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Posted by ブクログ
「躁うつ病」の啓蒙書。生物学的研究者の本であるが、この分野で長年、啓蒙活動も行い、臨床もされているだけあって、現在の治療や研究がすごくわかりやすくお勧めです。
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私は双極2型障害と診断されています。
私のような急速交代型に有効だと報告されている甲状腺ホルモン剤や、双極性障害のうつ状態の第一選択薬となることが期待されているルラシドンなど、私の知らなかった治療薬があることを知りました。
色々な薬を試しても、ある程度以上、うつ状態が改善されずにいる状態に光明を見いだせるかもしれないと思いました。
先月、担当医が代わったばかりなので、どんなタイプの先生なのかしばらく様子を見てから、こちらの本で得たことをお話してみようかと思っています。
Posted by ブクログ
2008年の本。DSM-Ⅳの時代。ラモトリギンが発売されたあたり。エビリファイに双極性障害の適応がなかった時。(躁状態に対する適応は2012、うつ状態に対する適応は2013)
双極性障害の原因に、ミトコンドリア異常説が認められつつあると記述。いまはどうなんだろ。
Posted by ブクログ
双極性障害について、かなり突っ込んで書かれている。分かりやすいとは言い難いが、双極性障害は未知な所が多すぎて、治療も対処療法しかないということ。うつ病に比べても、圧倒的に情報が不足していること。そう言う事をかき集めてまとめあげている良書。
双極性障害の患者として、理解はできなくても知っておく必要はあるだろう。
医学的な入門書にもなると思う。
Posted by ブクログ
双極性障害。いわゆる躁うつ病についてわかりやすく書かれています。
職場で躁うつ病の診断された方がいたので、読んでみました。
統合失調症やうつ病との違いなどがわかりやすく記述されています。
一度回復すると完治したと考え、薬を飲まなくなり再発に至り、躁状態とうつ状態を繰り返す。その経過の途中で仕事や家庭を失う。
ホントに恐ろしい病気です。
早期発見が肝心なんですね。
誰もが知っておいた方がいい知識なのではないでしょうか。