酒見賢一のレビュー一覧

  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作のいっちゃってるっぷりには届かないと思いますが…まさか漫画化してたなんて…びっくり。かわいかったです。
    こんどやるとゆー三国志の映画。新解釈とゆうので、これが原作なのではと期待したけど違ったようで残念。

    0
    2020年08月19日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    なかなか面白いが、ちょっと乗り切れないかな。思わず史実かと思ってしまったが、違うみたい。しかし、よくこれをアニメにしたな。

    0
    2020年08月12日
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 第四部

    Posted by ブクログ

    関羽、曹操、張飛、劉備と亡くなり、物語は新しいフェーズへ突入します。馬超と黄忠も亡くなったので、蜀の五虎将軍も趙雲だけです!!

    0
    2020年02月20日
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部

    Posted by ブクログ

    2巻まで読んでて超久しぶりに再開。面白かった。赤壁から周瑜の死まで。やっぱ私、サンゴクシシャンだな!

    0
    2020年02月04日
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 3

    Posted by ブクログ

    最終巻は巻が入ったのか面白キャラが通説をなぞっただけのようになってしまったのが残念。孔明自身タイトルとは裏腹にかなり腹が据わってて、周瑜の弔問時に嘘泣きするくらいしか泣かなくて、「泣き虫弱虫」が死に設定。長く続いてれば違った描写にもできたんだろうけど。
    魯粛を筆頭に呉の広島ヤクザ連中(あ、もしかして呉(ご)の水軍と呉(くれ)の造船所を引っかけて広島弁なのかこいつら……)が面白かっただけにもったいない。

    0
    2019年12月31日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    中国史と思わせるような後宮をテーマにしたファンタジー小説。
    史実だと思って読んでいたが、著者の創作だった。
    田舎娘が正妃になり軍隊を組織するという突拍子もない話だが面白く読めた。

    真理は子宮から生まれる。

    0
    2019年07月23日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    素乾国の後宮に入ることとなった銀河の人生と国が滅ぶまでを、後世の筆者が資料を見ながら語るという設定で描く。はじめはファンタジーなのかよくわからなかったと作家さん自身もいっていたが、ファンタジーノベル大賞なので、一応ファンタジーか。
    後世の人が書いたという設定なので、はしょれるところは堂々とはしょってあり、面白いやり方。架空の話であるのに、妙なリアリティ。銀河、江葉、玉遥樹、世沙明と後宮メンバーが個性的で面白い。

    0
    2019年03月16日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    日本ファンタジーノベル大賞、第1回大賞受賞作。
    であるが、思わず中国史の辞書を引きそうになった。何から何まで、世界すべてが創作フィクションで、著者の構想力の凄さを知った。

    0
    2019年02月16日
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 第四部

    Posted by ブクログ

    関羽、張飛、曹操、劉備、三国志の中心人物が次々と亡くなる。そのためか、この本の主人公たる孔明の活躍は少なく、
    「変質者」ぶりも、もう少しというところ。
    次巻で完結。主を失った国で、孔明はどんな「変質者」ぶりを発揮してくれるのか?

    それにしても中国の戦いは大きいよね。。。局地戦で数万、総力戦で数十万の兵士が戦う。しかもそれは、日本では卑弥呼の時代だ。
    日本は、関ヶ原の戦いで両軍とも8万くらい。

    0
    2017年08月12日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    壮大な作り話。
    まさにファンタジー。

    終始エロに振り回されているような、、、
    でも不快ではない。
    下世話な猥談に走るでもなく、
    恋だ愛だに囚われるでもなく、
    人の営みとしての性を根底に
    描こうとしているように思えるからかな。

    語り口がやや回りくどく感じられるが、
    登場人物たちそれぞれに個性があり、
    生き生きと活字の世界で暴れ回っています。

    いいぞ渾沌、もっとやれ。

    アニメも昔々に観た気もするが、
    もっと清々しい展開だったような。
    ちょっと観返してみたくなったな。

    0
    2017年01月21日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    軽妙な語り口にノせられてついつい読み進めてしまう。ただ常に伝聞調(こうであったようである、とか、こう言っていたようであるがわからない、とか)で、誰かに感情移入するということはないし、なんだか読み疲れてしまう感じはある。

    0
    2017年01月03日
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 第壱部

    Posted by ブクログ

    真面目な孔明本かと思ったらそんなことなかった
    そして長い。1巻でやっと三顧の礼までたどり着いた
    小説とエッセイの混ざりもののような感じで、笑い要素が強いかな

    0
    2016年02月13日
  • 泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部

    Posted by ブクログ

    赤壁の戦いから劉備が荊州切り取るまで

    孔明を変質者として、常に白羽扇を持っていることを揶揄したりしながら、しばしば話の中に割り込んで突っ込む作者。
    このため、うるさいというほどではないが、読むリズムをつかみ損ねてしまった。

