鬼澤忍のレビュー一覧
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Googleの人事役員の方が書かれた本です。素晴らしい企業文化でした。こんな会社で働きたい!と思うほど、羨ましい限りです。是非、企業の役職のある方には読んで欲しいです。Posted by ブクログ
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Googleの文化がいかに試行錯誤の上で成り立ってきたか、失敗と成功例と共に説明されていてよく分かった。
自分の働く会社との意識の雲泥の差を感じた。。Posted by ブクログ -
【感想】
われわれはなぜ転売ヤーを疎ましく思うのだろうか?
転売ヤーへの批判は、主に次の2通りに分けられる。
1つ目は、転売を挟むことで価格がつり上がり、供給者から転売ヤーに利潤が吸い上げられているという批判。2つ目は、転売によって本当に欲しい人に品物が届かなくなるという批判だ。
しかし、この2...続きを読むPosted by ブクログ -
創造性を引き出すためにオープンを原則とし、全社を巻き込みながら実験的な取り組みや必要な議論を行いつつ、よりより環境を構築していった過程を赤裸々に記してある。
今ある会社を変えるには相当に力がいるだろうが、これから会社を作るという人は優秀でミッションビジョン価値観に共感する人を集め、初めからこのような...続きを読むPosted by ブクログ -
一言でいうなら、大著である。それだけに読む者にもそれなりの労力が求められる。
本書は、古代からの人類の悠久の歴史が、持てる者と持たざる者の不平等の歴史であること、両者の格差は拡大と縮小を繰り返してきたことを実証していく。そして、格差が是正され、平等化に近づくのは、常に暴力的事象の後であることを指摘...続きを読むPosted by ブクログ -
2012年の作品。「これからの正義の話をしよう」が大ベストセラーになった、サンデル教授の1冊。こちらも面白いですね。
行きすぎた市場主義。本来は道徳的に、社会規範的に取引の対象になってはいけないはずの物事にまで、市場主義の影響が及ぶ。取引可能な汚染許可証、貴重な野生動物の狩猟権、血液や臓器の売買、...続きを読むPosted by ブクログ -
1.最近になってますますお金の重要性が増してきた現代ですが、豊かな人ほど「お金は必要ない」と言っています。なぜここまで貧富の差が激しくなったのか、なぜお金が人の心を惑わせてしまうのかが気になったからです。
2.市場主義が浸透し、すべてが市場原理に委ねられ始めた昨今ですが、それに伴って大きな問題が2...続きを読むPosted by ブクログ -
Googleの人事部が明かすさまざまな社員への制度や処遇について明かされている。如何に働きたくなるような会社であり続けるための工夫や他では見られないような制度の導入に驚かされた。Posted by ブクログ
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Googleがいかに人を大事にし、課題に対して対処を行なっていったのかがよくわかりました。
良い職場環境を作ろうと試行錯誤しており、リスクを恐れずに常にチャレンジをしているところが印象的でした。
一方で普通の日本企業であれば反発を恐れてここまでの改革を常に行うことは無理なんだろうな、と深く感じました...続きを読むPosted by ブクログ -
お金で買えることと、買っても良いということは違う。何が良くて何が良くないのか、それぞれ自分自身で考えて生きていかなければならない。Posted by ブクログ
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過去では、大量に人が死ぬことで平等化されてきたんだよ、という話。
富裕層に余剰の資産があるのが常で、有事にはその余剰が没収され貧困層に再分配される、という極めてシンプルな市場原理を、4つのパターン(戦争、革命、崩壊、疫病)に分けて50個くらいの事例を用いて解説している。経済書と言うより歴史書。
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リーダにはより毅然とした態度が求められる、不安や失敗に直面しても自分の原則に忠実でありつづけ、組織に対する攻撃の盾となる人が、その言葉と言動で、組織の魂を形づくる、そのような組織に人々は加わりたいと思うだろうPosted by ブクログ
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ゾンビ映画好きなら必読。
と言いたいが、内容は結構真面目に巫山戯ている。
ゾンビという架空の存在に対して無理矢理脳科学でその仕組みを解明していこうとする。
例えて言うなら空想科学読本が最も近いだろうか。
考察の道具となっている脳科学に関しての記述は
いたって真面目。
リアルな学者がリアルな学問で空想...続きを読むPosted by ブクログ -
組織としても個人としても向き合うべきテーマだと思う。
まだ途中だが、お金を払う事で様々な事が腐敗していくという点は、共感する。Posted by ブクログ -
・注釈なども入れたら800Pほどの大作.事例紹介が多くてかなり読み飛ばせるが.
・不平等の発生は資本が蓄積可能になっていることが前提(狩猟採取から農耕牧畜型の生活にシフト)
・それは経済発展と権力者による搾取的行為により拡大した.
・その解消には「暴力的衝動」が必要不可欠だったと歴史が語ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトル通り、世の中にこれをお金で買うものなのか?何が問題なのか?
考えさせられる。
需要と供給という経済観点だけで片付かないことが多すぎる…Posted by ブクログ -
値段がつかない、つけられないものにも広告や先物としての価値を見出だし、間接的に値付けされ始めている現実を問う。
「ランナーがホームイン。セーフです。
安全と安心の、ニューヨーク・ライフ」
興ざめしてしまう中継中の広告が、当たり前と感じる世界になるのか。Posted by ブクログ -
正義と正義は対立する
正義についてのミニ論文を書くことになり、中学三年の頃に読んだ本。
今でも記憶に残っているのは、暴走列車の話である。5人を救うために1人を救うという数の原理が、状況によって異なるという話だ。一方では正しい原理でも状況が違えば、間違っている。正義とは、一言では表せないと感じさせられ...続きを読むPosted by ブクログ -
統計的アプローチが人事という職務において必須であることがよくわかる一冊。
理想ではある、が、日本企業がこの水準に至るにはとてつもないハードルがあるだろうな…Posted by ブクログ -
お金で買えるものは何か、お金で買うべきでないものはあるか、あるとすればそれを決めるのは何か、そんなお話。
世界では突拍子もないものに値段がついている。驚くような例がたくさん出てきた。
一番印象に残っているのは、「薬物中毒の女性が不妊手術か長期の避妊処置を受ければ、300ドルの現金を与える」という慈...続きを読むPosted by ブクログ