感情タグBEST3
ドラマティックでいい
匿名 2014年04月10日
面白い!思わずハマって作者の作品を全部読んでしまった。
王女の凛とした佇まいに共感できたし、作中のドンデン返しは気持ちよかった。
エロさもクドくないのでストーリーを台無しにすることもなかった。
本当に最初から最後までいいストーリー展開で楽しめた。
面白い!引き込まれる!
匿名 2023年08月30日
後半が特によい!思わぬ展開ですごく引き込まれる。ヒーロー、ヒロインとも凄く魅力的。ブレないヒロインとちょっとブレてるけど
グイグイのヒーローがとても良い。すごく面白かった。
逞しいヒロイン、大好物です。
隻眼のイケメンも、眼福ごちそうさま。
愛と憎しみの壮大な物語は、熱く深い余韻を残す。
この素晴らしさを多くの人と分かち合いたい。
一読の価値あり。
Posted by ブクログ 2013年07月03日
あらすじから想像したお話とはちょっと違ったかも。
ハッピーエンドの気配が無く、先が気になり一気読みしました。
強くて逞しいヒロインの繊細な部分がうまく書かれていて良いと思います。
ティアラ文庫ならではのラブシーンも、それのための物語ではなく、物語のためにあるという感じがして素敵でした。
深く作り込...続きを読むまれた物語にもとても魅力を感じました。
Posted by ブクログ 2013年05月25日
恋愛小説は多々ありますが、この作品はその他諸々とはグレードが違うと思わせる素晴らしいストーリーテリングです。
(帯のあおり文やあらすじは、あまり上手にストーリーを表しているとはいえないのでカバー買いするのが一番正解な気がします。でも歴史舞台は七王国時代のブリテンなのにカバーはそれっぽくないですが。)...続きを読む
行動派な大柄の雰囲気美人で生命力あふれる激情家ヒロインと、影がありつつも男の魅力あふれるヒーロー(仮身分差)。
前半はある程度予想できる展開ではありますが、そこに至る二人の距離が縮んだり遠のいたりする機微のシーン描写がとても細やかで読者を引き込みます。
主人公達が剣の練習をしたり、竪琴と歌声の合奏シーンは、直接的なふれあいと同じかそれ以上に鮮やかに印象に残りました。
時がとまり、相手しか目に映らなくなる「恋」の瞬間や、一歩を踏み出すシーンはラノベやハーレクイン系とひとくくりにしてしまうのがもったいないような筆致です。
後半は少々辛口に言えばご都合主義な展開といえなくもありませんが、前半ではあくまでヒロインをリードする側の大人として描かれていたヒーローの苦渋や純愛、不器用な必死さが描き出され、大人の女性として花開いたヒロインとの再会からエンディングにかけては心温まる幸せな余韻を残します。
一年に一度あるかないかというレベルの良作で、他の作品に埋もれるのが惜しいっ、と大絶賛できるほどなので、ぜひタイトルやあおり文に今ひとつピンとこない方もお試しあれ!
【追記(ネタバレ注意)】
群雄割拠の七王国時代のブリテンにあって、以下の点は非常に不自然と思われ、物語に奥行きを与えるリアリティがやや欠けているのが残念です。
・剣をとって戦える男子(継嗣)のいないヒロインの国(マーシア王国)の状況はありえない(王位継承権をもつ王弟がいたり、王女が幼少から婚約しているならともかく)。
・将来的には王国一国の統治権がついてくるという点で非常に利用価値が高い直系唯一の王女なのに結婚適齢期をすぎそうになっている(当時は王族で16なら子持ちでもおかしくない)。
・非嫡出子ならば子供がゴロゴロいそうな年のヒーローがウェセックスという大国の王という地位にもかかわらず王位継承者もいないような状況はありなのか?
・体躯に優れた隻眼王というのは外見的に特徴がありすぎて敵国潜入なんて不可能では?、等。
また、
・落日の大国と勢力のある大国なら、婚姻による領土併合や人質として敵国王女を要求する方が王道では?、とか
・時代的に前妻と死別せずに再婚が宗教上許されるのか?
という疑問もアリ。
時代背景が実在なのでファンタジーと割り切って読めないという側面があり、ストーリー性重視とはいっても物語の展開にリアリティの検証が欲しいところです(とはいえ、思い入れが深いゆえの完成度の追求なので、良作には変わりありません)。