竜徹のレビュー一覧

  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    ネタバレ

    怠け者でひねくれものだが、豊富な知識と優れた頭脳で誰よりも戦略、戦術に秀でる少年が主人公の戦記もの。
    激情家でガキっぽい面を除けば、なかなか好みのタイプの主人公。
    お話も面白い。キャラの魅力も十分。これは期待できそうだ。
    この手のお話では萌え成分が希薄になるけど、まあ話が面白ければいいや。続巻にも期待したい。

    ただ、シャミーユが語る「国を負けさせて栄えさせる」論は正直疑問に思う。
    これって敗戦をバネに高度成長を果たした日本と同じ道を歩ませたいんだろうけど、帝国のような大きな国ではじめからそれを狙って行うってのは無理がないかな。
    日本はやむにやまれず、他に道がなかったからああなったわけで、もし

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    2014年04月09日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV

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    どんどん面白くなってきてますね! ラノベランキング2位の割には売れてない感じだけど、読まずにすますのはもったいない! 個人的にマシューファンです(笑)。

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    2014年03月29日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV

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    海戦の決着と鉱山をめぐる要塞戦、かと思ったら急展開。クーデター勃発で、わかたれるイクタたち。マシューが急成長。ハロにも裏がありそう。

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    2014年03月12日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    最近の異世界戦記ファンタジーブームの火付け役的な?
    主人公のキャラがラノベにしては意外で、だけど憎めなくてなんか良かった。
    国境を越えるところだけ、ん? ってなったけど、それ以外はちゃんと戦略も練られててよかったです。

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    2014年03月09日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    戦乱渦巻く世界で生きるイクタ少年の半生を描いた作品の第2章。
    今回は大アラファトラ山脈に守られた「シナーク族」との戦い。

    相変わらずのイクタ少年の皮肉っぽさが心地いいですね。
    死と隣り合わせの戦争をテーマにしているのにこの言動があるからうまく中和されているんでバランスが取れていますね。
    前回より若干シリアスパートが多いが、イクタ少年の必死さが少なかったのがちょっと物足りなさを感じてしまいましたが、これからどんどん広がっていきそうな気がしますので期待したいですね!

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    2014年03月04日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

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    ライバル登場。一万二千の敵軍に対し味方はわずか八百。壮絶な退却戦。最後に差を分けたのは、敵将への想像力。

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    2014年01月11日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIV

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    電撃文庫の中でもかなり楽しみにしているシリーズの最新刊。

    前半ではマシューの故郷で起きている事件を調査し、後半では海の人となったイクタたちによる共和国との海戦。
    今回は我が友マシュー回と言ってもいいね。
    故郷では領地の人々から愛されている様子が伝わってきて、船の上では若い女船長であるポルミニュエとのやり取り。
    イクタやヤトリ、トルウェイら才能に恵まれた面々と違い、等身大で身近に感じられるマシューの活躍はどこか嬉しさを覚えるな。
    特に

    「それが戦争を舐めてるって言うんだよッ!いいかよく聞けよ、いつだって何が起こるか分からないのが戦場なんだ!数字の上では楽勝に見える時だって、不測の事態に備えて

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    2013年09月28日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    ネタバレ

    評価:☆4.5

    本格派ファンタジー戦記第二弾。

    今回も面白かった!安定してますね。
    用語や人物も増えてきてカタカナが多くなってきてるのにスラスラ読めるぐらいにはこの世界観にハマってるw

    イクタは適当に見せかけて、誰よりも冷静で時に非情で現実見てるとこが好きだ。
    無能な上官キャラってよくあるけどやっぱ腹立つなぁ(笑)
    イクタ・ヤトリ・トルウェイの将棋勝負は見てみたかった。

    デインクーン、清々しくて好きだったのに・・・(´;ω;`)
    「ご無礼をばぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
    「お許しをばぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
    には吹いたwww

    ナナク・ダルとヤトリとの一騎打ちは燃えた!
    回転剣舞は是非とも映像でも

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    2013年09月02日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    ネタバレ

    評価:☆4.5

    戦乱渦巻く世界を、軍人としての卓越した才で生き抜く少年イクタ。その波乱万丈の半生を描く、早大なファンタジー戦記、ここに開幕!

    いやー面白かったです!
    主人公は知恵が回る無気力系。一見ちゃらけた男のようだけど、的確な指示を飛ばして快進撃を続ける姿は爽快。
    でも過去に自分の父親が軍に殺されてることもあって、時折感情を露わにすることもあるので感情移入も出来るのが良い。

    他のキャラも一巻から十分にキャラが立っていて読みやすかったです。

    そして姫がイクタに示したカトヴァーナ帝国を救う方法がまた面白い!
    そんなの出来るか?と思うのと同時にイクタならやってくれそうな気がするから不思議

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    2013年08月28日
  • ノノメメ、ハートブレイク

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    主人公のバカでまっすぐなところにすごく好感が持てた。ラブコメで主人公に好感が持てるってのは珍しい。賀東先生が絶賛するのもわかるな。
    クーデレな天王州さんがかわいいのでノノメメさんは天王州さんと幸せになればいいと思います。

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    2013年06月23日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

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    戦いは1つだけでは終わらなかった。

    シナーク族との戦いが終わり、疲れ果てたカトヴァーナ帝国軍。

    そこにアルデラ神軍の大軍が彼らを襲う。

    ここでイタク達が選択した行動は。


    「不眠の輝将」と呼ばれる天才も登場。
    彼の前にイタクはどう切り抜けていくか。
    見所です。

    2巻での出来事があったので今回はさらにどうなっていくのか展開が読めず終始緊張しっぱなし。

    地形、気候、敵の動向等あらゆる面を見据えて繰り出されるイタクの戦略は見逃せない。

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    2013年05月26日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

