矢野真千子のレビュー一覧

  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    DNAを利用するようなバイオ技術は既に大規模な研究機関や大学で行うものではなくなりつつあり,キッチンやガレージで趣味で行うことができるレベルに達しつつある.このような現状において,黎明期の草の根のコンピュータソフトウェアの開発と,その相似性を指摘するのが本書である.

    本当に誰でも自由にDIYでDNAハッキングを行える時代が到来するのか.また,そのときの問題点は何であろうか.

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    2013年09月25日
  • 解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

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    読み始めは(今の眼で見れば)残酷なシーンの連続でぞっとしたが、読み進めるうち、ジョン・ハンターという人物に魅了される。
    確かに死体を泥棒して解剖したり、動物を生きたまま解剖したり、貧しい子どもの歯をぬいて金持ちの歯茎に植え込んだりしていて、現代の倫理観からすれば許されないことだが、当時は仕方なかったわけだし、何よりジョン・ハンターは私利私欲のためにそれをしたのではない。
    ジョン・ハンターは奇人・変人だが変態ではない。あまりに強い好奇心と探求心が彼を動かしたのだ。
    こういう天才がいて、医学が進歩したのだから、殺された動物や、解剖された人間に感謝し、冥福を祈る。
    それまでの瀉血や催吐といった何の根拠もないどころか体に害のある治療が、彼によって大きく変わったのだから。
    それにしても、現代に彼のような天才が生まれても、学校の勉強についていけないのだから、学者や医者にはなれないわけだよね。
    そういう人たちの才能を生かす道を社会が用意してやるべきだと思う。
    あとは、麻酔と消毒のある時代に生まれてこれたことを、深く感謝。
    私には、麻酔なしの手術は、無理。

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    2013年09月15日
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    アップルのコンピューターはガレージから生まれ、リナックスはオープンソースと言う新しい取り組みでプログラムを進化させた。バイオテクノロジーと言うと閉ざされた世界というイメージだが、バイオハッカーはコンピューターとバイオテクノロジーは似ているという。DNA検査はガレージで出来るし、ヒトゲノムのような遺伝子情報もオープンソースにしたほうが解読が進み世界に貢献すると言う立場だ。
    今では自分の遺伝子情報を調べたければ、キットを買って綿棒で口の中をこすりそれを送るだけで出来る。さらにはDNAを複製することはそれなりの専門知識があれば自宅ででき、ケイ・オールは中古のサーマルサイクラー(温度を上げたり下げたりを繰り返す装置、炊飯釜と大差ない)100ドルちょっととwebで注文したDNA断片で自分で遺伝子検査を行った。
    遺伝子組み換え作物に関するエピソードではインドの農民がモンサントの足元をすくった話が面白い。Btコットンと言う害虫を寄せ付けない成分を作るようになった綿はインドでは禁止されたが、ある種子はBt遺伝子を含んでいた。この種子を売った会社、インド政府、モンサントそれぞれの言い分に関係なく農民たちはこの種子をさらに交配させ元々のBtコットンより安くBestコットンという名で売られ続けている。インドでは遺伝子は特許性がなく政府もなすがままに遺伝子組み換え綿を承認し、Bestコットンは農民たちの共有財産となった。
    バイオテクノロジーに対しては強硬に反対する人も多い。この理由は宗教的なものと、知らないものは怖いと言う心理、また新しい技術に対して慎重な立場などが有りそれぞれの言い分も理解はできる。しかしイノベーションは必ず起こるし一度起こればインドの農民同様成果を享受するだろう

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    2013年02月19日
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    アメリカの話だけど、バイオの世界にオープンソースみたいな動きがあるというのが面白い。一番縁遠い様な気がするのだが。品川。

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    2012年10月18日
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    目次
    PARTⅠハック/オープン
    第1章シンプルな遺伝子検査
    第2章アウトサイダーのイノベーション
    第3章バイオハッカーの源流
    第4章自分で科学する
    第5章途上国のためのバイオテクノロジー
    第6章価格を下げてハードルを下げる
    第7章遺伝子組み換え作物はだれのため?
    第8章遺伝子操作の所有権はだれのもの?
    第9章リスクのない医学の発展はない
    第10章キッチン発のイノベーション
    PARTⅡリード/ライト
    第11章生命の言語を読む
    第12章生命の言語を書く
    PARTⅢセイフティ/リスク
    第13章バイオテロ
    第14章アウトブレイク
    PARTⅣライフ/サイエンス

