加藤忠史のレビュー一覧

  • 双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本

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    2013年初版とのことで、情報やデザインが少し古く、読みづらいのではないかと不安もありましたが、実際に読んでみると、とても読みやすかったです。

    双極性障害の当事者である私にとって、思い当たる節がたくさんあり、共感しながら読み進めることができました。特に、「躁状態が本来の性格だと間違われてしまう」「本当の自分が何なのか、分からなくなってしまった」という部分は、直近の自分の悩みと重なり、とても印象に残りました。

    また、「発病の原因ではなく、発病のトリガー」という一文には、目から鱗が落ちる思いがしました。私の場合も、発病前の出来事を原因だと思い込んでいたことがありましたが、この考え方で少し気持ち

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    2025年11月22日
  • 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか

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    幻聴や幻視がなぜ起きるのか、勉強になりました。随所にイラストもあり、わかりやすいのでイメージもしやすかった。

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    2025年03月25日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ

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    双極性障害について、とてもわかりやすかったです。
    躁やうつに早めに気づいて、再発を防ぐ方法が具体的でした。

    ⭐︎冒頭の「本書を読む前に」がとても優しいです。
    (一部抜粋)
    『気が向かないときには、無理に読み進める必要はありません。しかし、読みたいのに集中できないというときは、左ページの短い文章だけを読んでもポイントがわかるように構成されています。
    また、何もする気が起きなく、気持ちが晴れないときは、左ページのネコ先生の吹き出しを読んでみてください。心が穏やかになる、やさしいアドバイスが散りばめられています。
    本書は、元気になるための本です。気楽に構えて、マイペースで読んでみてください。』

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    2025年02月05日
  • 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか

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     精神疾患や発達障害といえば、脳そのものの異状がわからないということであったが、最近の研究で、脳自体の小さな変化がこうした疾患や障害の発症に関わっているということが判明しつつあるというのである。
     私自身発達障害の当事者ということもあり、自分自身どのような状態にあるのかを知りたくて読み始めたが、この状態について知ることができた。今後研究が更に進めば、その脳の変化に働きかけられるような治療法も確立できるのかなと、期待を持てるような1冊だった。

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    2024年01月02日
  • 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか

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    一読では充分理解しきれないが、心の病気を医学的に理解できれば、心の病気を持つ人を理解するのに役立つのは間違いないと感じる。再読再再読して、理解を深めたい。

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    2023年09月01日
  • もっと知りたい双極性障害 ココロの健康シリーズ

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    これは最強本です。ほんと。

    1つの物事に対してこれ程完璧に網羅的にカバーされている本はザラにはありません。
    正確に症状を理解し、コントロールする術を知って、薬の選択肢を学ぶ。気分が上がる時、つらくなる時を冷静に判断するためのサインを見つける。
    当事者にとってはまさに福音の書です。
    『もっと〜』でない方は読んでいませんが、これ1冊で充分だと思います。

    一番最初の方にこのような記述があります。「目指すゴールはどこにある?─月1回受診しながら薬を飲み続けてコントロールして会社に行けること。双極性障害は脳の病気。高血圧をもっている人と同じ。」この一言でどれほど救われたことか、言葉では言い表せません

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    2023年05月29日
  • 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか

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    専門用語満載だけど、分かりやすくて面白かった。
    精神疾患を「心の病」だと思っていたが、「脳の病」である。心は脳の働きで生み出されるのだから(そもそもそんな認識がなかったのだけど)、脳の病なのだろう。
    でも、この本を「初めから」読んでいくと、複雑な脳のメカニズムやら、なんやら?で、色々あるのに?何故かとても素直に納得できた(不思議だ)
    ただ脳はあまりにも複雑で、環境等々様々な影響を受けるし、生きている人間の脳の状態を細部まで調べるのは不可能に近い。このような厳しい状況下で人間界を代表するトップクラスの頭脳の持ち主である数多の研究者たちが模索し根気よく精神疾患を「治る病」にすべく奔走されていること

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    2023年04月07日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ

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    文章量は少ないながらも、非常にわかりやすく要点がまとまっており、当事者および当事者の周辺の人にとって理解しやすい。タイトル通り これだけは を凝縮してある印象を受けた。

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    2023年02月23日
  • もっと知りたい双極性障害 ココロの健康シリーズ

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    当事者の人、ご家族、医療関係者、そして多くの人に読んでいただきたい。病気への理解が広がりますように。

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    2023年02月14日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ

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    家族の支援のために。

    2022年5月出版の新しい本で、病気の基本から最新の薬の話まで載っていて、まず知るべきことがひと通り学べたように思う。
    本人や家族の心配事、困りごとがについて、深くはないけど触れているのがありがたい。

