岡田淳のレビュー一覧

  • アチチの小鬼

    Posted by ブクログ

    「願いのかなうまがり角」の第3弾。ややマンネリ感が否めませんが、「サキザキくんの特技」は面白かったです。声に出してテンポ良く読もう!

    0
    2022年05月18日
  • そこから逃げだす魔法のことば

    Posted by ブクログ

    「願いのかなうまがり角」がおもしろくてこちらも読みました。もうこっちになると、おじいちゃんの作り話感があるのですが、孫のつっこみがいい具合に入って、おもしろかったです。

    0
    2022年03月09日
  • 二分間の冒険(文庫)

    Posted by ブクログ

    子どもの頃に読んでいたら、もっと評価は高かったと思う。大人になってから読むと、先が読めてしまう…。

    岡田淳の「選ばなかった冒険」と大筋は同じで、異世界に引き込まれた子どもが冒険を通して成長する物語である。本書も面白かったけど、私には「選ばなかった冒険」の方が印象に残った。

    ※以下「選ばなかった冒険」のネタバレを若干含む

    「選ばなかった冒険」では主人公が男女2人いて、どちらの心情も描かれている。脇役も、取るに足らない存在であることに劣等感を持っていたり、現状を何とかしたいと努力をしていたりする。また、主人公自身も実は作中ゲームの中で「脇役」の1人だったりする。
    視点が固定されておらず、色々

    0
    2022年01月12日
  • 竜退治の騎士になる方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岡田さんの本で、一番タイトルが気になっていた本。
    相変わらず無駄のない文で、話がさくさく進む。
    ゆうきが女の子だというところ、すごくいい仕掛けだと思った。
    岡田さんの他の本と違って、関西弁が全開だ、と驚いたけど、ジェラルド登場で納得。名乗りのシーンで本当に笑ってしまった。そしてトイレのスリッパでまた笑った。
    高学年になるにつれて、変化していく子供の心を本人たちがうまく飲み込んでいく様子に優しい気持ちになれる。
    劇団の人だった、胡椒のビンという仕組みも面白い。
    ラスト、大人になってからの話は蛇足な気もする。私が大人だからそう感じるのかもしれないけど。

    0
    2021年03月12日
  • ふしぎの時間割

    Posted by ブクログ

    去年からハマっている、岡田さんの本。
    その中でも人気が高いらしい本書をワクワクしながら読んだ。
    一編ごとには無関係な小学校の1日をテーマにした短編集。
    時間が下がるに連れて、登場人物の学年も上がり、最後はベテランの女性教師ともっと年上の警備員さんまで登場する。
    学校は子供たちと先生だけではない。給食のおばさんもいれば、警備員さんもいる。
    学校のなかでも、教室以外に、運動場の人気のない百葉箱とか、階段(岡田さん、階段好きだなー)、理科室、いろんな場所が存在する。
    学校ってこんな場所だ、というのが満遍なく描かれていて、どんな人が読んでもどこかに自分の居場所を感じられるような巧い作品だった。

    読ん

    0
    2021年02月20日
  • 二分間の冒険(文庫)

    Posted by ブクログ

    6年生の読書感想文に。面白かった。私は子供のころからファンタジーが好きだったので、自分が子供の頃に読みたかったなあ。息子はちょっと怖かったみたいで、別の本で読書感想文を書いてました。

    0
    2020年11月21日
  • きかせたがりやの魔女

    Posted by ブクログ


    岡田淳ワールド全開で相変わらず学校を舞台にしたちょっとふしぎな話は素敵。


    惜しむらくは岡田淳本人がイラスト描いてないところかな。この人の物語はこの人の絵があって余計に雰囲気を作るから独特の世界観があって好きやのに、ちょっと挿し絵がポップ過ぎるから個人的にはかなり魅力が削がれてると思った。

    魔女についても「年配の」とか「おばあさんと呼び掛けるか迷った」とあるのに挿し絵は明らかに若いしスマート過ぎる感じ。

    0
    2020年08月13日
  • 二分間の冒険(文庫)

    Posted by ブクログ

    身近にあるドキドキを再確認されてくれる学生のSF冒険小説。

    話は全体的に子供っぽいがそれが良い味を出している。

    小学生中学年から中学生、もしくは子供心を思い出したい大人におすすめ。

    0
    2020年01月20日
  • きかせたがりやの魔女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たいていの小学校には魔女や魔法使いがいるらしい。・・・とは、ぼくがある魔女に聞いた話だ。
    これは20年以上前、ぼくが小学生だった時に出会った魔女に聞いた、魔女と魔法使いの6つの話だ。

    小学五年生の1学期、ぼくは魔女に出会った。忘れ物を取りに帰って、一人急いで図工室に向かっている時だ。つばが広くて先が尖った黒い帽子、黒っぽい服、真っ赤な口紅、青いアイシャドウ・・・のどう見ても魔女の格好をしている年配の人が、両手のひらをぼくに見せるようにしてうなずいた。
    「わかっている。あんたはいそいでる。でもいそがなくてもだいじょうぶ。わたしといっしょにいる間、[学校の時間]はとまっているから。」
    しゃべるク