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    内容はともかく、ファンタジーでエンコ落とし見せられてもげんなりする。
    なんかもうちょい他のものに置き換えたりは出来なかったんだろうか。

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    2013年04月22日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

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    面白かったー!
    相変わらずラノベにして硬派な作品。今回もドキドキハラハラが止まりませんでした。

    シナーク族と和解したものの、一息つく間もなくアルデラ神軍と相対する羽目になったイクタたち。
    味方の撤退を支援するため、時間稼ぎを行うことになります。
    ・・・まさかこれに1冊費やすとは。
    今後の展開を含めても、この撤退戦はそれほど重要な局面ではないはず。
    それだけこの戦いを書きたかったんだろうな。

    敵の将軍は“不眠の輝将”ジャン。
    彼の登場により、どちらかというとイクタの独壇場だった戦争が頭脳戦の様子を呈してくる。
    お互いの裏の書き合いや相手の出方を見てこちらの手を変える・・・といった戦術のぶ

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    2013年04月16日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

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    「__だから僕は、君の出す結論が、
             より良い未来に繋がるように手伝うよ。
        君が君として胸を張って生きられるその日が来るまで、
                                 僕は君の隣にいる」


    さて、絶望的な窮地で持ち越された第3巻。
    イクタの神の様な奇策でみんな無事帰還!!

    …なんてご都合主義な展開になるはずもなく、
    ただただ失うものが増えていくばかり。

    今回は敵方にも優秀な指揮官が登場し、
    盤面を挟んだ気の抜けない一進一退が繰り広げられます。
    その中で成長していくキャラたち、
    育っていく価値観。

    今巻もしっかり読み応えのある内容になっていました

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    2013年04月10日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    戦争は、よくない。
    それに理由なんていらない。

    前巻は模擬戦だったためハラハラ感や報われなさはほとんどなかったけど、今回は内乱とはいえ確実な戦争。
    人がバッタバッタと死んでいき、また戦争の惨さも見せつけられます。
    現代のラノベ界でこういうシーンをきちっとかける作者って貴重。
    火の国風の国物語なんかもそうだけど、物語に深みが出てくるよね。
    まぁ自分のようにキャラに感情移入して読むタイプには辛い描写の連続ですがw

    イクタの智力で敵を乗り越えたり、ヤトリの武力で道を切り開いたり、騎士団のみならずサブキャラの活躍や男同士の猥談などなど、今回も見所たっぷり。
    あぁ、早く次が読みたい!

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    2012年12月30日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    ネタバレ

    人が死なない戦争なんてない。
    読み終えて思ったことです。
    まあ実際、そうなんですがw

    さてさて今回はどちらかというと内戦的な戦争でした。
    2巻もリアルな戦場、戦略が描かれていています。

    イタクの名将ぶりがこの頃から発揮してますね。
    新キャラ増えた!と思えば・・・・

    読んでいてホント飽きない作品です。

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    2012年12月19日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    『自分の臆病さを直視して、それを何とかしたいと思っている。
     その時点で君はじゅうぶんに冷静だよマシュー。
      ___心配はいらない。君の震えは、
                          戦いの始まりと共に止まる』

    しまった…次巻に繋ぐ引きだったか…
    3巻出るまで我慢しても良かったな…
    あ、今回ややネタバレ含むんで気になる方は回避で。

    というわけで、思わず2巻も読んでしまったわけですが、
    やっぱ面白いですね…
    時々文章が詰まりすぎてたりとか、乱れたりするのは仕様ですねw
    個人的に文章の上手さとかってそんなに気にしないタイプ
    のはずなんですが、なんかこの作家さんのは気になる…。

    頭に書

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    2012年11月29日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    今季このラノのダークホース。
    やっと読みました。なかなか近所に売ってなくてなw

    とりあえず前半の読みづらさは急ぎ足のせいでしょうか?
    とにかく、会話の間に地の文が少なかったり
    急に話が大きく動いてたり、
    もうちょっと余裕のある書き方してほしかったです。
    あの船のくだりとか特にですね。
    え?って思ったら騒いでるみたいな…

    まあ、1巻の終わらせたいポイントと、
    ページ数を考えると仕方の無い処置だったのかもしれませんが。
    なんかイメージとしては『新世界より』の上巻を
    半冊に圧縮したかのようなプレッシャーを感じますw

    じゃあつまらなかったのかと言われるとそんなわけもなく、
    こんだけラノベ仲間の評

    0
    2012年11月29日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

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    ネタバレ

    続く、で終わった。

    今気づいたのだが、個人的な好みとして1冊毎に明確な区切りが
    あった方が評価が上がるらしい、ので★0.5減点。

    おもしろかったけど、救いのないストーリーでした。
    今気づいたのだが、個人的な好みとして救いのある話の方が
    評価が上がるらしい、ので★0.5減点。

    いやこれが悪党が主人公で悪の限りを尽くすとかなら、むしろ
    さんざんな方が評価があがるのですが。

    どう転んでも出世につながる戦争でもなさそうだし
    初陣がこれでは今後のイクタくんの栄達にも翳りが
    みえたかも?まあ出世しないことには話が進まんけど。

    こういうのを読んでいると、つくづく銀河英雄伝説って
    すげえな、と改めて

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    2012年11月24日
  • ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン

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    インド亜大陸かー。
    露出度高いのは絵的にいいよね。

    大尉にもなって不良高校生みたいな事してるのは萎える。

    あと主人公や赤い人の兵科がもやっとしてるのは良くないかな。
    折角精霊別で兵科を分けてるんだから、それぞれもっと特色があった方がいいと思う。
    いやまぁ、演習で火使ったらまずいとは思うんだが。

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    2012年11月15日