さやかのレビュー一覧

  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    優しい付喪神に囲まれているのに、相変わらず仏頂面の喜蔵。小春がいなくて寂しいのはわかるけど、大人げないなぁ。そこがいいのだけど(^^)
    そんな彼に近づく多聞という男。
    やはり楽しい。
    何度読んでも面白い。

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    2019年05月27日
  • 一鬼夜行

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    ネタバレ

    こちらの小説が原作のコミックから入りました。
    コミックも気に入っていますが、原作の小説はその更に上を行くほど、読めば読むほどこの世界感にずっといたいと思わせてくれる作品でした。
    また、この作品が作者にとっての大賞の応募作であり、デビュー作であることに驚きを隠せません。本当に感服で仕方がないです。
    シリーズものになっているようなので、ぜひともこれからも読んでいきたいと思います。

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    2016年04月07日
  • 一鬼夜行 雨夜の月

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    小春の過去の物語。
    義光や椿とのいきさつも。
    人間たちとの関わりが、なんだか切ない。
    でも、それがあってこその、今の小春。
    第二部のスタートが待ちどおしい。

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    2015年07月24日
  • 一鬼夜行 鬼が笑う

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    夢中で読んでいたシリーズが、とうとう完結して
    しまった。
    寂しい~。
    喜蔵の曽祖父まで登場して、ぜいたくな展開。
    青鬼さんもいいとこ持ってったなぁ(笑)

    完結は「第一部」とのことなので、第二部の
    開始を楽しみにしよう。

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    2014年11月28日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 下

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    スピンオフで正体を知ってたあのお方がやっと登場(笑))
    なるほど、なるほど。
    硯の精の過去が切ないなぁ。
    喜蔵、少し変わってきたのかな。
    この先もすごく楽しみ。

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    2014年09月30日
  • 一鬼夜行

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    某アンソロジーのおかげで見付けた作品♪
    人間なのに見た目閻魔の喜蔵のキャラがないす。
    怖い見た目で、それ風にふるまっていても、本当は
    そうでないことがわかっちゃう(笑)
    そんな喜蔵のもとに降ってきた自称「鬼」の小春。
    ご近所の人たちもなんだかおかしい。
    妖怪たちも、どこか憎めない。

    こういうの、だーいすき!

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    2014年09月18日
  • 一鬼夜行 鬼の祝言

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    やっぱりこのシリーズ好きだぁ!!

    しかしたまに今何が起こっているのか分からなくなる時がある。きっと私の読解力が追いついていないせい☆

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    2014年05月19日
  • 一鬼夜行 花守り鬼

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    裏表紙にあった綾子さんのかなしい過去が予想以上に悲し過ぎてこれからが心配。りつと桃爺はどうなるのか、これは楽しみ。

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    2014年01月21日
  • 一鬼夜行

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    始めから面白い。しかも読み進むと、さらに良い!
    登場する1人1人、1妖1妖、みんな憎めないな〜。
    話しがただ面白いだけでなく、生きている中での大切なことや思いにも途中さらっと触れられてたり。
    喜蔵と小春。このままいくと最後のシーン、どう書かれるのかが途中から気になって、気になって…。見事です。今年に読んだうち、ベスト本の最有力候補。

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    2013年12月12日
  • 一鬼夜行

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    時代小説。明治初期の話。

    一人の妖怪と、人に関わるのが嫌いな人間が出会って過ごして行く。
    登場人物がみんな魅力的で、1冊読み終わる頃にはみんなが好きになってるような本。
    悪い奴かも…やっぱりいい奴だ…え、やっぱり悪い奴なの…
    と何度もドキドキさせられるが、悪い奴であって欲しくないって願ってしまうくらい、登場人物みんなを好きになってしまう。

    面白かったので、このシリーズの他の本も買って読みたい。

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    2013年05月28日
  • 一鬼夜行 花守り鬼

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    やっと兄妹2人で暮らせるようになり幸せは続くかと思えた。けれど、影の存在や喜蔵の本心が分からない妹は不安がやがて苛々に変わってきた。妹がなぜ怒っているのか見当もつかない喜蔵であったが、彦次らに花見に誘われて・・・。あまりにも言葉が足りない、表情に出ない喜蔵。そんな喜蔵に問いただすことができない妹。不安になる気持ちも分かるし、喜蔵の気持ちも分かる。また一つ、教訓を得た喜蔵でした。綾子さんの過去も深雪の過去の話も少し出てきてよかった。次も楽しみ。このお話は最終的にどこへ向かっているんだろう?

