【感想・ネタバレ】双極性障害 ――躁うつ病への対処と治療のレビュー

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Posted by ブクログ

双極性障害に関し、症状から治療法、現在の研究動向に至るまで全般的に網羅されている。個別のケースも幾つか載せられており、参考になる。

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2015年05月16日

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「躁うつ病」の啓蒙書。生物学的研究者の本であるが、この分野で長年、啓蒙活動も行い、臨床もされているだけあって、現在の治療や研究がすごくわかりやすくお勧めです。

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2012年06月13日

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ネタバレ

私は双極2型障害と診断されています。

私のような急速交代型に有効だと報告されている甲状腺ホルモン剤や、双極性障害のうつ状態の第一選択薬となることが期待されているルラシドンなど、私の知らなかった治療薬があることを知りました。

色々な薬を試しても、ある程度以上、うつ状態が改善されずにいる状態に光明を見いだせるかもしれないと思いました。

先月、担当医が代わったばかりなので、どんなタイプの先生なのかしばらく様子を見てから、こちらの本で得たことをお話してみようかと思っています。

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

2008年の本。DSM-Ⅳの時代。ラモトリギンが発売されたあたり。エビリファイに双極性障害の適応がなかった時。(躁状態に対する適応は2012、うつ状態に対する適応は2013)
双極性障害の原因に、ミトコンドリア異常説が認められつつあると記述。いまはどうなんだろ。

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2020年05月21日

Posted by ブクログ

双極性障害について、かなり突っ込んで書かれている。分かりやすいとは言い難いが、双極性障害は未知な所が多すぎて、治療も対処療法しかないということ。うつ病に比べても、圧倒的に情報が不足していること。そう言う事をかき集めてまとめあげている良書。

双極性障害の患者として、理解はできなくても知っておく必要はあるだろう。

医学的な入門書にもなると思う。

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2014年12月10日

Posted by ブクログ

双極性障害。いわゆる躁うつ病についてわかりやすく書かれています。

職場で躁うつ病の診断された方がいたので、読んでみました。

統合失調症やうつ病との違いなどがわかりやすく記述されています。

一度回復すると完治したと考え、薬を飲まなくなり再発に至り、躁状態とうつ状態を繰り返す。その経過の途中で仕事や家庭を失う。

ホントに恐ろしい病気です。
早期発見が肝心なんですね。

誰もが知っておいた方がいい知識なのではないでしょうか。

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2011年07月29日

Posted by ブクログ

うつに関する本は多いが,一般向けに書かれた双極性障害の本はなかった。その意味で,待望の一冊。治療法については,結局今のところリーマスしかないのね,という感じだが,双極性障害の原因解明が意外と進んでいることには驚いた。発症頻度についてうつの7%に対して双極性障害は0.7%,抗うつ薬が効かないなど,うつとの違いが説明されており,この病気の特異性について認識を新たにしました。薬さえ飲んでいれば社会生活が送れるというのは,確かに朗報には違いないが,うつ状態をどう乗り切るかが問題ですね。

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2009年10月07日

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