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    2012年09月11日
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    近年アメリカで勃興しつつある、新しいタイプの"分子生物学者"たちの活動を描いた本。ただし、"分子生物学者"という表現は正確でないかもしれない。というのは、彼(女)らは「学者」と聞いて一般的にイメージされるような大学の教員でもなければ、企業で研究開発に従事する研究者でもない*1。キッチンで培養した細胞で癌の治療法を研究したり、スーパーで買ったヨーグルトで毒物検査キットを開発したりするのが彼らのスタイルだ。本書によれば、彼らのような既存の体制に属さない新しいタイプのバイオ研究者(の活動)は『バイオパンク』と呼ぶらしい。

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    2019年01月04日
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    <キッチンからバイオを! 「日曜大工」研究の裾野を広げよう!>

    タイトルも副題も余り親切ではないと思うのだが、つまりは、公的機関や企業などの大きな組織に属さないアウトサイダー科学者としてバイオ研究を実践している人々についてのレポートである。自由な発想で新しいバイオ研究を行っている多くの「DIY」研究者を追う、なかなかエキサイティングな1冊である。

    どの分野でもおそらくそうなのだろうが、組織に属して研究を行うということは、時に、さまざまなしがらみを背負い、承認やら申請やら予算やらといった諸々のことに縛られる一面を持つ。
    コンピュータ業界に関していえば、ジョブズは元々ハッカー集団の一員だった。リナックスはオープンソースで無料だ。ならばバイオもそれに倣おう!というわけである。そのためには、どこでも誰でもできるように、それこそ「趣味」としても楽しめるようにしようというのが、「バイオハッカー」の狙いである。
    ここでハッカーと言っているのは、システムに不正に侵入したりといったネガティブな意味ではなく、知恵に頼って自力で創造的に問題を解決することを指す。そのためには、多くの人がツールを使用し、知識を得ることができるようにしよう、ということである。

    プログラミングや数学と比べて、組織に属さないアウトサイダー・バイオが一般的でないのは、1つはコストの問題があるからだろう。ドライと違ってとにかくウェットはカネが掛かる。装置は自作すればかなり低価格で作れたとしても、酵素や試薬といった消耗品のコストをどう下げていくのかが重要だろう。本書の中には核酸増幅に必要な酵素を自分で抽出したというツワモノも出てきてすごいのだが、まぁそれにしても抽出にもカネが掛かるしね・・・。

    あとは、「バイオ」というと、どうも「アヤしい」「アブない」と思われがちなこともあるのだろう。「生物兵器」とか、「バイオテロ」とかとすぐ連想されがちな。
    しかし、DIYバイオはまだそこまではいたっておらず、テロを実践するのであれば、既知の天然毒物(炭疽やリシン等)を使うほうがよほど現実的なのだとか。
    バイオについては、研究者と一般市民の間の意識の乖離が特に大きいような気は確かにする。
    鳥インフルエンザの感染性に関わる突然変異の論文を雑誌に載せる載せないでモメていたが、ようやく掲載されたようだ。
    悪用を心配するよりも、知識を共有して、後の研究に役立てた方がよいということだろう。
    インサイダー・アウトサイダーに関わりなく、知識を囲い込むのではなく、オープンにして皆で議論しようという姿勢は大切なものなのだろう。

    DIYバイオを実践するには、現実面で乗り越えなければならない問題が多々あると思うが、大切なのは、「気概」だ。
    個々の人物がなぜそれほどDIYでバイオをやりたいのか、個人的にはいまひとつ納得しきれなかったのだが、裾野が広げること自体は、すばらしいことだと思う。

    日経サイエンス6月号に掲載された本書に関する書評(渡辺正隆氏)がアツかった。
    私はそこまでアツくなれなかったけれど、おもしろい見方をくれる1冊である。


    *PCRを手軽に行えるようにして、感染症が蔓延している地域で即時診断できるようにしよう、という話が一番印象に残った。これはすごいと思う。

    *タイトルは「バイオバンク」じゃなく、「パンク」です。もうここからしてすでに象徴的だが、重要な概念となる原語をそのままカタカナ用語にしているものが目立ち(私も今、つられて「キー・コンセプト」と書きそうになった(^^;))、取っつきにくい感を与えていると思う。パンクとかギークとかハックとか、確かに日本語にしにくい言葉だと思うが、何とかならなかったものなのか。
    著者が(多分)ITベースの人で、コンピュータ業界ではよく使う言葉なのもあるのではないかと思うのだが。でもそれを日本語としてそのまま持ってくるのはどうなんだ・・・?

    *うげげ、長くなってしまった・・・。読んでくれた方、ありがとうございます&すみません・・・。

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    2012年05月03日
  • バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!

