山口貴由のレビュー一覧

  • 衛府の七忍 1

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    衛府の七人【8巻まで】

    端的いうと、独特な言葉回しとグロ描写の山田風太郎。魔性転生+覚悟のススメ+シグルイ。
    作者作品のセルフパロディをしている。大甲子園、ジャイアントロボアニメ、SBRのような。
    ネタがてんこ盛りで、話が横に横に全然進まないw その分この先楽しみではある。

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    2020年07月19日
  • 衛府の七忍 7

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    ネタバレ

    前巻から引き続き沖田総司編。鬼との戦いは次巻へ持ち越し。
    総司に華があるから、読んでいて楽しい。初期の山口貴由作品も思い出させる。

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    2019年04月26日
  • シグルイ 15

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    再読 
    原作を読んだことだし14と最終15巻だけ再読
    虎眼先生のキャラクタを初めとして部分的には間違いなく面白いのだが
    全体としては失敗作 
    『覚悟のススメ』は上手くまとめていたのに比べて残念
    主人公2人とその因縁に焦点絞って5巻くらいでまとめて欲しかった

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    2018年12月08日
  • 衛府の七忍 6

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    単行本派です。沖田総司がいよいよとなった時点でおしまい
    とか。残酷ですよ。
    剣士の中で特別な存在ですよね。新撰組関係は。
    悲惨な末路が侍の終焉を飾るのですから。
    もう剣の時代ではない・・自覚しながら戦っているわけですしね・・。
    正直酷いよね的な。銃にはロマンがないですよね。
    剣自体が刀匠が存在していて、使い手を選ぶというか。
    銃が国宝になることはないでしょう・・・
    こういう沖田の人間像は好きですよ。
    柳生に向かって眼を逸らしながら
    「人に物を訪ねる時はまずあんたから…なんだな」
    この言い回しとても好きです。ええい無作法な輩めという
    苛立ちが出ていて。

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    2018年11月17日
  • 衛府の七忍 6

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    ネタバレ

    人間城ブロッケン編こと霧鬼編が完結。続いて沖田総司編の開始。総司の美丈夫ぶりが見ていて楽しい。
    霧鬼編では『悟空道』に登場した梟が登場するファンサービスもあり、にやっとさせられる。

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    2018年10月09日
  • 衛府の七忍 6

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    チェストでゴッツァンな描写が目立つものの、「虐げられてきた者」を描く視点はガチなものであり、そこらへんは参考文献からも見て取れる。
    怨身忍者が次々登場する一方(登場するものの集合してはないよね)、「敵の編成」的なものも描かれてきて、今回はまさかの沖田総司登場でありますが、登場人物が出そろった後どのような物語が展開されるのか、いまだまったく読めない。

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    2018年10月08日
  • 衛府の七忍 5

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    怨身忍者に具足、豊臣家と徳川家etc…
    何かどんどんストーリーが分からなくなってきましたが(ばか…)
    相変わらず勢いで読めて楽しい。

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    2018年10月01日
  • 衛府の七忍 3

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    ネタバレ

    以前から兆候はありましたが、ちょっと昔話も入ってきましたッ!( ゚д゚ )
    桃太郎は勿論、さるかに合戦や花咲爺さん等も…。
    それにしても相変わらずセリフ回しがキレッキレです(笑)

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    2018年10月01日
  • 衛府の七忍 5

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    「汝の名は」ってw

    恐ろしくカッコイイ「人間城ブロッケン」のタイトルバックに期待が持てる。様々なまつろわぬ者たちが怨身忍者に変身してきましたがそろそろメンバーが出そろったかな。

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    2018年08月25日
  • エクゾスカル零 7

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    了解した。
    でも、それは許せない。

    理解が必ずしも和解に結びつかないこともある。
    それぞれの「正義」が違うから。

    お互いの「正義」を認め合いながらも、最終的には自分の「正義」を貫くのなら、それは理解できていようが、できていなかろうが、変わらないような気もします。

    そして、新章始まりました。

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    2017年12月27日
  • 衛府の七忍 4

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    シグルイのような絵のテンションのままふつうにボケを入れてくるので「え…これ、笑っていいの?」となってしまう。

    幻之介とタケルの融合とか本当すさまじくて哀しいシーンだったけど、そのあとの秀頼の顛末で全部持っていかれてしまった。

    あとチェスト。誤チェストの人、意外と重要キャラだった。

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    2017年09月24日
  • 衛府の七忍 4

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    ネタバレ

    この幻之介はあの源之助ではないけれど、自分の意志で忠の道から外れられたのを見ると、しみじみ良かったと思ってしまう。
    第六の怨身忍者・雹鬼の話は、これまでと違い敵役・覇府側からの視点。武蔵も薩摩勢もどんどん魅力を増してきたけど、どう決着をつける気なんだろう。

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    2017年09月15日
  • 衛府の七忍 3

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    ネタバレ

    登場人物もストーリーも自由自在に展開する漫画だけれど、その中でもさらに波裸羅様が自由すぎる。外見も言動もすべてが過剰で異常で、痛快。

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    2017年09月15日
  • 衛府の七忍 1

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    ネタバレ

    山口貴由の描く、熱く破天荒な忍者バトル。
    前作『エグゾスカル零』での鬱々たる雰囲気から一転、たとえば同作者の『蛮勇引力』頃の、痛快な反権力バトル漫画の熱気を出し切っている。
    山口貴由にしかできない暑苦しいほどの台詞回しと、時代遅れなほどのヒーロー像。読んでいて、ただただ面白い。

