矢野真千子のレビュー一覧

  • 植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち
    広義的な意味で言えば、植物は、見る、嗅ぐ、接触を感じる、重力を感じる、憶えている。しかし、巷間言われる「聞く」ことはない。というのが、今の科学的知見。

    専門的な用語も交えているので、安易な啓蒙本とは一線を画するが、その分、一つ一つのトピック、エビデンスの取り上げ方が興味深かった。構成も見事である。...続きを読む
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた
    驚きの連続
    こんなにも微生物が影響を及ぼしているとは
    肥満、アレルギー、自己免疫疾患、自閉症
    どれも炎症が原因で、その原因は腸内微生物のバランスの悪化
    抗生物質、食物繊維、出産と育児について考慮する必要がある
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた
    体内に存在する微生物たちが、人間の行動までも左右していた!人間は食物から栄養を取り込む過程のかなりの部分を微生物に任せていた!人間の免疫を微生物たちがコントロールしていた!出産時に母親の膣から、その後は母乳から、母親の持つ微生物たちが赤ん坊に手渡されていた!
    まぁなんと、いちいちびっくり。目から鱗の...続きを読む
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた
    原題は"10% Human"。邦題も原題もなかなか衝撃的なタイトルだが、ひと言付け加えるなら、これは重量比や体積比ではなく、細胞としての個数比である。人体には、ヒト細胞1個あたり、おおよそ微生物9個が存在することを意味する。細菌はヒト細胞より遥かに小さいため、個数としては1桁多くても、重量が宿主のも...続きを読む
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた
    「失われてゆく、我々の内なる細菌」とほぼ同じような内容。
    こちらの方が一般向けで読みやすい。自分自身の体験を踏まえているところも良い。

    ・体の表面や体内にいるたくさんの微生物と共生している。細胞数で言えばヒト由来は10%にすぎない
    ・ヒトゲノムの数は多くはないが、多くの活動を体外の微生物にアウトソ...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    題名の印象より、内容はある個人やその家族に起こった病気を事例中心で、読みやすい。 家族歴という、意外に簡単に作れるもので、自身の病気に対する対応策などを考えるきっかけにもなるなど身近な役立つ情報も多い。
    遺伝子医療ということで、山中教授の成果にも触れられていたりする所も身近に感じて読みやすい。
  • 解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯
    貧乏人からは金を取らず、金持ちからはふんだくる。類希なる手術の腕を持つ男でありながらうさん臭さもある、こう書くとまるでブラックジャックだが、愛嬌があり弟子には慕われ、しかし怒りっぽいとかなり人間臭い人でもある。

    1748年二十歳のジョン・ハンターは2ヶ月ほど大工仕事をし手先が器用ですぐに玄人並みの...続きを読む
  • 解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯
    すごい人がいたもんだ
    ドリトル先生好きだったのに、見方変わっちゃうじゃないか~
    近所にはいてほしくないなあ
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    2003年のヒトゲノム全解読はどういう風に医療に影響を与えるのか。
    グーグルの共同創始者サーゲイ・ブリンは妻から個人相手のゲノム(遺伝子情報)検査会社23&ミーを創業するにあたって最初の被験者になってほしいと頼まれ調べた結果80才までにパーキンソン病になるリスクが74%と言う結果に衝撃を受ける。彼は...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    ものすごくおもしろい!そしてとってもわかりやすいところがすごい!
    たくさんの実例を交えて書いてあるから小さいストーリーがいっぱい入っている感じで読みやすいし、すべて医者側からじゃなく患者側から見てわかりやすい書き方になっている。

    この本を読んで、自分の家族の病歴を自分が把握してる範囲で書いてみたり...続きを読む
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!
    ガレージが生んだITイノベーションに倣い、バイオをラボで行うものではなくDIYできるものに変えようとしている科学者たちの物語。

    上記のストーリーだけでなく、これまでのバイオを作ってきたメンデルの実験、DNA二重らせんの発見やコーエンボイヤー特許とGenentec、クレーグベンダー、23&Meに関す...続きを読む
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!
    かつてスティーブ・ジョブズは「文系と理系の交差点に建てる人にこそ大きな価値がある」という話を聞いて、その道を志すことを決心したそうだ。すなわち人文科学と自然科学の交差するところに、自身の活路を見出したということである。

    その感覚の正しさは、現在の世の中の趨勢を見れば火を見るより明らかなのだが、ステ...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    バイオ研究に於ける世界最高の研究機関であるNIH、その所長Francis S. Collins氏が著した"The Language of Life"の日本語版です。

    世界のゲノム研究を率いる著者がその経験、研究成果、研究の現状を書いた本であり、非常にセンセーショナルな内容になっています。ヒトゲノム...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    バイオインフォの先生が勧めていたので、読んでみた。
    コリンズさんはとても説明上手である、専門的な話も、具体例やたとえ話をうまく使って説明してくれるので、すらすら読めた。


    DNAの個人間の差が、いろんな病気に対する発症の差になったり、薬の効きづらさに関わっている事を知った。

    それが、わかる時代が...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    ヒトをヒトたらしめているのは、DNAにほかならない。そして我々は、自分たちのDNAの配列情報を知った、初めての生物種である。未来が記述された指示書とでも言うべきゲノムを、自分自身が知るということは、どのような変革をもたらすのか?本書は国際ヒトゲノムプロジェクトを率いたトップ・サイエンティストによる遺...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    表紙デザインは某売れている哲学本みたいでしたが、内容はとんでもなくすごいです。読み応えありました。
    ヒトゲノムが解読された、とかクローン羊のドリーが…はそのあとどうなっていたかが全く知りませんでした。遺伝子を調査する会社があったり…解説で書かれているように日本はやっぱり遅れているのでしょうか。
    とっ...続きを読む
  • 遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える
    ヒトゲノム解読から10年、ゲノム医療、個別化医療を理解する上で最良の名著。コリンズ著。医学者・基礎研究者とも必読であろう。
  • 感染地図 歴史を変えた未知の病原体
    はじめに、にあるように、本書には、致死的な細菌と、超成長する都市、そして天賦の才をもった2人の男という四つの主役が登場する。
    舞台となるのは、1854年8月末から一週間のロンドンはブロードストリート、このエリアをコレラが襲う。と言っても、コレラ菌が発見される30年も前のことであり、原因も治療法も分か...続きを読む
  • 感染地図 歴史を変えた未知の病原体
    仲野徹さんの帯を見て購入。面白かった。
    疫学の走りといっていいんだろうな。病原菌がまだ検鏡で理解できなかった時代に、丹念な調査で病原を特定、解明し、被害を抑えていく。
    8割おじさんが欧州時代に、疫学が何万人もの命を左右するものだと教えられたとテレビでみたけど、こういう歴史の上に学問があることを感じて...続きを読む
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた
    細菌がこんなにも人間の役に立っているとは知りませんでした。
    食べ物、抗生物質、出産、授乳など、これだけ多くのものが健康に関わっている事実に感動すら覚えました。まずは食生活から見直したいです。