    印象に残ったところ。
    「暴言の内容が事実に反していたり支離滅裂であれば、家族も『病気が言わせている言葉なんだ』と思うことができるかもしれません。しかし、躁状態の患者さんの難しいところは、『事実に反することではないけれど、通常はそこまで言わないだろう』ということを言いたてて、家族を激しく責めたりすることです。このことが家族を傷つけます」p45

    事実に反していない暴言も

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    2022年12月10日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ

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    これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ。加藤 忠史先生の著書。双極性障害 躁・うつについての基礎的な知識を身につけることが双極性障害 躁・うつから自分を守ることにも双極性障害 躁・うつから家族を守ることにもつながる。もしかしたら双極性障害 躁・うつから他人を守ることだってできるかもしれない。双極性障害 躁・うつを差別したり特別なもの扱いしないで双極性障害 躁・うつに正面から向き合うこと。

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    2022年10月08日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ

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    コンパクトでわかりやすく端的であるが、必要な情報が過不足なく取り入れられていて、大変有用。薬やその作用についても、素人にもわかるようにきちんと説明されているため、なぜこの薬を飲まなければならないのかが理解しやすい。
    当事者やご家族にはもちろんのこと、精神疾患を持つ人に関わる支援者にも大変役に立つ。

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    2022年09月18日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! 第2版 ココロの健康シリーズ

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    双極性障害についての本はいくつか読んだが、やはり加藤忠史先生の本はとても読みやすい。

    基本の情報から治療薬の情報、最新の情報まで掲載され、当事者や関係者は必読の一冊。

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    2022年08月02日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! ココロの健康シリーズ

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    日本における双極性感情障害研究の第一人者である、順天堂大学の加藤忠史先生が監修された、一般向けの本。

    私自身は大学で臨床心理学を専攻したもののの、自身も通院歴が20年以上、入院歴も数十回ある。

    この本は全く心理学や臨床心理学の知識がなくても、簡単に読むことができる。当事者やその家族向けの具代的アドバイスもあり。

    ただ若干、軽躁状態と混合状態の当事者への具代的アドバイスは少なめか。

    双極性気分障害を知りたいかた(特に当事者やその家族)にとっては、「いろはのい」になるかもしれない。

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    2022年05月18日
  • 双極性障害【第2版】 ──双極症I型・II型への対処と治療

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    うつの主原因はストレスやもともとの性格、双極症の主原因はゲノム、とのこと。心の在り様すら、遺伝子の支配から逃れられないのか、悲しい(当たり前っちゃ、当たり前だけれど)。
    精神科の医師がネクタイをしていないことが多いのは、患者からネクタイを引っ張って首を絞めあげられないため、らしい。笑っちゃいけないけど笑う。お医者さん大変過ぎる。
    著者の冷静過ぎるスタンスが、読み物として普通に面白かった。

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    2022年03月22日
  • これだけは知っておきたい双極性障害 躁・うつに早めに気づき再発を防ぐ! ココロの健康シリーズ

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    加藤氏の著作は、まずこれを読んだ。そのあとに、もっと知りたい〜を読んだので、かなり双極症の知識補完された。主治医にも感謝、加藤忠史氏、に感謝状贈りたいくらい、しかもまだまだ現役で臨床でご活躍されてるところが、嬉しすぎる。加藤氏に感謝です。私は双極症の研究が進むように、ブレインバンクの登録を考えている。

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    2021年02月14日
  • もっと知りたい双極性障害 ココロの健康シリーズ

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    加藤忠史氏、に感謝状贈りたいくらい、しかもまだまだ現役で臨床でご活躍されてるところが、嬉しすぎる。加藤氏に感謝です。私は双極症の研究が進むように、ブレインバンクの登録を考えている。

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    2021年02月14日
  • 双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本

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    躁うつ病のあれこれを患者の周りの人々に分かりやすく伝える。イラストや図が多く、ページ数もほどほどなので、まずは取り急ぎ躁うつ、双極性障害に触れたい人にもってこい。うつの時、躁の時、どんなことが起こりうるのか、知っておくだけでも価値がある。双極性障害を知る手始めにどうぞ。

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    2018年05月04日
  • 双極性障害 ――躁うつ病への対処と治療

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    双極性障害に関し、症状から治療法、現在の研究動向に至るまで全般的に網羅されている。個別のケースも幾つか載せられており、参考になる。

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    2015年05月16日
  • 双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本

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    双極性障害のことが、とても易しく理解できるように工夫されていて、手っ取り早く病気のことがわかる良書。
    躁状態にはなかなか気づけないが、この本に書かれている注意点を観察すれば、医者の受診を勧めるきっかけはつかめると思う。
    病気の人への対応方法も書いてあるので、病気じゃない人も読んでほしい。

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    2014年11月29日