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    2017年09月11日
  • 衛府の七忍 3

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    忍法帖、あるいは特撮的センス溢れる敵デザイン。『シグルイ』は「シリアスな笑い」が受けていた感があったけど、それを損なわず「狙った笑い」も盛り込んでくるあたり凄いというか、多少肩の力を抜いて楽しめる部分もあり。

    怨身忍者は流浪の民、化外の民の血を継ぐ者ということですが、波裸羅様もそっち側に付くような感じなのは意外な展開であります。

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    2017年08月20日
  • シグルイ 15

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    凛然といま閃く虐げ 隻腕の剣士 饗宴に招かれし あた能わず 裃かみしも 尾張なり紀州なり 自己の存在など刹那に散り行く儚きもの 死桜 春日局 乳母うば 落胤らくいん 灯ともしび 野心を満たす為に昇ってきたのではない…人間に優劣をつける階級社会を否定する為に昇ってきたのだ 斬りたいから斬りに行くそれだけだ 生きることを決意した者の美しさはただ生きる者達を圧倒する 神聖な約束 竜門に挑む鯉の如く 戦う為に生まれたのではない…戦って結ばれる為に生まれたのだ 伊良子清玄は他者に命じられて殺めるという行為に吐き気を催したのだ 何事も皆偽りの世の中に死ぬばかりぞ誠なりける 誘引力 鍔迫り 伊良子清玄は源之

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    2017年05月20日
  • シグルイ 11

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    画策 よう擁する こうし後嗣として寵愛された驕児きょうじ 得体の知れぬ不満 雪千代の介錯は首の皮一枚を残す見事な業前であった きゃつ彼奴は天稟てんぴんの才 上意 こそばゆい 千加さまは…男子おのこ… 屈木頑之助 不憫 その特異な重心により容易に転倒を招いた 家畜以下の生物 兜投げ 可憐なる抗議 舟木流は合戦の武功で成り上がった家故のう 美丈夫 夜這い 巨大な頭部を起点に背と首の筋肉で跳ね上がる天地逆転の斬法! みたか蝦蟇剣法 馬廻役笹原修三郎 権八郎の恐るべき嗅覚は千加の美しい内臓を見透かし未通女であることを看破した 目眩を催す毒臭に権八郎は顔を覆った 相手の得意手は戦う前に奪う!蝦蟇剣法とは

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    2017年05月16日
  • シグルイ 4

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    ほのかな思慕を胸に秘め 峻別 許婚 領主の思召 粗相のなきよう 生命存続の危機に際した時人間は本能的にそれを回避する方法を記憶の中から探し出そうとするそれが死ぬ間際に見る記憶の走馬灯の真相である 将軍家光の実弟徳川忠長 人目なくば斬り剥ぎも日常茶飯事という不逞の輩である 侠客 鉄扇 牢人者 京で吉岡を倒した武蔵みてえにか 田舎剣法ならぬいかれ剣法てか! 麒麟児 前髪 蕾見してみいや 中目録の腕前 水月=みぞおち 涼‼︎でかした! 笑うという行為は本来攻撃的なものであり獣が牙を剥く行為が原点である 陥没 脳挫傷 肺破裂 顎部が咽頭に詰まり窒息死 頸椎骨折 野良犬相手に表道具は用いぬ 掛川に竜が潜

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    2017年04月25日
  • シグルイ 3

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    不退転の血戦 双竜 天賦の剣才 栄達を夢見る 異常なる鍛錬 より優れた「種」 妄執に囚われ 跡目 今や三重の純情思慕をも手中に収め、伊良子は甘美な順風に酔いさらに膨らむおのが野望に身を焦がすばかり。 不義密通が発覚 憤怒の炎が渦巻き いくの乳首を噛み食す牛股権左衛門 真珠のように白い胸椎 瞬またたき 野心がモルヒネのように激痛を麻痺させているのだ 猫科動物が爪を立てるが如き異様な掴み 藤木…お前は這え俺は翔ぶ 罌粟の実よりこしらえし妙薬… 春の淡雪の如く 悪根を焼き断つ 太閤殿下の御指もその方と同じ数であるぞ汝はそれを見苦しいと申すか 柳生宗矩 慟哭 終焉 新たな怪物の産声… この日生まれ出で

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    2017年04月24日
  • シグルイ 2

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    菊川の里 介抱 一陣の風 丸石=夜泣石 船木道場の兵馬数馬はその日も同時に達した 男娼 安堵 酒と色に溺れた後は汚れを落とす意味で日坂宿に程近い比乃坂神社に参拝してから帰宅するのが常であった もののふ武士の作法ならい 金剛力士 兜割り 己おれの方が速い 相討ちでは困るのだ その間合いに入ることは死を意味していた 虎眼流に「流れ」と呼ばれる特殊な''握り''がある! 精妙なる握力の調節 秘伝 異変 最少の斬撃で斃す 三寸切り込めば人は死ぬのだ 伊良子ゆすげ 粟ヶ岳松葉の滝 木造家屋の密集する当時の宿場町 陰嚢いんのう 触らぬ''いく&#

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    2017年04月23日