伊藤潤二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「富江」でブレイクした奇才・伊藤潤二の、電波度満点恐怖コミックス。
(何だその紹介は)
このひとの作品を読むと、漫画という媒体はかくも凄いものか、と思わせる。白と黒だけで表現される二次元の世界に、捩れた空間を現出させる手腕。
全ての作品に言及できないのが残念(でもいつかは必ずここで書く!)だが、今回はこの作品について語りたい。
ひとことで言うならば、「うずまき」に囚われた人々と街の顛末。
吹く風もうずまきなら、火葬場の煙もうずまき、死体さえもうずまき。主人公は可憐な女子高生だが、ボーイフレンドとともに「うずまき」に立ち向かう。だが、だんだんと全てが「うずまき」に侵食され、狂っていく。
端正な