    0
    2018年05月28日
  • きかせたがりやの魔女

    Posted by ブクログ

    たいていの小学校には、魔女か魔法使いがいる。
    「踊り場の魔女」
    「はずかしがりやの魔女」
    「ひげの魔女」
    「タワシの魔女」
    「しおりの魔法使い」
    「きかせたがりやの魔女」。
    うん、「踊り場の魔女」が好きかなあ。
    いやあしかし、きかせたがりやって、ストーリーテリングのことだったのか。

    0
    2016年11月21日
  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    びりっかすの神さまに会いたいがために、クラスでどんどんびりになる、というはなし。くたびれた神さまが意外。

    0
    2016年06月24日
  • 放課後の時間割

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    偶然助けた学校ねずみから彼に語り継がれた物語を毎週月曜日の放課後にきくことになります。
    ちょっと不思議なお話はどれも面白いです。

    0
    2015年09月01日
  • 竜退治の騎士になる方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    信じてなかった子がだんだん本当って分かってくるのが面白かった。
    騎士の自己紹介がスゲえ面白いんだよ。
    これさ、読んでると僕の近くにもいるんじゃないかって考えちゃって、ちょっとこわい。S10

    Sが「こそあどの森」を読破したのに気をよくして、岡田淳パンデミック。
    この長さならMに読み聞かせてもよいかも。
    家族で語れる本になりそう。

    保育園から一緒に育った優樹といつの間にか話すこともなくなったある日、バッタリ出会ったことで学校に二人で忍び込むことになる。そんな教室で二人がであったのはドラゴンと戦う騎士だった。

    竜に騎士ときたらどこかに旅立つのでは、と思っていたら全くちがってビックリ。
    でも、私

    0
    2015年06月16日
  • そこから逃げだす魔法のことば

    Posted by ブクログ

    タイトルだけを見ると自己啓発本みたいだが中身は全くの別物。おじいちゃんの話がすごく面白い。あと、関西地方の方言(関西のどの都府県かは不明)が心地よい。おじいちゃんによって優しく、面白く語られる物語は大人の私でも楽しめる。

    0
    2014年06月23日
  • 学校ウサギをつかまえろ

    Posted by ブクログ

    学校ウサギだと思っていたが、実は・・・とか、謎の美少女の正体は・・・とか、マジックがあるかと思ったけど、特になし。
    子どもの友情物語。
    文章で状況が読みとれない子どもにも挿絵が説明してくれる親切設計。
    登場人物は4年生だが、読むのは2,3年生でも大丈夫な感じ。
    いい作品だとは思うが、岡田淳マジックを期待する子にはちょっと物足りないかなあ。

    0
    2013年11月13日
  • 小学校の秘密の通路

    Posted by ブクログ

    桜若葉小学校のクスノキに開いた大きな穴。そこは、別の世界への秘密の通路。通路を通って行き来する探偵レオンと、小学校の生徒たちとのちょっと不思議なお話。

    岡田淳らしい不思議ワールド。挿絵も岡田淳。

    0
    2013年11月08日
  • フングリコングリ 図工室のおはなし会

    Posted by ブクログ

    『放課後の時間割』が面白かったので、期待して読んだけど、それほどでもなかった。
    悪くはないけど、これを初めて読んだら、岡田淳をもっと読みたいとは思わないだろう。
    まあ時間が空いてたら読んでもいい、くらいの本。

    0
    2013年10月11日
  • 願いのかなうまがり角

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんの不思議な話をきく孫。

    なんだかおじいちゃんに担がれている気もするけど、おじいちゃんの話には夢があってもっと聞きたいと思わせるものがある。

    孫とのやり取りも微笑ましくて楽しい。

    0
    2013年10月09日
  • びりっかすの神さま

    Posted by ブクログ

    クラスがだんだんまとまっていく過程が面白かった。

    「びりになる」と言っても、テストを白紙のままで出すのではなく、
    だんだん点数が上がっていく方法を考えられたのが凄い。
    テスト中は、答えではなく問題の解き方を教える。
    勉強が苦手な子には、授業中や休み時間に教えてあげる。
    子供同士の会話なら声に出せばいいものを
    びりっかすさんも会話に入れるように心の声で話す。
    ちゃんと良い方を選択できる“賢い”子たちです。

    順位じゃない、頑張ることが大切。
    私の場合、言い訳や自分への甘えとしてこの言葉を使ってしまいがちだったことに気付いて
    ハッとさせられました…。

    0
    2013年09月03日
  • 選ばなかった冒険

    Posted by ブクログ

    小学生の頃大好きだった岡田淳先生の小説。
    俺は普段作家のことを先生付けで呼ぶことはないけど、岡田淳先生だけは別。ってのも、岡田淳先生は、西宮市の小学校で図工の教員をやっているのだ。岡田淳先生の本を読み漁っていた小学低学年の俺は、母親を利用して実際に岡田淳先生に会いサインをもらうなどしていた(自慢)。

    でまぁ、この『選ばなかった冒険』ですよ。
    ひさしぶりに読んだけど、面白い。

    小学六年生のあかりと学は、ひょんなことから異世界へと入り込んでしまう。そこは、RPGを模したゲームの世界だった。

    小学校の廊下がそのままRPG(おそらくウィザードリィをモチーフにしている)のダンジョンになり、銃を持っ

    0
    2012年06月04日