室積光のレビュー一覧

  • 史上最強の大臣

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    「内閣」の続編です。
    前作の驚愕的インパクトに比べると今ひとつかな、、、?!
    いえいえ!超一級のパロディ・エンターテイメント作品です。

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    2016年04月29日
  • 史上最強の内閣

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    たまにはおバカな設定小説もいいなと思い読んだのだが、思いのほか面白い。
    現在、日本が抱えている問題の本質をうまく突いていると思った。現実でもばら撒き政治ではなく本質の議論で選挙して欲しい。
    ありえない一軍内閣ではあるが、実在して欲しいな。
    映像にしても面白いと思う。内容的にフジか日テレに合ってるんだけど、出来ればテレ朝希望。

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    2017年09月26日
  • 史上最強の大臣

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    こんな大臣、いてほしい。議論の場面は、小気味よかった。もやもやしていた心の中を、スパって言ってくれてるような気がした。命をかけてすべきことをする。かっこいいよね。

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    2016年02月04日
  • 史上最強の大臣

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    内閣を読んでからずいぶん経っていたので、細かい設定を忘れてた部分もあったけど、、、ジャンナムは勝手にだけど大人になったなぁ。と笑。
    教育とか、医療とか色んな側面からの見方考え方ができて、確かに解決策としてこれ!と決めるのは難しい。今日明日で出る答えでもない。だけど、関わる人たち(大きな指針を決める執政側だけでなく享受する側も)は常にベストは何なのかを本気で考え続けなければいけないんだと思う。そうして初めて、他者の批判をする資格が生まれると思うし、同じ土俵で議論できるようになる、たぶん。

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    2015年09月12日
  • 史上最強の大臣

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    ネタバレ

    史上最強の内閣の続編。今回は教育問題がテーマです。

    絶対的に正しい教育なんか存在しない。立場が変わったら、正解にも不正解にもなる。本書で取り上げられる道徳の話なんかは最たるものかもしれません。強い兵隊を作るためなんてありましたが、強いと言うのは喧嘩が強いのか、頭が良いのか。結局どちらも使われ方次第のような気もします。

    二条首相や新門大臣のように、本気で日本のことを考える政治家に出てきてもらいたいと思うひともいるけど、まずは選挙に行かないと何も生まれない気がします。

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    2015年06月12日
  • 史上最強の大臣

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    ネタバレ

    『史上最強の内閣』に続く第2弾
    痛快でした
    今回は、教育のこと、戦争のこと
    近隣国(中国、韓国、北朝鮮)のこと
    モヤモヤとしていた気持ちがスカッと割り切れる
    そうかそうかと納得できたりもする
    色々な世代、時代、立場の人たちを否定するのではなく
    理解して、前に進んでいけたらどんなにいいでしょう
    自分で思いがけず、上から目線で語っていたようなこと
    そんなことにもきがついて、反省したりして
    とっても有意義でいて、それでいてユーモラスで
    楽しい読書の時間を過ごすことができました

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    2015年06月08日
  • ドスコイ警備保障

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    「史上最強の内閣」で知った室積さんの著書、「ドスコイ警備保障」です。

    ストーリー的にも、見たままと言うか、直球な内容。
    分かり易い文章使いと、少しだけ分かりにくい情景描写・・・

     中卒とともに、相撲部屋に入りその後、芽が出無かったり、引退しても親方にはなれなかった元相撲とりの受け皿として、警備会社を設立します。

    破壊的なパワーと、優しい心持。ドラマ向きな内容で、しかも泣けます。

    室積さんの、捻りの無い直球勝負な感じが、あえて新鮮で面白いです。

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    2013年11月08日
  • 達人の弟子 海を渡る

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    十年前、たった一人でカルト教団を崩壊させた八十歳の老人がいた―世界最強の技を持つ達人・山本俊之の存在を知った謹慎中のサッカー部員・晃吉とクロアチア人の留学生・マルコ。
    二人は達人がこもる山へと向かい、イルジスタン人のアバスとともに修行を始めるが…。

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    2013年06月10日
  • 都立水商!

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    ネタバレ

    気軽に読める本を、と思って探した作品。
    漫画もあるらしいです。

    都立高校で水商売専門の教育を行う為の学校が作られた。
    準備から関わり10年働き、退任する先生が校舎をまわりながら回想する、という形式。
    個性が強かったり学力が低くて、普通の学校現場からはじかれた生徒たちの物語。

    野球のシーンは、他の場面に比べてくどい感じがしましたが
    高校野球に対する批判がこめられているのかな、と思いました。

    設定は奇抜だったけれど、中身は結構さわやか
    2時間くらいで一気読みしてしまいました。

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    2013年04月08日
  • ミステリー通り商店街

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    ネタバレ

    タイトルにはミステリとあるけれど、中身は極上のエンタメでしょう。悲しい結末なはずなのに、なぜが笑ってしまうシチュエーション。ユーモアと人情にあふれた面白さで、一気に読んでしまいました。
    名前が示す通り、著者は山口県のご出身。山口舞台の作品があるか、ちょっと探してみたい。

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    2012年05月17日
  • 都立水商!

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    水商売の専門学校を!酒の席で酔っぱらいの官僚の発言がまさかのまさかで実現する。集まったのは中学では不良などと烙印を押されたすっかり瞳に輝くをなくした生徒たちばかりだった。しかし教師・講師・生徒が手探りで伝統を作り上げて行くのであった。――究極のネタ本!

