坂本光司のレビュー一覧
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様々な価値観があると思うけど、著者がいいと思うことをストレートに伝えていて、素直にいい話だと感じた。
各社の物語には他人を想う気持ちがあるねぇ。会社を通してその想いを体現している。物語は第三者視点ではあるけど、自然と感動して涙が出てきた。
私は弱者は救済すべきだ、という正論を価値観として押し付けるのは変だなと思う。ただし、本当に心から想ってそれを体現している人は、一つの生き方としてとても美しいし、尊敬する。
平和で豊かな社会だからこそ、人は幸せに豊かに生きられたら素晴らしくて、その幸せと豊かさの本質をどう捉えるか、自分自身が本心からその本質に向き合って体現することができれば、本当に幸せと豊かさを実感することになるんだろうなぁ。 -
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増補改訂版 いい人財が集まる会社の採用の思考法
著:酒井 利昌
監:坂本 光司
よい人を採用するには、どうすればいいのか
面接を行う際に、よい人を本当に見分けられるのか
そんな思いで、本書を手にとりました
採用は、企業の重大事、採用ができないと、成長はストップし、衰退することも想定しなければならない
・付加価値を生み出す「いい人財」を採用しないと意味がない
・採用がうまくいっていないのは、採用を一所懸命にやっていない
・採用は、競争であり、勝ち負けである
・間違えた人を採用したら、どんなに教育してもムリなものはムリ
採用という行為を、ブレークダウンして語ってくれる書でした
気になったのは、以下です。
・人がとれないと、人手不足倒産してしまう。
・企業は採用を真剣に考えなければならない
→自社には、どのような人財が本当に必要なのか?
→そのような人財に入社してもらうために、どのようなプロセスが最適なのか?
・採用は失敗してはならない
→お互いに傷だけが残る
→採用は、その人の人生を左右する行いです。責任を伴う行いです
・いい素材をいかに見抜き、確保するか
・採用とは、特定の人財の争奪戦である。限られたパイの奪い合いだから
・採用を、購買行動における心理プロセスに置き換えてみる
AIDMA
A:知る⇒I:興味をもつ⇒D:ほしいと感じる⇒M:記憶する⇒A:購入する
A:自社をどう知ってもらうか
I:自社にどう興味を持ってもらえるのか
D:どのようにしたら、自社に応募してもらえるのか
M:どうしたら、他社ではなく、自社に入りたいと動機付けられるのか
A:どうしたら、自社への入社を決断してくれるのか
・採用活動に必要な精神は、ギブ・アンド・ギブ、だ
企業の社会的責任を果たすのが、採用活動
採用する側の企業は、採用活動を通じて、若者の成長に貢献している
・いい採用ができない5つの理由
①片手間でやっている
費やしている時間の違い、年がら年中採用のことを考えている人間がいる
採用の仕組み、プロセスを見直しつづけていますか
採用のスキルをアップしていますか
②他責にする
他責にした瞬間に思考はとまる、成長も止まる
③相手をしらない
あるべき姿を知る、現状を知る、ギャップをとらえる、期限を知る
情報は待っていても入ってこない
④採用マーケットをしらない
一次情報(事実)をもとに、二次情報(仮説)を持って、仕事をする
⑤計画性がない
採用のPDCAを回す
→採用活動は、営業、マーケティング活動そのもの
・やっていないこと
①どんな人を採用するか、を決めていない
→採用基準、採用する人を間違えている
②採用基準をさげてはいけない
→サービスの質をさげてもいいのか、採用後の育成費用が発生する
→育成する覚悟、待つ覚悟、芽がでない覚悟、をもっているのなら、さげてもいい
③誰をバスにのせるか
→この人なら大丈夫と信頼できる、情熱があり資質もある、どんなことがあっても一緒にやっていける
→採用基準を明確に設定し絶対にぶれない、基準に満たない人財を絶対に採用しない
④「人財」ではなく、「人手」の採用になっていませんか
→追い込まれる前、余裕のあるときに採用活動を始める、常にいい人財はいなかと探し続ける
・いい人財を見抜く基準
①採用基準をさげてはいけないが、盛り込みすぎてもいけない
→完璧な人財など存在しない
②楽天的・後天的、価値観
→コミュニケーション能力は、入社後に教育できるので、採用時には必要がない
→比較的簡単にキャッチアップできるもの:やり切る力、顧客対応力、組織計画力、当事者能力、対人スキル
→時間がかかるがキャッチアップ可能:コミット意識、仮説立案力、長期的思考、問題発見力、優先度設定
→伸ばすのがむずかしい:問いのない答えを探す、複雑な情報や問題を分析する、新しいアイデアを生み出す、概念を構造化する、誠実で正直な態度を取る、自信に満ちた態度・行動、リーダの右腕になる、活動的エネルギッシュ、野心がある、困難に立ち向かう
③絶対に外せない採用基準
→価値観にある人を採用する、共通の目的、価値観を掲げ、これに共感する人を集めること
・採用計画
