花衣沙久羅のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ3巻目。
最初はヴィヴィアンとバロンの甘い日々ですが、一向にヴィヴィアンは、バロンの正体に気付いていません。
駆け落ちするために、一旦侯爵家に戻ったヴィヴィアン。そこで父ヘンリーが亡くなったという報を受け、皇太子殿下の舞踏会に参加することになっちゃいました。
ヴィヴィアンは、全く愛していないギーズ伯爵との結婚発表を阻止することができず、ジェラルドはどうするのかと思ったら、ギーズ伯爵が醜聞をでっち上げたことを暴露し、自分は、ヴィヴィアンを騙した形ですが、結婚を承諾。
ジェラルドにとっては、ヴィヴィアンが愛しているのはもう一人の自分であるバロンであるという、ちょっと切ない状況ですが、取りあえ -
Posted by ブクログ
ネタバレティアラ文庫には珍しく、最後まで普通に読めました。
レオンの金髪碧眼はあまり好みではなかったですが、性格は好きかも。マディーナにのめり込んでいく、レオン側の気持ちが描写されていて、分かりやすかったです。
レオンの正体も最初は国王陛下かなって思ってましたけど、海軍総督だったのは、まあ納得。
舞踏会のシーンで、超ラブラブに見せつけたあと、なぜかマディーナを拒否るっていうところはよく分かりませんでしたけど、国王陛下にしかられてマディーナを迎えにいくところはなんかいいですね。
意外と面白かったので、別の作品も読んでみたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「おまえは俺のものだ」。一族を皆殺しにされ、領地を奪われた姫君マディーナが、残された弟王子と逃げ込んだ船―それは竜のように危険な男レオンがひきいる海賊船だった!専属奴隷の契約をさせられ、純潔を奪われるマディーナ。身体だけからはじまった関係。しかし、レオンの独占欲は真実の愛へと変わっていく…。稀代の少女小説家が渾身の力で描いた、ラブロマンス大作。
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ヒーローのオレ様な性格とか話のテンポとかよかったです。
買って損はないけども、この作者さんどうも後半がぐだっとなりやすいというか、はしょってない?気持ちがせいて書いてませんか?みたいな瞬間が来ます。
今 -
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Posted by ブクログ
エジプトのラノベって初めてかも。
花衣沙久羅さんは資料集めにも熱心だったようで、エジプトの世界観をよく表していました。エジプト語によって。ルビが多くてちょっとしんどい部分はあるのですが。
突然の出会い、様々な事件を通じて深まる愛、家族や友人への想い、大切なひとたち……。
シャーマンとしてのめざめ、いい気になってしまうこと、利用されること、一緒にいては王子のためにならないこと、そういった不思議な力の設定が面白いかな。
確かにヒエログリフという文字は、トト神の神力が宿る神聖なものなのですが、ちょっとイメージがしにくかったかも。
うん、でもまあ面白かったかな。 -
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