室積光のレビュー一覧
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大相撲。そのトップはもちろん横綱ですが、その座を目指して多くの力士が努力しています。
しかし、トップ層が活躍する裏では、「夢」破れる若者が多くいるのも事実。
親方やちゃんこ屋、タレントなどに転身できる者は西鶴のあるものだけであり、大半の「元力士」は社会の荒波にもまれることになるのです。
そんな現状を憂えた元横綱の南ノ峰親方。
引退した力士の働く場所として「ドスコイ警備保障株式会社」を設立。
もと力士15人の社員でスタートするはずでしたが、社員寮として使っていた建物で、以前から生活していた松村君という「ただのデブ」も加わり…。
<裏表紙あらすじ>
社員は全員、元力士。史上最強の警備会社が誕生した。名付けて「ドスコイ警備保障株式会社」。きっかけは、引退後の力士の就職先に心を痛めた相撲協会理事長・南ノ峰親方の親心だった。▼立ち合いのスピードはオリンピックの短距離選手級、体重百キロを軽く超える巨体、しかも全身が筋肉。この警備会社の社員には、少々の凶悪犯では絶対に敵いません。元スモウレスラーのガードマンなら外タレのウケも抜群です。▼予想外の展開に、読むのを止められなくなるほど面白い。あの『都立水商!』の著者が書いた、結末は大感動の上質エンターテインメントがついに文庫で登場です! -
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新宿歌舞伎町にある水商。田辺圭介は、十年通い慣れた道を歩いていた。彼は水商の歴史の先生だったが、別れを惜しむため学校に訪れてた。創立するための準備から合わせると12年この学校と関わってきた。今、彼の頭にはこの学校での思い出が思い出されてた・・・。
都立水商・・文部省の役人が役人がお酒の席で「世の中には、水商売と言う職業もある。『水商業学校』があってもおかしくないだろう?」と発言したのがきっかけで出来た。水商売のプロを作る高校だった。
初めての始業式は、ごく一部の志願した生徒を除いては、半ば不貞腐れた生徒だらけ。中学で落ちこぼれの烙印を押されたり、援助交際をしてた少女などの生徒だった。講師は、志願して来た高校の先生や校長や教頭と折り合いが悪く飛ばされてきた先生。民間からその道のプロが集まった人々だった。
専門科目は、「ホステス科」「マネージャー科」「バーテン科」「ソープ科」「ヘルス科」「ホスト科」「ゲイバー科」が初めに設立された。
水商売のための高校。先生と生徒は、互いに協力しあい学校を発展させていく。笑いあり感動ありの青春小説です。
これは、とっても面白かったです発想がまず凄い。ありえない!それと、官能小説のようなエッチなシーンが無いのが特徴です。女性でも読めるかな?とも思います。ま〜漫画になれば・・これは、小説としてとっても面白いのですが、お薦めしてもいいのでしょうか?ん〜悩むな〜
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Posted by ブクログ
日本初の水商売専門教育を行うために設立された「東京都立水商業高等学校」
個性が強く普通の学校現場からはじかれた教師生徒たちの物語。
開校以来10年間教師を務め、家業を継ぐため田舎に帰ることになった教師田辺が、
校内を散歩しながらいままであった出来事を回想するという形で話は進んでいく
設定は奇抜だが中身はさわやか。
教師も生徒も基本的にみんないいやつで読んでくうちにみんな好きになっていき、
あっというまに読み終えてしまった。
ほのぼのする話が多いがメインエピソードである水商野球部が甲子園に出場する話では
今の高校野球に対する批判がこめられていて「そうだそうだ」と読みながらうなずいていた。
スポーツ選手をスポーツ以外のことで計るってバカバカしいよね。 -
Posted by ブクログ
中学時代いじめられ、カンニングの濡れ衣まで着せられてからというもの、すっかり学習意欲がなくなってしまった冨原淳史には、「都立水商」くらいしか進学できる高校はなかった。嫌々進学したにもかかわらず、クラブの黒服となるべく勉強するマネージャー科の学級委員長に指名されてしまう。すぐに仲良くなった同じクラスの峰明は、ディスレクシアという病気のため、文字が読めない。外見は美少女の花野真太郎は、ゲイバー科に通う柔道の達人だ。かつて甲子園で優勝したメンバーの二世たちもいる。ひとくせもふたくせもある新入生は、問題を抱えてはいるが、基本的にはいい奴ばかりだ。
慣れない水商売の勉強も、卒業後すぐに戦力となるべく、その道のプロから指導されるので、とても実践的で面白い。やがて、生徒会に参加するようになった淳史たちは、文化祭を手伝うことになった。果たして、このポンコツメンバーは、一年間で最大のイベントを乗り切ることができるのか!?