    まあ「ホスト科」「ホステス科」は予想の範囲内で風俗も教えるのかなあ、なんてぼんやり思うだろうが、それがなんと「ソープ科」と「ヘルス科」が別々にあるのだ。それだけにはとどまらず「ゲイバー科」があり(「オカマ科」は却下された)、「マネージャー科」「バーテン科」があるという裏も表も充実した学校なのだ。もうこれだけで解るだろうが内容はある意味濃いが中

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    2012年11月10日
  • 達人の弟子 海を渡る

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    前作の「達人山を下る」が室積光らしいハチャメチャなコメディ小説だったので、続編である今作もあまり期待せず、箸休め程度のつもりで読んだが、期待が大きく裏切られた。
    面白い! (良い意味での)期待の外れ具合で言えば今年一番だ。

    物語は前作の十年後。
    カルト教団を一人で崩壊させた柔術の達人・山本の弟子になるため、達人が篭る山へ向かった、謹慎中のサッカー部員・晃吉とちょっとKYな留学生マルコ。二人は電気も通らない山奥で仲間たちと修行に励み、成長していく…。
    というところまでは普通の話。この小説の良いところは、太平洋戦争や中東地域の内戦に絡めて、生きるということや、家族、国家などについて物語を深く展開

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    2012年03月23日
  • 達人 山を下る

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    正直に言うと本書は単行本で発刊された当時に読んだもので今回の文庫版発売に合わせて再購入したものはまだ読んでは居ない。室積サンの小説は「都立水商」「どすこい警備保障」など、エンタテインメントに徹して笑いながらサクサク軽く読めるのが最高で、本作もその路線を決して外さない。何故か仙人になるべく山に籠って修業していた爺さんが、家族の危機に際して山を降りて敵をかなり下品な秘技でやっつけるのが痛快。こういうスラップスティック小説を書くのは本当難しいと思うのだが、それをさらっと書きあげる室積さんに乾杯!

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    2011年09月26日
  • ドスコイ警備保障

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    ネタバレ

    B'zの旅仙台!のお供。三浦しをんの三四郎…からの紹介?。超面白かった。それなのに読んだ人がこんなに少ないなんて!しかも書庫だなんて!ひどいわ。うまくいきすぎ、とも思うけど、相撲、力士のすばらしさに感動。普通のデブ・松村がアメリカで成功するなんて。笑いながらちょっと泣ける、みたいな。全体に軽くすいすい読める。にやにやしながら読んでしまった。この作者、もう書いてないのかしらん。

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    2011年09月18日
  • ドスコイ警備保障

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    ドスコーイ!タイトルからは予想できない?感動物語でした☆南ノ峰親方、素晴らしい人柄です。大東山の「夢」に対する想いには泣かされてしまいました><静士郎の名言は引用コーナーで♪ Special Thanks to N.H-san.

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    2011年07月28日
  • ドスコイ警備保障

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    ちょっと馬鹿馬鹿しいのですが私は好きです。お相撲さんの受け皿のお話です。タイトルもお相撲さんの何となくユーモラスな感じが出てて微笑ましい。今すぐに読んで欲しいのは相撲協会の方々。

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    2011年05月04日
  • ドスコイ警備保障

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    相撲協会理事長の発案で起業した、「社員は全員、元力士」の警備保障会社、その名も「ドスコイ警備保障株式会社」。

    立ち合いのスピードはオリンピックね短距離選手級、体重百キロの巨体は全身が筋肉の固まり。

    そんな彼等の奮闘記は、どこかユーモラスで。

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    2010年06月15日
  • ドスコイ警備保障

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    元横綱の南ノ峰親方に呼び出された。
    引退後の力士の就職先に心を痛めていたのだ。
    そこで考えたのが警備会社。
    社員は、全員元力士。
    史上最強の警備会社が誕生する。
    その名も「ドスコイ警備保障株式会社」。(いきないり株式?)
    立会いのスピードはオリンピック短距離選手級。
    体重は百キロを越える巨漢。
    しかも全身が筋肉。
    当会社の警備は、少々の凶悪犯では絶対かないません。


    もし、元力士の警備会社が出来たら・・・と言うお話です。
    非常にコミカルで読みやすい作りになってます。
    力士だって人間です。
    警備会社の成長とそれに関わる人々を書いた作品です。
    面白いですよ〜。

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    2009年10月07日
  • 都立水商!

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    「農業、工業、水産業があるのに、なぜに"水商売"を教える学校がない?」という、とある役人の鶴の一声で設置された「都立水商業高校」、通称「水商」。

    その設立から5,6年先のところまでを描いている話です。ヤングサンデーで連載しているマンガの原作本。マンガよりもずっと先を書いてますが。

    私、マンガから先に入ったのですが、正直、この本だと途中でダレてしまって。すごく惜しかった。もっとたくさんのエピソードを混ぜてくれると良かったのですが。

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    2009年10月04日
  • 都立水商!

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    「俺、野球の本かスケベな本しか読まねえもん」と言い放った野球部のO木に読ませた本。
    ただ、それだけでは終わらない。ラストはちょっと肩すかしだった。

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    2009年10月04日