悟と対のこの人が登場ですね。現人鬼・散。

    そして明かされる、メデューサ計画のすべて。人の魂を生かすのか?それとも、滅びていく者でも、その形のままで救おうとするのか。

    六花が、最後までキーポイントになっていく感じです。
    最後、この子が選ぶのかも。

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    2014年01月07日
  • シグルイ 8

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    どう考えたって、源之助の方が有利なんである。
    それを、そう感じさせない、力任せの説得力があって、よい。

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    2013年10月31日
  • シグルイ 7

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    ついに、激突。
    これで、1巻のシーンにもどるのかなと思ったけど、まだ、藤木の左腕も、伊良子の足もまだその状態になっていないのですね。

    最後まで、ひっぱるのかな。

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    2013年10月16日
  • エクゾスカル零 5

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    おっ三蔵じゃん(,,Ծ‸Ծ,,)

    『衛府の剣』と『覚悟のススメ』の主人公同士の物語という形なのかな、
    てことはエクゾスカル零は『覚悟のススメ』の正当な続編として考えていいのかな(,,Ծ‸Ծ,,)
    でも『覚悟のススメ』では散さまに男性器は無くなってたはず…まだまだ気になる(,,Ծ‸Ծ,,)

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    2013年08月22日
  • エクゾスカル零 4

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    六花の

    「やればできる子」

    というセリフに、聖母性がよく出ていると思います。

    そして、作品のなかで、もう1つの作品を走らせる。もしかして、永野 護レベルの天才か?

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    2013年07月29日
  • シグルイ 6

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    目が見えなくてコレなら、目が見えるときにもっとちゃんとしておけばとか思いますが……。

    でも、そうはならないのところ、そして、それに説得力があるところが、すごいです。

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    2013年06月14日