    三国志は他にも読んだけれど、これはこれで読み物として面白いと思う。

    0
    2015年02月28日
  • 陋巷に在り13―魯の巻―

    Posted by ブクログ

    13巻。結局どれくらいかかったかな。

    あとがきのところで著者が指摘していたように、実は論語とか史記とか、記紀や万葉集ってしっかり読んだことなくて、部分部分しか知らなかった。

    だから、孔子や顔回、儒や礼といったことを知るきっかけになった。もちろん、この小説だけで決めつけることはできないので、文献読まないといけないけど。

    0
    2014年12月23日
  • 陋巷に在り1―儒の巻―

    Posted by ブクログ

    授業のネタになるかな~と買ったものの、なかなか機会がなくて…やっと1巻。『論語』の世界が実にファンタジック…つうかおどろおどろしく展開。

    古代世界の重要事であっただろう呪術による権謀術数をクローズアップ。孔子も、弟子も卓越した呪術つかい。ピンポンのような呪の応酬。

    注目の白川漢字のネタも交えつつ、がつがつ読みました。
    いかんせん、中国ネタなので常用漢字だけじゃ読めない(涙)。
    中国名前の扱いに慣れてくるとリズムが出てきます。メモ必携で読むべし。ああ、本に地図がついてるともっといいんだけどなあ。

    中学生に勧めるつもりだったけど…読めないことはないけど、漢字マニアなのが前提かしら。

    0
    2012年04月08日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    アニメ化もされた、中国が舞台と思われる王朝ファンタジー。主人公は銀河という女の子です。

    1989年の第一回ファンタジーノベル大賞受賞作。
    調べてみると、翌年の1990年3月21日に、確か金曜ロードショーの枠で、
    『雲のように風のように』というタイトルでアニメ化されていました。
    ということは、小学6年生の終わりに観ていたんだなぁ。
    内容はさして覚えていないのに、何故か心にきゅんとしたものが残った作品。
    原作が『後宮小説』という名前のものだということを知って、
    いつか読んでやろうと思い20年…、
    ついに、そのオリジナルの世界に心を投じることに相なった次第であります。

    予想以上にえっち。
    という

    0
    2025年06月15日
  • 陋巷に在り5―妨の巻―

    Posted by ブクログ

    うをををを、ながいよう・・泣 12巻まであるなんて涙 
    酒見著作は特有の解説がシリーズものにおいても逐一丁寧なので、
    ストーリーがサクサク進まなくなってきた。サクサク進めないのが酒見流ではあるけども。むしろシリーズものとして考えないほうが、気楽かもしれない。中盤ですが、なんかたるんできた印象感が。面白いから読んじゃうんだけども。ちょっと一息いれたいわ。表紙絵が相変わらず怖いです。なんとかならないのかしら・・

    0
    2011年05月30日
  • 陋巷に在り1―儒の巻―

    Posted by ブクログ

    酒見氏の特有な物語進行が面白いです。
    孔子とシャーマニズムの話は大変深く興味を持ちました。

    巻末に記載されてる参考文献に、漢字学の巨匠・白川静氏の著書が列記されていました。
    一時、白川静氏の著書を少しだけ齧ったことがあり、漢字のシャーマニズム世界に感心したのですが、浅学ながら白川氏に孔子についての著書があるとは知らなかったです。改めて白川静氏の著書も(酒見賢一作品と共に)読みなおしてみたいと思います。とはいえ、白川静氏の著書は学者の出した本だから読進めるのにも一苦労なんだけども。

    ところで、古い版のハードカバーでこのシリーズを読んでます。電車とかで読んでると、年齢的にはファンタジーな此の表

    0
    2011年04月12日
  • 後宮小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    井上ひさしが「シンデレラと三国志と金瓶梅とラストエンペラー」と賞したチャイニーズ・ファンタジー。個人的には、一部の煽情的な記述が著者の妄想のあらわれとしか思えず、『家畜人ヤプー』を想起した。

    この手のファンタジー作品は、作者がどれだけ異世界に没頭しているか、また、いかにして読者をその作者と同じ境地に引き擦り込むかが魅力だ。本当に優れたファンタジーは(例えばトールキンのように)情景の描写だけで、世界を形作る。突然、異世界に放り込まれた主人公の一人称で物語ることで、主人公の経験を通して世界を構築していく手法もある(『十二国記』とか)。本書は、(架空の)史書からの起こし書きという設定であるため、こ

    0
    2021年06月26日
  • 墨攻 7

    Posted by ブクログ

    秦王の襲撃は失敗、逃げることになるが追っ手がやってくる。
    「わが軍は邯鄲城を攻める。それを墨守したら自由をう与える」と言う。しかし邯鄲の趙はこの前、敵として戦った相手方、申し出は一笑にふされ処刑されることとなるが・・・。

    秦王の自信と気まぐれにしてはちょっと無理な展開かと。なんとか墨守ものにもっていきたかったようだ。そこに期待するしかない。

    0
    2010年05月04日