①WHY:何のために採用するのか:採用目的の言語化
②WHO:どんな人を採用するのか:採用人物像の言語化
③WHAT:提供できる価値は:入社するベネフィットの言語化
④WHEN:いつ伝えるのか:動機付け&見極めプロセスの設計
⑤HOW:どうやって伝えるのか:募集手段の選定
・採用活動は、候補者にとってどんなことを行う活動
①候補者を集める
②候補者を見極める
③候補者を動機づける
・問題は、募集手段(メディア)ではないのです→問題は、情報の中身(コンテンツ)です
・要件の優先順序づけ ⇒①価値観、②スキル(顕在)、③スキル(潜在)
・情報の非対称性:情報を開示することは企業側の責任です
情報量の不均衡をなくし、求職者に正しく判断してもらえるように努めるのが企業側のあたりまえのスタンスです
・ご縁がなくても、受けてよかったと思わせる
・メッセージに一貫性がなければなりません。求人票に書いていることと、実際とがずれていると信用してもらえない
・メラビアンの法則
視覚情報 55%:見た目、しぐさ、表情、視線
聴覚情報 38%:声の質、大きさ、話す速さ、口調
言語情報 7%:言葉の意味、会話の内容
・採用戦略
①認知:御社を知らないから募集がこない
②人数、期限:目標には期限が必須
③シナリオ:採用パイプライン
説明会に120名→一次選考に100名→最終選考30名→内定通知20名→採用10名
・即効性があるのは、トップセールスを採用担当者にする
・求職者が知りたい情報とは
①社風
②社長や社員の熱意
③現場の雰囲気
一方通行ではなく、双方向にいコミュニケーションを行う場
・面接の流れ
①アイスブレイク
②面接官の自己紹介
③質問
④会社説明
⑤見極める
・面接での心掛け
①一問一答式の面接はしない ⇒自然なコミュニケーション
②質問の時は、面接シートに目を落とさない
③共感:どんな回答でも、いったん必ず受け入れる
④答えやすい質問から入り、それを受けた回答から掘り下げていく
・採用活動が行き詰まったら
①問題はどこにあるのか
②その問題の原因はなにか
③ではどうすればいいのか
・採用とは、人を幸せにすることです
間違った採用とは、人を幸せにできない採用です
採用したからんは、絶対に幸せにするんだ、という決意が必要です
もくじ
はじめに
第1章 採用をなめてはいけない
第2章 いい採用ができない会社の5つの理由
第3章 いい採用を実現させるために案外やっていないこと
第4章 採用戦略を5ステップで立てる
第5章 いい採用を実現させる具体的なステップ
おわりに
ISBN:9784866802466
出版社:フォレスト出版
判型:4-6
ページ数:470ページ
定価:2200円(本体)
2023年10月20日初版発行
2024年09月24日2刷発行 -
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ネタバレ要約
・経営とは?
→5人に対する使命と責任を果たすこと
5人とは?
1. 社員と家族
2. 下儲けや外注企業等の顧客
3. 顧客
4. 地域社会や地域住民
5. 株主
社員やその家族の幸福が第一、そのために会社を継続させることが重要
本書の大切にしたい企業とは日本や業界を牽引するような大規模な企業ではなく、上の5人に対して使命と責任を遂行し、業績を伸ばしている企業を指す
おすすめの人や他の本
・CS(顧客満足)やES(従業員満足)を初めて学ぶ人にとてもお勧めできる本だと思います。
・内容的には経営者よりもその下の管理職や平社員向けであると思います。
本書を読んでそれを社内で共有できたりするといいかもしれないですね。
・セットで星野リゾートに関する本や、よりCSについて具体的に書いてある本も読むことで深く理解できるのではないでしょうか。
個人的には「一分間顧客サービス」がお勧めです(新版では星野さんが監修してます!)
感想 (長いよ!!時間があるときにね)
本書を読む前は企業が利益を伸ばし成長し続けるための条件は
・成長産業
・競合他社の有無
・アクセスのしやすさ
だと考えていました。と言うのも私の地元には、すぐ潰れては新しい飲食店(毎回ラーメン屋)ができる呪われた?土地があります。別に美味しくない訳では無いのになんで潰れるんだろう…と上に挙げたものが悪いのかなーと思っていました。
しかし本書でも業種は違えど、悪条件でありながら利益を伸ばし続けている会社があることを知りました。「どんなことが共通しているのかなー」と考えた時に社員や顧客に対して今できる範囲で満足感や充足感をトコトン追及していく姿にあると感じました。
確かに私が知っているお店で、誕生日になると店をいったんストップして壮大にバースデーを祝ったりと効率度外視なのに繁盛している(多分)お店や、辺境にあるけど客を家族として暖かく迎えいれて1日に100杯前後売れてる(多分)ラーメン屋さんがあったりと、回転率や立地が悪くても繁盛しているお店があることを思い出しました。こういったお店に行くと「好き///また行こう...」って気持ちになるんですよね。これがCSで重要な満足感や一体感なんでしょうかね?
