佐々木常夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東レにて取締役など要職を経験した著者が多くの家庭内の困難に直面しながらも乗り越えてきた経験から学んだ人生哲学を書いた一冊。
妻はうつ病で自殺未遂を繰り返し、長男は自閉症を抱えるなかで東レにて取締役を経験した著者がおもに老後を豊かに過ごす為の考え方について書かれており、非常に色々と考えさせられるものがありました。
人間関係、お金、健康、趣味、死後などの老後の人生にまつわる様々な事柄について、経験豊富な著者ならではの語り口で解説されており感心しながら読みました。
期待しないこと、頼ることは頼り、自立することは自立するメリハリをつけて時の流れに身を任せて生きることが大事であり、見栄を張ったりせずに自己管理をしっかり行い自分らしく過ごすことが大切であると感じました。そして本書全体を通して幸せな老後を過ごすためのコツを学べた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
★本書のメッセージ
課長ほど面白い仕事はない。部下を家族と思い、その活躍のために、尽力しよう
★読んだきっかけ
上司の立場の思考を学びたいと思って読んだ
★本の概要・感想
うつ病の妻と自閉症の子どもを支えながら東レ経営研究所になったスーパービジネスパーソンパパ、佐々木氏による課長・上司論。そんなに目新しい記述や、奇抜な意見は少ない。聞けば「そりゃ、そうだよな」という話が多い。他のマネージャー論にもあるような。ただ、その実践レベル、度合いがものすごかったのだろうか。佐々木氏のすごさは尋常じゃないと思うが、他のマネージャー論の本と比べて、その違いをうまく読み解けなかった
★本の面白かった点、学びになった点
*仕事と家庭の両立が大変なのではない。仕事が楽しいから家庭も頑張れるのだ
・課長業ほど面白い仕事はない。その仕事を楽しんでいるからこそ、家庭での妻や息子とのふれあい、世話も楽しむことができた
・仕事に癒されていた。仕事を辞めて家庭に入っていれば、おかしくなっていたかもしれない
*プレイングマネージャーなどできると思うな。課長業はそれまでの仕事と訳がちがう
・課長になれば、普段の営業業務ではなく、全体がどのようにすればうまく回るのか、常に意識を払うべき
・自分の営業の片手間にできるような仕事が課長業ではない。常に部下に気を払い、話をし、現状を把握しながら、目標の達成の手助けをするのが仕事である
*部下の昇進の手助けをしよう
・部下には「部長に、~くんがんばっているから、昇進させてくれと言っておいたよ」と伝えよう。査定の前に
・そういう、頑張りを認めてくれる、自分のために頑張ってくれる上司がいれば、より部下は奮起して仕事に励む
・査定や昇進の結果が出た後に、そのことを伝えてももう遅い
*常に、自分の立場よりも上の人のことを考えて行動しよう
・平社員なら「係長ならどうするか」と考えて動こう
・そういう、高い当事者意識が、その人を成長させる
・課長であれば「部長であればどうするか。部長であればどう考えるか」と意識して動くだろう
*課長業とは、人づくり
・自分の悩みをさらけ出すことで人もついてきてくれるようになる
・自分の信念と志を共有し、全力で仕事にあたろう
・そのための、コミュニケーション、言葉の文書化、明文化にこだわろう
・いったことを実行しない、うそをつく、裏切るなどはあってはならない
●学んだことをどうアクションに生かすか
・部下との関係性で悩んだ時、迷ったときに定期的に読み返すとよさそう
・仕事が楽しいから育児や妻のサポートも頑張れる、という発想は面白かった。それぐらいの意気で仕事を面白がり、家事育児に全力投球できたらいいなぁ -
Posted by ブクログ
実務者の発言は説得力があると前々から繰り返し感じているところだったので、家庭に問題を抱えながらも、仕事でも成功を収めた人がどのような助言をするのかが気になって読んでみた。
自分としては具体的な身の上話を求めていたのだが、かなり一般化してしまっているところが非常に残念。
一つ意外だと感じたのは、部下への対応について。
「私は、基本的には、どのような人材でもあきらめずに指導、教育し、戦力化することが課長の本分と考えていますが、世の中には箸にも棒にもかからない人がいるのも事実です。
…厳しいようですが、そういう人は切って捨てるしかありません。」ときっぱり見捨ててしまっていること。こういう本だとだいたいあきらめるなっていってしまいがちだが、あっさり言い切っているあたり、さすがだなあと思った。 -
Posted by ブクログ
上下関係とか、立場上そんなこと言えないとか、よくある会社でのしがらみの話。そんな場でこそ「よそ者(転職者)」の存在が活きる。ダイバーシティでは、ある一面で弱点がある者を排除して、優れた人材だけでなんとかするのではなく(そもそもそんな人が揃うことはない)、今いる人材でどうやるかが重要になる。これは組織論の基本なのか、オケでも同じことが言えると思う。この著者も良くあるパターンで、家族を顧みず仕事第一で働いていたが、あるとき、それではいけないと気がついて、改めたとのこと。前段階のときの家族の大変さを想像すると、変な例えだけれど、中学校時代に不良だった生徒が大人になった今は立派に更生しています、みたいな感じがして、なんとも言えない気分になる。若者が飲み会に行かない理由は、自分にとってプラスがないからだけじゃなくて、プライベートと仕事は切り離して考えたいということじゃないかと思う。これからの時代、どんな大きな会社でも安泰ではない、っていう記述は、この本に限らずよく見かけるけど、それって今までが安泰に見えていただけなんじゃないのだろうか。
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Posted by ブクログ
ネタバレちょっとただがむしゃらに働いているな、そろそろもっとスケールするor持続性のある働き方をしないとな、という風に思って手に取った。40歳にはまだ遠いけど。
全部の考え方が当てはまるかというと全くそんなことはないし、なんというか根拠があいまいな感じもよくみられる。ただ、著者が経験したことから書いてはいるんだろうなと思うと、1人の先人の方のご意見として目を通すのは悪くない感じ。
またときが変われば共感することも変わるかもしれない。1つ1つの節は2-3ページと短いので、目次を見ながらつまむように読むといいかもしれない。
特に目に留まったのは、やっぱり働き方における「略す」こと。ほかには『「餅は餅屋」と心得よ』、部下への接し方のトピック、など。『「管理職なんてしんどいだけ」はウソ』はもう少しわかりたいなぁと思う感じ。