加藤忠史のレビュー一覧
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購入済み
わかりやすい
病気の基礎についてわかりやすかったです。初めてこの病気について知るにはいい本だと感じました。
自分で病院のことなどいろいろ調べてから、自分に合う治療法を探すことが大切だと思いました。 -
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タイトルに偽りあり、といえば偽りありではあります。動物に「うつ」があるのか、ということが主問題ではなく、動物研究から人間の「うつ」を理解することはできるのか。そもそも「うつ」のち療法をどうやって確立していけば良いのかってのがメインテーマ。その過程において「動物に”うつ”はあるのか」という問題を解決しないと前に進めないよねって、ことであり。
著者の加藤先生はSTAP論文で揺れている理研のチームリーダーです。一度だけお会いしたことがありますが、研究内容も、人柄も素晴らしい方でした。本書にもその人柄が現れています。もちろんたった一度会っただけでその人の本質なんかわからないだろうし、そもそも「その人 -
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名前こそ出さないものの、サイエントロジーの反精神医学が批判されている。
動物実験を中心とした基礎研究の紹介が主で、一方で臨床研究も紹介し、精神病の解明と治療法の確立のためには両者の協調が必要だと説く。
その過程で、精神病研究の実際についてかなり詳しく知ることができる。
このこと自体が、安易な薬物療法否定論に対する、説得力のある反論の材料になっている。
精神病は脳の病気であるというのが著者の見方。「心の病」というのは不適切で、「病」は脳の器質的な病変に原因がある。現在その病変が明らかにされていないため、「心の悩み」と「病」が混同されることがあるのだという。
「うつ病など気合が足りないか -
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ネタバレ[ 内容 ]
日本のうつ病等の気分障害患者が90万人を超えた。
だが、病因が解明されていないため、今のところ処方薬も治療法も手探りの状態にならざるを得ない。
一方、最新の脳科学で、うつには脳の病変や遺伝子が関係することがわかった。
うつの原因さえ特定できれば、治療法が確立できる。
今こそ、最先端脳科学と精神医学を結びつける研究環境が必要だ。
うつ研究と脳科学の世界最新情報から、今後、日本がとるべき道までを示した、うつ病診療の未来を照らす希望の書。
[ 目次 ]
第1章 現代の社会問題としてのうつ病
第2章 うつの現在、過去、未来
第3章 脳科学の到達点
第4章 うつ病の脳科学1―うつ病の危険 -
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「国というものがなんだかよくわからない」といった首相がいたようですが、うつ病の原因は究明されているとは言いがたく、手探りの状況であることをこの本を読んではじめて知りました。
診療内科医に対する患者や家族の不安や不満は、こういった現状を知らないことにも一因がありそうです。
とはいえ、日本における脳科学の研究が世界の先端をいっており、解明が進めば原因がつかめそうなところまで迫っているというのは希望が持てました。
うつ100万人時代ともいわれる現代だからこそ、病気の治療を医者任せにするのではなく、ひとりひとりが十分な知識を持つことが大切なんだろうと思った次第です。 -
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いわゆる精神病と言われる病。
「うつ病」「統合失調症」「双極性障害」「ASD」「PTSD」等など。
これらは目に見えない人の心の領域ではあるが、現存する物質である人体を依り代としているのだから物理的・生物学的な現象がどこかに生じて、このような病を発現しているはず。
というように精神病の結果系を見るというよりは、現象の原因として遺伝子や脳内の神経細胞を探ろうという試みの紹介である。
が、正直門外漢には難しすぎて途中で興味を失ってしまったので☆3つ。
ただ、よく聞くうつ病、双極性障害、統合失調症はみなよく似たものだと思っていたが、その発現機構は全く違うことに驚いた。 -
Posted by ブクログ
脳科学の本、おもしろそう、と手にしたが、
難解!学術的!科学的!専門的!テクニカルターム続出。ついていけない。
やがて気づきました。これはブルーバックス。
難しいのは当然だった。
ということで、わかるところだけつまみ食い。
ASD。自閉スペクトラム症、コミュニケーション障害。
ADHD。発達障害。
そこに書かれている症状は、いま私が頭を悩ませている相手の特徴と酷似する。
苦手なこと
・興味が薄いことに注意が持続しない
・あることに関心を持ち続ける
・忍耐強く待つ、取り組むこと
・ミスのない作業、作業の完結
・感情をコントロールする
・分析的な思考
・順序だてて説明する
・巧みな嘘をつく