相手のことを考えて、どうすれば満足してくれるのかを考えていくこと。その答えの中に会社を繁栄させる手掛かりがあるのだと思います。単純なようで実際には日々の業務の中で示していくことはとても難しいことだと思います。良かれと思って残業までしてやっていたことが相手からしたら別に必要なかったり、余計なお世話だったとか、悲しいあるあるだと思うのですがここら辺については都度修正していく必要がありそうですね。 -
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もうシリーズも7冊目になるんですね!1年に1冊くらいのペースで刊行されている本作ですが、この本を読むとビジネスマンとして心が洗われるというか社会人としての在り方を再認識させられるバイブル的な本です!
ここに登場する企業は、主に中小企業が中心ですが、どの企業も社長を中心に社員が一致団結して会社を盛り上げている姿勢が素晴らしいです!
その陣頭指揮をとる社長の姿勢というものが、社員だけでなく、お客様等も共感して、結果的に会社が伸びていくという理想郷を育んでいます。
ここに登場するような会社が1社でも多く作られていけば日本の未来は明るいものになると思います! -
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日本理化学工業株式会社
社員の7割が障害者の会社
ダストレスチョークの製造
もし、あの子たちにできないことがあるなら、私たちがみんなでカバーします。だから、どうか採用してあげてください。
人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる
伊那食品工業株式会社
寒天メーカー
48年間増収増益
いい会社をつくりましょう
いい会社とは、単に経営上の数字ではなく、会社を取り巻くすべての人々が「いい会社だね」と言ってくださる会社のこと
会社は社員の幸せのためにある
中村ブレイス株式会社
義肢装具
島根県石見銀山の麓
株式会社柳月
菓子メーカー
私たちは、お菓子を通じて家族の絆を結び、人と人との心を結びます
十勝スイートピアガーデン
材料と製法にこだわる一級品を、お客様に愛されるサービスで、リーズナブルな価格で提供する
杉山フルーツ
静岡県富士市
贈り物需要に特化
株式会社アールエフ
飲むカメラ
長野県 -
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『どう生きる』要約
■私がこの本を読んだ目的
「自分にとって」どう生きることが本当の幸せになるのか改めて立ち止まって考えるため
■私が良いと思った箇所をいかに箇条書きしていく。
・本当に強い人間とは、才能より「徳」を大切にし、弱き人を決して見捨てない人のことだ。
・常識で判断してはいけない。「本質的」「長期的」「客観的」に見て、何が正しいのかと言う観点から見ていくことが大事。
・人を打ち負かしたいと思っている限り、人は過去の犠牲者であり続ける。でも打ち負かすのではなく、共に生きる人生を選択した時、人は過去から解放される。
・今日という日の積み重ねが人生である。
青木社長は、「毎日、私に与えられた当たり前のことを熱心に徹底的にやり続けてきました。今でもそれは変わりません。その姿勢が私の人生を作ってきたのだと思います。」と仰っている。
・夏目志郎さん「豊かな人生より、豊かな人間になることを求めなさい。なぜなら、豊かな人間こそが豊かな人生を送ることができるからなんだよ」
豊かな人間とは、「人に与えることができる人間」
・幸福とは、人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること。これらは基本的に働くことで得ることができる。
・今までやった精一杯の結果が今を作るのだ。この一日、この一時間、この一秒を精一杯生きない人に、後悔しない未来はない。
「一日一生」:今日という日を精一杯に生きること無くして、明日の自分を作り上げることはできない。
「お前は今日一日、最善を尽くしたのか?」
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■会社は誰のために?
1.社員とその家族
2.外注先、下請企業の社員
3.顧客
4.地域社会
5.株主
雇用創出や顧客を探すより優秀な人材を探す方が難しい点を考えると、本書のように社員が1番だと思う。
企業によっては目的、目標が違うので、地域社会や顧客が1番だと考える企業もある。
だが、本質的にはそこで働く社員とその家族の幸せを考えている企業でないと継続はもちろん、発展はないだろう。
気配り、目先の利益にとらわれない、人を大切にする等、当たり前のことを当たり前におこなう企業には、人もお客様も集まってくるのだと感じた。
■自分たちにできることを考えよう
⇨消費者ならお客様の商品を買うことができる。
何かしら出来ることがある。 -
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中小企業を中心に全国6000社以上を訪問調査してきた著者が、タイトルにある「日本でいちばん大切にしたい会社」の実例を挙げて、会社経営の本質を説いている。
第1部では「会社は誰のために?」として、会社経営を再定義している。ここでの定義は、中小企業を意図してはいるのだと思われるが、大企業も含めたすべての会社に適用可能な原理・原則といえる。
第2部では本書のタイトル通り「日本でいちばん大切にしたい会社」を紹介している。まず、最初の紹介されているのは日本理化学工業株式会社というチョークを作っている会社。50年前から知的障害者を雇用し続けて、成果を上げている会社だ。先日、たまたまテレビ番組でこの会社を取り上げていたのを見たので、予備知識はあったのだが、本当に素晴らしい会社だと感じた。
他に紹介されている会社も含めて、どの会社も企業理念が高く、そこに対して経営者がブレていないようだ。その結果として、従業員のモチベーションが高く保たれ続けていて、ポジティブ・スパイラルを形成している。
著者は、講演やセミナー、著作を通して、こうした会社を紹介することで、これらの会社が発しているプラスのエネルギーを広めようとしていると感じた。