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    全体の率直な感想としては、こんなに進んでいるのか!と驚く場面よりもまだまだ入り口にうろうろしているだけなんだな…、と感じる場面の方が多かった。
    また、バイオパンクの思想の根底にはソフトウェアの分野で起こったオープン、シェアと同じことが遺伝子でも可能である、という考えがあるという指摘が(良い意味で)頭に引っかかった。興味をもったのは他の分野での考え方をそのまま適用できるのではないか、と考えるに至った思考の過程とそれが広く受け入れられた理由は何か。

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    2012年04月28日
  • 感染地図 歴史を変えた未知の病原体

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    近年コロナ禍や震災時の人流解析などビッグデータの活用事例を頻繁に目にするようになったが、これを読むとその重要性を改めて考えさせられる。注釈も多くボリュームがあるが物語形式で読みやすい。気づけば脳内でプロジ○クトX化しながら読んでいた。

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    2026年09月03日
  • 大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件: なぜ美しい羽は狙われたのか (DOJIN文庫22)

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    加害者の優秀さと釣り合わない、自身の価値観だけを都合良く絶対とする幼稚さにビックリ。あと大切にしてるわりに被害者も加害者も杜撰。

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    2026年05月17日
  • 大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件: なぜ美しい羽は狙われたのか (DOJIN文庫22)

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    ノンフィクションだけどミステリのようで面白いと聞いて読んでみたのですが、全然ミステリではないような…むしろ、現実はミステリのようにスパッと解決できないんだなぁ…と思ってしまいました。

    2009年、エドウィン・リストは博物館から299点もの鳥の剥製を盗んだ。
    エドウィンは毛針作りに魅了され、今では手に入れることがワシントン条約等で禁止されている美しい鳥の羽で作ったヴィクトリア時代の毛針に憧れ、鳥の羽を手に入れるために泥棒をしたのだ。
    しかし、信じられないことに、裁判ではアスペルガー症候群という診断のために執行猶予付きの判決が出てエドウィンは一度も収監されなかった。エドウィンの周りの人間は誰一人、エドウィンがアスペルガーだと感じた人はいなかったのに…だ。毛針コミュニティからは追放されたものの、音楽学校の学生だったエドウィンはその後フルート奏者として世界中で演奏を続けている。

    警察の捜査がザル過ぎて衝撃。博物館の来館名簿も調べない(下調べのために事前に来館しているだろうと推測できるのに)、鳥の名前でネット検索もしない(そのままの名前でネット販売されていたのに)…等々、イギリス警察の捜査がダメダメ過ぎてめっちゃイライラしました。これ、日本だったら速攻で捕まってたと思うのだが…なんと犯人が捕まったのは事件の507日後。
    そもそも、博物館が剥製が盗まれたことに気づいたのが犯行の1ヶ月以上後だったという…。

    身勝手な犯人、博物館のずさんな警備体制、無能な警察、信じられないような判決を下す司法…なんか全てが酷いんですよね。
    そこに突然乗り込んでいって、失われた剥製を取り戻す手伝いをすると言い出す著者も割と謎なんですが、本業の難民の救済事業での行き詰まりのストレスから逃れるため、失われた鳥たちの捜索に乗り出すのです。そんな理由で…?警察でもないのに…?と思いましたが、調査していく過程で次第に貴重な鳥の剥製が失われたことに憤りを感じて事件を追うようになります。

    それにしても、釣り用の毛針が芸術性の高さでそんなに人気があるなんて、全く知らない世界すぎました。そして、その鳥の羽を手に入れるために血眼になる人がこんなにいるのだということも全く知らず…。
    鳥の写真と毛針のカラー写真も載っているのですが、どう見ても毛針より生きてる鳥の方が美しい。ファッションのためにこの美しい鳥(の仲間たち)を乱獲し絶滅させた人間の欲望というものが本当に怖いです。人間って改めて恐ろしいほど愚かしいな…と感じました。

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    2026年03月15日
  • 大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件: なぜ美しい羽は狙われたのか (DOJIN文庫22)

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    2009年、毛針愛好家の青年が博物館に侵入し、大量の珍鳥標本を盗んだ。動機は身勝手だったが、発達障害と診断されたことで極めて軽い刑が言い渡された。事件は落着… と、ここから著者の「真相」究明が始まる。フィクションではない生々しい欲望と感情たちに膿む。長期的な英知と短期的な私欲による争いは、いつも後者が勝利をおさめる。という一節が印象的だった。

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    2025年10月31日
  • 植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち

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    学術論文に基づき植物の能力が詳細に書いてあります。これでもか、これでもか、と論文を用いて説明されるので、結論に辿り着くまで,時間がかかりますが、納得の行く一冊…。植物を育てることにこの知識が,どれだけ役にたつのかはわからないけれど,地球上に共に過ごす生物の一端を普段とは違う視点で考えてみることが出来る面白い本でした。(んでも、研究者の名前が多くて、混乱しっぱなし…)

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    2025年01月17日
  • ヒトはなぜ「がん」になるのか 進化が生んだ怪物

