花衣沙久羅のレビュー一覧
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購入済み
愛と死の宿命
逞しいヒロイン、大好物です。
隻眼のイケメンも、眼福ごちそうさま。
愛と憎しみの壮大な物語は、熱く深い余韻を残す。
この素晴らしさを多くの人と分かち合いたい。
一読の価値あり。 -
購入済み
壮大な物語
すごく読みごたえがありました。大満足です。日本神話を想起させながらも、独特の世界観が繰り広げられ、引き込まれました。またキャラ達の人間臭さもとても魅力的でした。長編大作なのでしょうが、それを感じさせないくらい、本に入り込みました。面白かったです。
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ネタバレ 購入済み
妖精の旗とロミジュリ
ダーウィンに考古学、昆虫学に夢中な女性研究者のヒロインと、クールな美貌の黒髪のヒーローの公爵家は、さながらロミジュリのような関係。最悪な出会いにも関わらず、それが愛とも知らず強烈に惹かれあい、勘違いから発生した醜聞を消すため仮初の婚約をする。伝説の妖精の旗を護る犬猿の仲の二大公爵家の2人は、お互い頑固で自分を曲げない似た物同士なのだが、数々の誤解によるすれ違いを乗り越えていく。可愛らしいストーリーで、楽しみながら一気に読む事が出来ました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛小説は多々ありますが、この作品はその他諸々とはグレードが違うと思わせる素晴らしいストーリーテリングです。
(帯のあおり文やあらすじは、あまり上手にストーリーを表しているとはいえないのでカバー買いするのが一番正解な気がします。でも歴史舞台は七王国時代のブリテンなのにカバーはそれっぽくないですが。)
行動派な大柄の雰囲気美人で生命力あふれる激情家ヒロインと、影がありつつも男の魅力あふれるヒーロー(仮身分差)。
前半はある程度予想できる展開ではありますが、そこに至る二人の距離が縮んだり遠のいたりする機微のシーン描写がとても細やかで読者を引き込みます。
主人公達が剣の練習をしたり、竪琴と歌声の -
Posted by ブクログ
ヒストリカルシリーズで一番好きかも。
設定もお話も読後感も、ヴィクトリア朝の時代も。
まず、ルルが看板絵描きという仕事についてるのが面白い。自分で編み出した仕事ということだけど、その仕事ぶりが生き生きしてて、女性として自立心もあって、楽しそうで、よかった。
ストーリーは完全にシンデレラストーリーの、ハーレクイン系。
それでも、芯の強い女性キャラがいいし、庶民がいきなり奥方になっても嫌味がないし、どんどん読めちゃう。
素人だとこうはいかない気がする……単なるご都合主義というか。
それでも、自ら変装してお金を稼ぎに行ったりとか、変装(多いな!)して屋敷に潜入したりとか、能動的に動くヒロインな -
Posted by ブクログ
ガーディアン・プリンセスシリーズ3作目。
ジェラルド・ムーアがヴィヴィアンに求婚しました。
タイトルが分かりやすくていいですね。
シリーズものだと、どの巻あたりでどのエピソードだったか、後々思い出せないことがよくあるので。
今シリーズは章タイトルも分かりやすいです。
「ヴィヴィアン・ブラックフォードはいかにして愛の日々を過ごしたか」
「大怪盗バロンはいかにしてホンモノの愛に近づいていったか」
「ジェラルド・ムーアはいかにして正式な結婚の申込みをしたか」
今作は、バロンとのラブラブぶりはロマンチックで素敵だし。
ヴィヴィアンがスキャンダルやら、嫌な奴から結婚するよう迫られたり、それをどうジェラ -
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