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Posted by ブクログ
新宿歌舞伎町にある水商。田辺圭介は、十年通い慣れた道を歩いていた。彼は水商の歴史の先生だったが、別れを惜しむため学校に訪れてた。創立するための準備から合わせると12年この学校と関わってきた。今、彼の頭にはこの学校での思い出が思い出されてた・・・。
都立水商・・文部省の役人が役人がお酒の席で「世の中には、水商売と言う職業もある。『水商業学校』があってもおかしくないだろう?」と発言したのがきっかけで出来た。水商売のプロを作る高校だった。
初めての始業式は、ごく一部の志願した生徒を除いては、半ば不貞腐れた生徒だらけ。中学で落ちこぼれの烙印を押されたり、援助交際をしてた少女などの生徒だった。講師は、志願して来た高校の先生や校長や教頭と折り合いが悪く飛ばされてきた先生。民間からその道のプロが集まった人々だった。
専門科目は、「ホステス科」「マネージャー科」「バーテン科」「ソープ科」「ヘルス科」「ホスト科」「ゲイバー科」が初めに設立された。
水商売のための高校。先生と生徒は、互いに協力しあい学校を発展させていく。笑いあり感動ありの青春小説です。
これは、とっても面白かったです発想がまず凄い。ありえない!それと、官能小説のようなエッチなシーンが無いのが特徴です。女性でも読めるかな?とも思います。ま〜漫画になれば・・これは、小説としてとっても面白いのですが、お薦めしてもいいのでしょうか?ん〜悩むな〜
Posted by ブクログ
日本初の水商売専門教育を行うために設立された「東京都立水商業高等学校」
個性が強く普通の学校現場からはじかれた教師生徒たちの物語。
開校以来10年間教師を務め、家業を継ぐため田舎に帰ることになった教師田辺が、
校内を散歩しながらいままであった出来事を回想するという形で話は進んでいく
設定は奇抜だが中身はさわやか。
教師も生徒も基本的にみんないいやつで読んでくうちにみんな好きになっていき、
あっというまに読み終えてしまった。
ほのぼのする話が多いがメインエピソードである水商野球部が甲子園に出場する話では
今の高校野球に対する批判がこめられていて「そうだそうだ」と読みながらうなずいていた。
スポーツ選手をスポーツ以外のことで計るってバカバカしいよね。
Posted by ブクログ
水商売の専門学校を!酒の席で酔っぱらいの官僚の発言がまさかのまさかで実現する。集まったのは中学では不良などと烙印を押されたすっかり瞳に輝くをなくした生徒たちばかりだった。しかし教師・講師・生徒が手探りで伝統を作り上げて行くのであった。――究極のネタ本!
まあ「ホスト科」「ホステス科」は予想の範囲内で風俗も教えるのかなあ、なんてぼんやり思うだろうが、それがなんと「ソープ科」と「ヘルス科」が別々にあるのだ。それだけにはとどまらず「ゲイバー科」があり(「オカマ科」は却下された)、「マネージャー科」「バーテン科」があるという裏も表も充実した学校なのだ。もうこれだけで解るだろうが内容はある意味濃いが中身はない!青春小説のような側面も持っているがはっきりいってやり過ぎ感満載だったりするのだが、もうただひたすら読みながら突っ込み笑えるという点ではぴか一だ!
ただ、違和感があったのは、ゲイとオカマは違うんだよ! というところ(笑)。大学の専攻の関係でそういう分類を学んだから言えるのだが、一緒にしたらはっきりって失礼だ。ゲイは体は男で心も男で、男として男に恋愛感情を抱く人。オカマはどちらかというと体は男で心は女で、女として男に恋愛感情を抱く人だ。これは直ぐ調べが付くことで、エンターテイメントでもこういう話を書くなら、しっかりしておいてほしかった。
落第者的な烙印を押された彼らが輝くさまは読んでいて楽しいし、いろんな実績によって世間から認められもするが、それでもこういった職業にはりゃかい倫理的に胸を張れないんだよ、コンプレックスを忘れないでね、という主張があるのには好感が持てた。
超実践的な専門学校だけに人情味あふれる教師や講師に教わる生徒たちがどんどんうらやましくなって気すらするのだ。内職をし板書だけを写し、テストのために暗記する、そんなつまらない授業たりえないものを作り上げていく様はまぶしい。思いっきりフィクションでギャグ漫画テイストなのだが、とてもいい話だった。
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