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    がんは生命システムそのものに備わったバグであり、避けようと思って避けられるものではない。

    ガンは本当に難しい。
    単に医学だけの範囲に留まらずに、進化生物学、遺伝学、分子生物学、免疫学など、物凄く広範な分野の学際的な研究が必要だ。

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    2024年10月16日
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

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    細菌と私達は切っても切れない縁がある。
    腸内フローラといい、常在菌に囲まれて生活しているのが私達だ。

    腸内が健全であれば、性格も明るくなるし、それは口腔と深く関わっている。

    赤ちゃんの免疫はお母さんから様々な菌を受け継ぐとこから始まるし、それは大切なことだ。

    衛生的に暮らすことは大事だけど、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスを心がける。

    菌との関わりも毎日の習慣だよね。

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    2024年09月23日
  • あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

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    事実と著者の仮定が混ざった感じで展開されていくので、読み辛さはあったが面白かった

    微生物の影響
     腸内の微生物の影響
      肥満などの成人病
       肥満のラットに痩せ型のラットの腸内細菌を移植すると太る
        肥満は摂取カロリーだけでなくカロリー消費、貯蔵の影響も受ける
      心の疾患
       腸内バランスで回復する場合もあるが脳などの臓器に影響受けた場合は回復不可の場合もある
      アレルギー症状

    抗生物質
     共生微生物も排除する
      空白部分に悪性微生物が定着すると人体にも影響受ける
     細菌にしか効かないのに処方される場合もあるので注意

    食べ物
     人体には直接有益でなくても共生微生物には有益なものもある
      食べ物によって腸内微生物生態系が変わることも

    母親からの継承
     自然分娩、母乳は母親の共済微生物を継承する手段となっている可能性

    生態系の修復
     食事での微生物摂取
      人体内の微生物数に対して摂取数が少なすぎるので効果なさそう
     ふん便での摂取
      良い共生微生物生態系を取得できる可能性あり
       ドナーの健康状態、心理状態などに影響を受ける可能性はある
        アメリカではドナー管理などもされ始めている
      内視鏡カメラを使った腸への直接摂取

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    2022年06月23日
  • 植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち

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    科学者たちの研究を基に、植物の視覚、触覚、位置感覚が証明されています。
    植物を擬人化して語った内容ではありません。むしろ終盤でそれを批判しています。
    遺伝子にも触れた内容ですが、文系でも分かりやすかったです。

    観葉植物を育てる上でも参考になる点がいくつかありました
    ・葉の光受容体は光の合図を受けると、全身に伝わる信号を送り出す
    ・人間が毎日数秒触るだけで、葉の生長が遅れていた
    ・植物は細胞壁への圧力を調節するために、細胞の内外にポンプで水を出し入れする
    ・植物はクラシック音楽を聞いていない(ドロシー・レタラックの研究結果に科学的根拠はない)

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    2022年03月20日
  • 植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち

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    植物は世界をどう認識しているか。
    動物の視覚、聴覚、嗅覚、触覚、記憶などに相当するものはあるのか、あるとすればどういうメカニズムなのか。
    非常に興味深い内容で、擬人化を戒めつつ、植物にもいろいろな感覚があることを先人たちの研究成果を踏まえて解説している。

    優劣ではなく、別の形で世界認識をし、別の生き残り戦略をとった生物として、植物の能力に感心する。

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    2022年02月13日
  • 感染地図 歴史を変えた未知の病原体

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    これまた時代の雰囲気の読書ということで。

    19世紀なかばヴィクトリア時代のロンドン。人類はまだ細菌の存在を発見できておらずコレラの原因も「瘴気」であると考えられていた。そんな中、科学的アプローチでもってコレラの感染経路を突き止めた「疫学の父」ジョン・スノーを中心としたノンフィクション。

    スノーは自らの飲料水媒介説が世間に広く受け容れられるのを見届けずに亡くなったのだが、彼の説は再評価されて今でもちょっとした有名人である。本書の売りは、当時の原資料を渉猟して、スノーの仕事を可能にした他の人々の貢献ー 地域の人脈を駆使して感染状況をトレースした副牧師、死亡統計を整備した官僚 ーを明らかにして群像劇仕立てにしたあたりか。

    本筋もさることながら、衝撃的なのはウンコまみれといって過言でない当時のロンドンの不潔さ。大都市というのは維持不可能なものだと信じられていたという。それを可能にした下水道整備などの事業にも触れられている。

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    2020年05月30日
  • 植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち

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    いつごろからか植物にわりと話しかけることがある(まわりに人がいないとき。。)私の期待とは内容ちょと違って、我々の五感と対比して生物学的に論理的にどのように反応しているかを説明してくれた。

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    2019年06月23日