感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年03月29日
大人になって忘れているだけで、
実はいろんなふしぎを自分もあの頃は体験してきたのかもしれないなと、ふと、思った。
忘れているだけで。
だから、読みながら、なんだか懐かしい気持ちがしたのかな。
小学校を舞台にしていて1時間目から6時間目まであるのですが、色んなお話があって、とても面白いし飽きないと思います!
だんだん不思議な世界に引き込まれていく感じがします。
Posted by ブクログ 2014年03月28日
岡田淳を人に勧める場合、ゲームと長編が好きな人には『選ばなかった冒険』を、その他の人にはこれを勧める。岡田淳のさまざまな魅力が、一冊にバランス良く詰まっていると感じる。作・絵、が同一人物である魅力をも感じて欲しい。
Posted by ブクログ 2013年07月09日
登校から始まり1時間目から6時間目、そして放課後へと続く小学校を舞台にした少し不思議な物語。喋る猫、不思議な消しゴムをくれたヤモリ、思い通りになる力を得た子、夢見る力を奪う闇などなど日常からふっと浮揚して不思議な世界へと連れて行く筆遣いが素敵です。
また登場する子らも、わんぱくな子、内気な子、空想好...続きを読むきな子、真面目な子、他のこと一緒に行動するのが苦手な子、いろいろな子が出てきます。そしてそのひとりひとりを受け止める温かい眼差しを文中に感じるのです。それは恐らく作者の眼差しなのでしょう。作者自身による挿絵も小学校の雑多であり温かく楽しい感じが詰まっていて素敵です。
Posted by ブクログ 2012年12月16日
私が読書を好きになったきっかけの本。短編集で、当時小学生だった私でもすらすら読めたことを覚えています。収録されているお話の中でも特に「消しゴムころりん」が大好きで、当時主人公・さおりの真似をして消しゴムをわざと丸く削れるように使っていました。どのお話も、現実とファンタジーを継ぎ目がわからないように縫...続きを読むい合わせてあって、もしかしたらこんなふしぎで素敵な出来事がいつか自分にも起きるんじゃないか。ついそう思ってしまう、読んでいてとてもわくわくする本です。
Posted by ブクログ 2012年10月11日
現在22の自分ですが、小学生の頃に何度も読んだだけあって大好きな一冊です。小学生時代から何年経っても、あの図書室で読んだのをたまに思い出します。
Posted by ブクログ 2012年08月31日
気付くと何か月かに一回必ず読んでいます。
読むだけで自分もその時間を共有しているような、
匂いとか雰囲気とかチャイムの音を体感できる本。
挿絵も岡田さんが描かれていて、それがとても丁寧で細かい所まで描写されているので、「あぁそういえば教室の中はこんなんだったなぁ」とか「先生の机の上にこんなのあっ...続きを読むたなぁ」とか思い出されます。
先生だっただけあって、本当に細かい所まで見ているんだなぁと。
私が一番好きなのは「カレーライス三ばい」。
大好きだった学校のカレーライスを思い出すからです(笑)
これからもそばにおいておきたいし、我が子にも読み聞かせたい一冊です。
Posted by ブクログ 2012年08月12日
小学生のころ何度も読んだ本。
なにげない日常のなかで起こる不思議なできごとが、読んでいると実際に起こるような気がして楽しい!
『ピータイルねこ』『消しゴムころりん』がとても好き。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
~09/06/26
ゼミで研究させて頂いたので改めて読んでみましたが、大好きな一冊です。
小学生の時にも読んだ記憶が残っています。当時もそれだけ印象深かったのだと思いますが、大きくなってから読んでも素晴らしい。文・絵ともに岡田さんが書いていらっしゃるのもすごいです。
学校はちょっと不思議で素敵な出来...続きを読む事に溢れています。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
小学生か中学生のときに学校の図書室に置いてあって。一度読んで全然忘れられなくなってしまった。目をあけてはいけないお話のインパクトがすごかった。
Posted by ブクログ 2021年07月18日
岡田淳さんのお話、どれも好きですが、大人が主人公の物語もあって、懐かしい気持ちにさせてくれます。
いくつかの小学校の それぞれの季節 それぞれの時間のお話
個人的には『消しゴムころりん』が微笑ましくて好きです。
Posted by ブクログ 2015年05月11日
子供じゃないんだから、こんな子供が読む本なんて…。
いやいや、そんな僕たちも子供だった。
だからこそこんな出会いが楽しいんだ。
こういう本は心がにんまり笑っちゃう。
小学生の頃を思い出しながら、35歳春。
春心にぴったりなほんわり暖かい本。
Posted by ブクログ 2014年05月31日
これまで岡田淳さんの作品は抵抗があったのですが、
教科書に載っている「ピータイルねこ」がよかったので読んでみました。
子どもたちの描写がとても自然で、「こういうことあったな」と
自分の小学生時代がふいに懐かしく感じられました。
Posted by ブクログ 2010年11月08日
岡田作品の短編集は、読みやすくて大好き!
特にお気に入りは、1時間目のピータイルねこ♪
6時間目の夢みる力は、ホラーだよ。こわいよ。
小学校が舞台だから、子ども受け良さそうだよね。
Posted by ブクログ 2021年02月20日
去年からハマっている、岡田さんの本。
その中でも人気が高いらしい本書をワクワクしながら読んだ。
一編ごとには無関係な小学校の1日をテーマにした短編集。
時間が下がるに連れて、登場人物の学年も上がり、最後はベテランの女性教師ともっと年上の警備員さんまで登場する。
学校は子供たちと先生だけではない。給食...続きを読むのおばさんもいれば、警備員さんもいる。
学校のなかでも、教室以外に、運動場の人気のない百葉箱とか、階段(岡田さん、階段好きだなー)、理科室、いろんな場所が存在する。
学校ってこんな場所だ、というのが満遍なく描かれていて、どんな人が読んでもどこかに自分の居場所を感じられるような巧い作品だった。
読んでいて胸が痛かったのは、五時間目の石ころと、夜の掃除用具戸棚。どっちも発達凹凸の話だと感じてしまった。
人気の高い六時間目の夢見る力。めちゃくちゃ怖いと思ったよ。これがお芝居になっているらしいけど、子供の時に見たらトラウマになりそうだ。
印象的なのは、放課後のもう一度走ってみたい。余韻が素晴らしい。
有名なピータイルねこ、ですが、ピータイルというものを全然知らなくてggってみて、ようやくちょっとわかった。
それにしても、小学校って、なんて、いろんな感情を内包する場所なんだろう。
大きな入れ物であることを改めて感じさせられた。
一番最後に全ての登場人物が歩いていく一枚絵がとても良かった。