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「ウェンディ・ムーア」の「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ウェンディ・ムーア」の「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
普段伝記は読まないのですが、複数のマンガや小説に名前が挙がっていて気になっていました。
ダーウィンより早く進化論に辿り着いた男だとか、ジーキル氏とハイド氏、またはドリトル先生のモデルだとか…
実際、人物がぶっ飛んでて面白い伝記でした。
常識や慣習に捕らわれずに科学的な手法を取るということは、誰が考えても正しい事です。
しかし実際行動してみようと思うと難しい事だと思います。自分としてはせいぜいエセ科学に引っかからないように生きていこうと思いました。
Posted by ブクログ
皆川博子さんの「開かせていただき光栄です」のダニエル先生のモデルとなった、18世紀イギリスの解剖医ジョン・ハンターの生涯。
伝記を久々に読みましたがとても面白かったです。
ハンター先生、かなり破天荒ですが、伝統や慣習にとらわれない柔軟な考え方と、観察や実験をして培った知識で、時代の先をゆく説を立てていたの凄い。
瀉血と嘔吐、下剤の時代に、ちゃんと治療してたというのも。この時代の作品を読んでいるときにいつも、「なんで瀉血なんてしてるんだろ?」と長年疑問だったのですが、その理由が解りました。しかしギリシャ時代からこれとは……。
近代外科学への功績がとてつもないですし、ダーウィンより70年も前に進化