竜徹のレビュー一覧
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[Ⅰ]怖いんだ(p.220)[Ⅱ]近づく決戦。この巻はその助走、最後の凪のとき。[Ⅲ]イクタはおそらく勝ちたいわけでもなく負けたいわけでもなく、シャミーユが自己を肯定できるようにし、キオカ軍も含めなるべく少ない被害で戦を収めることをめざすと思うが、どうするのか、どこまでできるのか。サフィーダの話が妙に目立つ。
■簡単なメモ
マシューとポルミの婚約。
第一回帝国国民議会開始。ナナクも参加。
精霊を使った通信スタート。
ハロ復活、自称ヤブ医者の女医さん。
ジャンの懊悩。エルルファイの迷い。
サフィーダが生存していた。どこで間違ったのか考え続けている。
イクタの心情とハロ。
ハンナ《揉め事より -
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救いたいんだよ、あの子を。その地獄から。片割れとそう約束した。……それに比べれば、帝国の今後をどうこうなんておまけみたいなもんだ。(p.109)//ミルバキエvsシャミーユ/イクタとシャミーユのイチャラブ/イクタの副官探し/ミルバキエvsトリスナイ。さすがのトリスナイも平静ではいられなかった/ハロの決心/ミルバキエの生い立ち《祝福っていうのはね、有るか無いかと同じくらい、気付くか気付かないかが問われることも多い。》(p.221)/アルデラ本国(イェナ、アクガルパ)、帝国(シャミーユ、イクタ)、キオカ(アリオ、ジャン)の三国会談。ついでにアナライ乱入。
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前の話の事後処理と帝国貴族の腐敗ぶりと新ステージへの移行。
■簡単なメモ
皇族も含み、トリスナイ・イザンマを筆頭に帝国には腐敗貴族(官吏たち)がはびこりうまい汁を吸おうとしている。国が滅びに向かっているかもしれないというのに悠長なことだ。というより滅びそうな原因が自分たちだと気づかない者たち。ただしうまい汁を吸う能力だけは長けている。
この話はある意味シャミーユの物語でもあるようだがキオカに人質として滞在していた彼女だけが皇族として正常な感覚を残しているという皮肉な状態ではあるものの、なんらかの洗脳を受けているようではあり、イクタはそれとも戦わねばならないのだろう。
シナーク族難民の処 -
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(Ⅰ)主人公やからイクタたちは大丈夫と思ってはいてもギリギリの状況による緊張感は感じる。
(Ⅱ)ライバル登場、「不眠(ねむらず)の輝将」と呼ばれる華麗なジャン・アルキネクス。
(Ⅲ)イクタにとっては撤退戦。二人のなしたいこと、なすべきこと、なせること、避けたいことがまだ出会わぬままにぶつかり合う。
■簡単なメモ
/疲弊した北域鎮台軍に圧倒的戦力差を持つアルデラ神軍が迫る。
/予想はしていたがイクタと、ナナクは幼馴染だった。
/ナナクの協力を取りつけるために小指を切り落とすイクタ。
/なるべく多くの兵を撤退させるため殿の隊として大森林に山火事を起こす火線防御作戦。イクタたちは切り抜けられるか -
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(Ⅰ)実地訓練のため北域鎮台で山岳民族のシナークと対するが、善悪で言えば一方的にカトヴァーナが悪。また、シナークらしくない言動にイクタは違和感を感じる。
(Ⅱ)シナークの指導者ナナク・ダルの大義。一介の兵士カンナ・テマリのささやかな望み。
(Ⅲ)イクタなら存在するだけで害悪にしかならないような存在は(殺すのではなく)排除することも可能やと思うけど彼はそうしない。そのことの危険を知っているからかもしれない。でもアレを早めに排除してたら話し合いでなんとかできたかもしれないのになあ、とも思う。まあ、ストーリーにならなくなるけど。
■簡単なメモ
/一行目:そこは地上より少しだけ天に近く、あるいは死 -
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ネタバレ 購入済み
惜しい作品かな
色々と面白く感じる部分もあったけど、突然の話の展開についていけなくなったりもして残念だった。最後も主人公以外の主要人物が死ななかったり、7巻までの地獄のような戦闘はどうしたのかななど感じた。
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ネタバレ 購入済み
つまらなくはないけど
展開がゴチャゴチャしていて非常に判り辛い。
主人公が不在なせいか、視点がコロコロ変わり登場人物たちの状況説明的なものが多く、文章はギッシリなのに内容が薄いです。 -
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