碧風羽のレビュー一覧
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一応転生ものの体裁だが
一応転生ものの体裁をとっているが話の内容は小領主経営もの。
一応実在の人物でしかも要衝に位置しながらさほど有名でなく資料も多くは残っていない朽木という小さい領主を主人公に選んだことに感心した。
要衝に位置するということは、足利将軍家をはじめ様々の有名武将を自然に取り上げることができ、資料が多くは残っていないということは自由に筆が振るえるということになる。なかなかのこだわりで面白かった。 -
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必読の外伝集
販路毎に特典としてつけられたSSが15話集められている
Bookliveでの配本に付けられていないものが大半なので是非とも手に取って欲しい
本編では触れられなかった人物像や舞台裏が開陳される
特に、主人公との確執で六角家を没落させた義治に係る逸話が多くあるので、観音寺崩れの詳細を追う事が出来る
主人公の一世代前の五人の人物を扱った老雄シリーズは、主人公生誕から九州征伐にまで係る話題なので、本編が足踏みしている今こそ目を通しておくことを勧めたい -
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まさに痛快
淡海乃海シリーズと同じく、主人公の痛快な活躍が楽しめます。前世の歴史知識を活用した考察の鋭さもそうですが、何より主人公の覚悟完了ぶりが凄まじい。本編とは異なり知略のみでどこまで乱世を渡り歩いてゆくか、続きが楽しみです。
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ワクワクします
どんな結末になるのか、早く先が読みたい。どんな切っ掛けで家が滅ぶか分からない時代の緊張感が伝わって、当時の人達に同情してしまいます。登場人物が多くて覚えきれないし、そろそろ参考書がわりにコミカライズ版でも読んでみようかな。
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主人公が腹黒(良い意味で)
五十過ぎのおっさんが戦国時代に転生。清酒や椎茸栽培、歴史などの知識チートはありますが、それよりも生来の戦略的思考で領地を大きく豊かにしていくのが面白い。主人公はまだ幼いですが、思考がふてぶてしいというか腹黒いので頼もしいです。
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原作ノベル版と相互補完的な作品
原作派の方々にも是非お勧めしたい作品です
一般的に原作付きコミカライズは、原作のダイジェストに留まる事が多いです
しかし、壮大な群像スペクタクルの原作に対して、本作では原作では描写されなかった登場人物の内面的な心情が女性作家らしく細やかに描写がされています
特に、御方様に関連する心情描写は秀逸です
また、コミカライズ版のみ読者の方(少ないでしょうが)には、背景情報としての原作を一読される事をお勧めします
原作ノベルとコミカライズ版は、相互補完的な作品で両方を合わせて読む事をお勧めします
余談になりますが、次巻で氣比雪乃様の登場が如何様にコミカライズ版で扱われるのか楽しみにしてい -
ネタバレ 購入済み
表紙だけすごい
柔らかな線でキャラクターの心情を描きつつ、原作のストーリーにも一切の手抜きがない!観音寺騒動に至る流れを書ききった原作者の頭の良さもさることながら、右衛門督のスポットの当て方が神がかってる本作!!元服前の髪型になるの解釈美しすぎて泣いちゃう。
原作に書かれなかった心理描写がかかれてるのは漫画だけ!!!是非ともオススメです! -
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こういうのもありだな
本編とは違うifモノだけど、内容は勝るとも劣らない出来。相当気合入って書かれたのでしょう。今回、あまり馴染みがない公家が舞台でとても新鮮で面白かったです。ただ源氏物語やヒカルの碁くらいの知識しか無いので、用語が難しいのが難点。特に漢字は辛い、、、 電子書籍だとGoogle検索がすぐ出来るので、ある意味電子書籍で読むべき本かも(笑)
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好きです!
小説との違いを比べるのが楽しいです。(流れは特に違いはありません。ただ、戦の描写がなく文字での説明で終わります。)
今回も書き下ろし小話が入っていて嬉しいのとマンガでもちょっとしたシーンが入っていてわくわくしました。
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面白いけど…
web連載から追いかけてコミックス化も購入しました!話として歴史好きな人にとっては面白い話となると思いますが、やっぱりコミックスだと端折った部分があることも否めないです。
それでも充分楽しめるマンガではないでしょうか。
私としては書き下ろしの小話を読めただけで満足です。 -
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嫡男の成長に期待大
なろうの連載よりも、他者視点のエピソードが追加されていて、主人公の底知れない大物ぶりが強調されています。
見所は主人公の嫡男です。偉大な父親に何とか追い付こうと懸命で、つい応援したくなります。成長が楽しみ。
着実に天下統一が近づいてきて、ワクワクが止まらない。
新刊購入が止まらない。 -
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戦国時代の知識は大雑把にしかないので、このシリーズは史実に詳しければもっと思うところも多かったろうなと思いながら読んでいます。それでも充分楽しめますが。信長が気の毒なことになって、家康の怖さがじわじわ増してきました。家康がどこまで朽木に抗ってくるのか楽しみでもあります。今回、近年にわかに北条氏好きになった者としてはちょっと嬉しい展開でした。