室積光のレビュー一覧

  • 埋蔵金発掘課長
    エンタメの形でわかりやすく、
    伝え続けたいことをいつも通り織り込む室積節。
    佐久のエピソードは現実に基づいてるんだね。
    不覚にも長野出身ながら知らなかったことを
    恥じた。
    霊媒女子が都合よすぎるけど、
    するする読めてでも残るものもあった。
    主役役所広司っぽい!
  • ツボ押しの達人
    軽いノリで大いに笑わせてもらった。新技の名前には思わず噴き出した。
    あらすじ(背表紙より)
    放談社週刊ミライ編集部の望来は、かつて指一本で勇名を馳せた達人を取材しに山に入る。人の尊厳を一瞬で奪う筆舌に尽くしがたい凄技を操る達人から、望来は技の手ほどきを受けることに。そこへ編集長刺傷の報が。ヤクザの逆...続きを読む
  • 史上最強の内閣
    あの国がミサイル飛ばしまくっているので読んでみました。
    もっとも、作品の舞台では、まさおさんはご存命なのですが。

    アクの強い登場人物がコミカルに動いているのは楽しく読めました。
  • 都立水商!2 2
    モヒカン君は純粋でいいやつだなー
    好感持てるわ…
    って思ってた先のオチよ(笑)

    ピンクトロフィーの行く末も気になるところ
  • 都立水商!2 1
    2が出てたんだ!嬉しい!
    今度は小田真理が主人公かぁ。
    初代の水商魂を受け継いだ世代の教育、どんな風に転がるのかなー
  • 史上最強の内閣
    北朝鮮とアメリカの間の危機感が極度に高まっている今、タイムリー化と思って読み始めたが、人名などのつけ方が面白すぎ、栗きんとん大統領には吹き出してしまった。パロディもここまでくるとイヤミかな?
  • ドスコイ警備保障
    相撲界で関取になれなかった大多数の人たちの生末をテーマにしたところは興味深い。
    独特のユーモアが楽しかった。
  • 史上最強の内閣
    すごい話だった。これぐらい極端なことや裏工作をしないと、この複雑な問題は解決できない、ということなのか。最後はグッときた。
  • ドスコイ警備保障
    廃業した力士達の警備会社を設立する話

    力士に偏見はないけど、ご都合主義が強め
    若乃花が廃業後にアメフトに挑戦して断念したとか、曙はヒキガエルになったし、他にも力士がプロレスに転向したけどうまくいかないとかよく聞くけどね

    それはそうと、力士の廃業後のセカンドキャリアの受け皿としては面白い試み
    セカ...続きを読む
  • 埋蔵金発掘課長
    前半のドタバタから、中盤から終盤にかけてそっちの方向に行くのですねという感じでした。それなりに考えさせられます。
  • 史上最強の内閣
    現内閣は「二軍」であり、非常時には「一軍」が現れる。そんな中、北朝鮮が日本にむけた中距離弾道ミサイルに燃料注入の報が!
    支持率低迷と経済問題で打つ手なしの政権与党・自由民権党の浅尾総理は、本物の危機に直面し「本当の内閣」に政権を譲ることを決意した。

    非常識極まり、内容はなかなかユーモアにあふれてユ...続きを読む
  • 史上最強の大臣
    『内閣』のつもりで、続編を先に読んでしまった。けれども、これはこれで楽しめた。
    登場人物のネーミングが何とも愉快で、そのセンスに「座布団」!をあげたい。
    管良内人内閣、鷹山内閣、町本大阪府知事、堀越新太郎、藤堂月子、等々。おまけにシン・ジャンナムも登場とか!
    その名前に実在の誰を想像するかは、読者の...続きを読む
  • 史上最強の大臣
    ずっと作者が何を伝えたかったのかが、最後に分かったような気がした。教育は大事だか、時の為政者に利用され易い側面も持つ。最終的には普遍的な真実・正義だろうね。
  • ドスコイ警備保障
    予想通り、斬新な発想とテンポよい文章でした。

    相撲取りが警備員という発想が面白いし、
    何より登場人物たちの人となりが素晴らしい。
    こんな人たち、まだいるのかなという実直さと熱い心を持った彼らは読んでいて気持ちが良い。
    そして、強い!笑

    作者の相撲界への提言も、詰め込まれた小説なのでは?

    こんな...続きを読む
  • 史上最強の大臣
    今回も、楽しみながら考えさせられた。
    『史上最強の内閣』でのインパクトが強すぎて、物足りなさを感じてしまったけれど。
    これ、映画化とかされないかなー。
  • 記念試合
    旧制高校野球部員たちの数十年にわたる波乱に満ちた人生が描かれる群像劇。バンカラで愛すべき男達の多くは理不尽に人生を断たれてしまう。オールドタイマーズ・ディに起こる奇跡は誰もが涙するだろう。

    親子三代が関わる物語のため、登場人物が多く、その名前も似通っていて、読んでいるとかなり混乱するが、そんな細か...続きを読む
  • 小森生活向上クラブ
    いなくなった方が世間のため。そんな人間を殺すごとに高揚感を覚える小森。
    仲間は増えるし夫婦生活も円滑に。



    うわ、突っ走って終了!?
    ブラックちゅうか生黒い。。
    このブラック要素は最後のオチのためかと思いきや、ですよ。。
    結局正義ってなんなんだろうな。
  • 達人の弟子 海を渡る
    やっぱり小学校高学年から中学生に読ませればいいんじゃないかな⁇
    エンターテインメントの中に
    大事なことを紛れ込ませれば、
    つるんと飲み込めるんじゃないかな。
  • 達人 山を下る
    達人とは柔術の達人。42年間山籠りしていた老人の強いのなんの。あっという間に屈強な男たちを倒す。そして究極の技。荒唐無稽だが、心地よい。
    しかし、この老人、悩み抜いて山籠りしていたのだが、周りの人々を変えていくあたり、人生の達人でもあったのだなあ。
  • 都立水商!
    購入した本のデザインとは違うけど、ここまで水商売をポジティブに書けるとは立派なもの。後半はややスポ根。作者の高校野球観なのだろうか、それなりに説得力あり。漫画化されていたとは…。