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    2013年03月01日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    序では謎だった言葉、読み返すと胸が温かくなりました。喜蔵の元に訪れる人間は決まっていて極小数だ。ある日のこと、珍しく長屋の大家がやってきてある物を渡してきた。それを見た喜蔵は・・・。妖だからこそ決して曲げることのできない一線がある。そういう人間と妖の柵や境界線や葛藤や超越するものを見るのは面白い。やっぱりキャラクターと世界感が好きだ。

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    2013年03月01日
  • 一鬼夜行

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    妖の大舞台、百鬼夜行。その行進中に突然落ちてしまった鬼の小春は喜蔵という恐ろしい顔をした人間に出会った。喜蔵は他の人間が見ても恐ろしい顔立ちのうえ、人間不信から誰とも関わらずに古道具屋を細々と営んでいたが、小春に振り回され淡々とした日常が広がり始めて・・・。面白かった!妖には妖のルールがあり、人間には人間のルールがあって、相容れない部分はありつつも心を通わせる人間と妖の交流は切なくも温かい。癒された。

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    2013年03月01日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    大好きな『一鬼夜行』シリーズ。
    小春と喜蔵が大きく成長し、新たな展開を期待させてくれる。
    人を一途に愛し抜いた老女の話には、感動した。
    次回作が楽しみ。

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    2013年02月28日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    小春にも喜蔵にも大きく変化が起こる巻。
    アマビエという妖怪を通して、主要人物達が抱える優しさと寂しさをみせてくれたお話。
    最後は泣いた。喜蔵と小春の周りには優しい人ばかりが集まってくる。
    ようやくそれに気がついた喜蔵と、判っているからふりほどけない小春がこれからどうなるのかとても楽しみ。

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    2013年02月28日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 下

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    硯の精のくだりが秀逸!
    むしろ、そこだけで一つのお話になるほど…
    まさか、彼にここで泣かされるとは。

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    2013年02月08日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    ネタバレ

    終盤の、連判状にグッときた。
    人付き合いを極力避けてきた喜蔵が、今まで騒動に巻き込んできた1人ひとりに説明して名前を書いてもらうなんて…!

    喜蔵の成長変化が、凝り固まった偏角が少しずつ少しずつ丸くなるのがわかって、なんだか嬉しくなる。
    それとは別に、素直じゃない捻くれた発言に気付かないフリしてボケてくる小春がなんともワザとらしかったな(笑)

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    2013年01月15日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    一鬼夜行の2作目上編。
    1作目から半年後の話。
    主人公達のその後を覗きつつ、また事件に巻き込まれるのですが、
    その巻き込まれ方がなんとも彼ららしいと読んでいてつい笑みがもれました。
    後編は?この謎はどうなるの?と先が気になります。

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    2012年12月25日
  • 一鬼夜行 花守り鬼

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    幻想的な花の宴での一日の出来事が描かれ、続編というより番外編のような感覚でした。
    今回は人に重点が置かれ、それを妖たちが彩っていて、読んでいてこちらもふわふわしたような不思議な空間に誘われます。喜蔵の見えない優しさも十分発揮されて、読後感もいい。早く続きが読みたくなってしまいました。

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    2012年09月08日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 下

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    硯の精の過去が哀しすぎる。
    買われた付喪神たちを取り返すために、あの手この手を尽くす。
    でも、終わりがはっきりしてなくて煙に巻かれた感じ。

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    2012年08月11日