坂本光司のレビュー一覧
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増補改訂版 いい人財が集まる会社の採用の思考法
著:酒井 利昌
監:坂本 光司
よい人を採用するには、どうすればいいのか
面接を行う際に、よい人を本当に見分けられるのか
そんな思いで、本書を手にとりました
採用は、企業の重大事、採用ができないと、成長はストップし、衰退することも想定しなければならない
・付加価値を生み出す「いい人財」を採用しないと意味がない
・採用がうまくいっていないのは、採用を一所懸命にやっていない
・採用は、競争であり、勝ち負けである
・間違えた人を採用したら、どんなに教育してもムリなものはムリ
採用という行為を、ブレークダウンして語ってくれる書でした
気になっ -
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ネタバレ要約
・経営とは?
→5人に対する使命と責任を果たすこと
5人とは?
1. 社員と家族
2. 下儲けや外注企業等の顧客
3. 顧客
4. 地域社会や地域住民
5. 株主
社員やその家族の幸福が第一、そのために会社を継続させることが重要
本書の大切にしたい企業とは日本や業界を牽引するような大規模な企業ではなく、上の5人に対して使命と責任を遂行し、業績を伸ばしている企業を指す
おすすめの人や他の本
・CS(顧客満足)やES(従業員満足)を初めて学ぶ人にとてもお勧めできる本だと思います。
・内容的には経営者よりもその下の管理職や平社員向けであると思います。
本書を読んでそれを社内で共有できたり -
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もうシリーズも7冊目になるんですね!1年に1冊くらいのペースで刊行されている本作ですが、この本を読むとビジネスマンとして心が洗われるというか社会人としての在り方を再認識させられるバイブル的な本です!
ここに登場する企業は、主に中小企業が中心ですが、どの企業も社長を中心に社員が一致団結して会社を盛り上げている姿勢が素晴らしいです!
その陣頭指揮をとる社長の姿勢というものが、社員だけでなく、お客様等も共感して、結果的に会社が伸びていくという理想郷を育んでいます。
ここに登場するような会社が1社でも多く作られていけば日本の未来は明るいものになると思います! -
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日本理化学工業株式会社
社員の7割が障害者の会社
ダストレスチョークの製造
もし、あの子たちにできないことがあるなら、私たちがみんなでカバーします。だから、どうか採用してあげてください。
人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる
伊那食品工業株式会社
寒天メーカー
48年間増収増益
いい会社をつくりましょう
いい会社とは、単に経営上の数字ではなく、会社を取り巻くすべての人々が「いい会社だね」と言ってくださる会社のこと
会社は社員の幸せのためにある
中村ブレイス株式会社
義肢装具
島根県石見銀山の麓
株式会社柳月
菓子メーカー
私たちは、お菓子を通じて家族の絆を結び、人と人との心を -
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『どう生きる』要約
■私がこの本を読んだ目的
「自分にとって」どう生きることが本当の幸せになるのか改めて立ち止まって考えるため
■私が良いと思った箇所をいかに箇条書きしていく。
・本当に強い人間とは、才能より「徳」を大切にし、弱き人を決して見捨てない人のことだ。
・常識で判断してはいけない。「本質的」「長期的」「客観的」に見て、何が正しいのかと言う観点から見ていくことが大事。
・人を打ち負かしたいと思っている限り、人は過去の犠牲者であり続ける。でも打ち負かすのではなく、共に生きる人生を選択した時、人は過去から解放される。
・今日という日の積み重ねが人生である。
青木社長は、「毎日、 -
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■会社は誰のために?
1.社員とその家族
2.外注先、下請企業の社員
3.顧客
4.地域社会
5.株主
雇用創出や顧客を探すより優秀な人材を探す方が難しい点を考えると、本書のように社員が1番だと思う。
企業によっては目的、目標が違うので、地域社会や顧客が1番だと考える企業もある。
だが、本質的にはそこで働く社員とその家族の幸せを考えている企業でないと継続はもちろん、発展はないだろう。
気配り、目先の利益にとらわれない、人を大切にする等、当たり前のことを当たり前におこなう企業には、人もお客様も集まってくるのだと感じた。
■自分たちにできることを考えよう
⇨消費者ならお客様の商品を買うことが -
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中小企業を中心に全国6000社以上を訪問調査してきた著者が、タイトルにある「日本でいちばん大切にしたい会社」の実例を挙げて、会社経営の本質を説いている。
第1部では「会社は誰のために?」として、会社経営を再定義している。ここでの定義は、中小企業を意図してはいるのだと思われるが、大企業も含めたすべての会社に適用可能な原理・原則といえる。
第2部では本書のタイトル通り「日本でいちばん大切にしたい会社」を紹介している。まず、最初の紹介されているのは日本理化学工業株式会社というチョークを作っている会社。50年前から知的障害者を雇用し続けて、成果を上げている会社だ。先日、たまたまテレビ番組でこの会社 -
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この作品も、はや6巻目になりましたが、この作品も6企業が紹介されておりましたが、紹介されていたどの企業も負けず劣らず弱者(障害者含む)を含めた社員とその家族を第一に大切にする経営体質を貫き、その上で取引先や顧客を大事にしていく姿勢や、やはり社長がこのような思想を経営理念として率先して実践していくことが大事だということがよく分かりました。
私も会社のために出来る限り貢献できるかを考えて行動したいと思いますが、社長の経営理念がそれにマッチしているかと言われると微妙な感じですが、自分自身の戒めとしては会社に貢献することを愚直に考え実践することの大事さを改めて感じることができました!