さやかのレビュー一覧

  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    明治初期を題材としたファンタジー。シリーズとしてややスケールアップし、海上での戦闘シーンや人気のない島など、舞台が東京浅草の街並みから飛び出していることが多い。

    時代劇やホラーよりもアクションが重視されている。

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    2014年05月05日
  • 一鬼夜行

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    一鬼夜行シリーズ1作目。
    江戸幕府瓦解から5年。強面で人間嫌いでへそ曲がりの喜蔵の元に小春というかわいい鬼が落ちてきた!

    もう小春がかわいいー!箸の持ち方を教えてもらったり、拗ねたり、牛鍋をねだったり… 楽しくて暖かくてちょっとしんみりする良い話。
    物語の終わり方も素敵なこと!

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    2019年05月26日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    「一年前のお約束の品を受け取りに参ります」
    小春が百鬼夜行から落っこちてきてからの
    ドタバタ騒ぎでスッカリ忘れていた喜蔵だが
    老女が求める「枯れずの鬼灯」は未だに店にない。
    そんな時、アマビエなる妖怪の調査で小春が現れる。
    アマビエを手に入れたものは永遠の命を授かるらしく、
    それを巡って水の怪達の間で騒動が起こっていた。
    小春の周りでも不穏な動きをするものがいたかと思えば
    多聞だけでなく、一緒にいる四郎と勘助までが
    喜蔵の前に現れる。
    最後まで読んでから、序章を読んで泣けました。
    切なさを引きずってしまいましたが、終わり方はよかった。

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    2014年03月08日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    『一鬼夜行』シリーズ第二弾。
    小春が百鬼夜行に戻ってから、月を見上げては小春が落ちてこないかと
    切ないくらいに願っていた喜蔵。
    そんな折、やたらと女にモテル多聞と馴染みになるが、何故か
    付喪神の宿る古道具ばかりを買っていく。
    そして浅草では女性ばかりを狙う妖怪騒ぎが起きていて
    その調査の為に小春が降って来た(^◇^;)
    今回は多聞の正体と目的なんだろうけど、メインは間違いなく
    付喪神となった硯の精が目覚めた頃の思い出話でしょう。
    切な過ぎて泣きましたぁ~(ノ◇≦。)

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    2014年03月02日
  • 一鬼夜行 鬼の祝言

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    気のせいかな?
    今までとは少し違った作風の印象。

    ほんとに小春はもう喜蔵たちに会わないつもりなのかしら。
    でもそしたら…今後の展開どうすんの?という疑問と。せっかく喜蔵が集めた署名が無駄になってしまうんじゃないの?という疑問に、悶々としました。

    もーどーするつもりなの作者~??
    次巻が気になります。若干の不安まじりですが、期待してます。

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    2013年12月30日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    一鬼夜行2作目

    1作目からのつながりが自然で好感がもてる。
    主人公の人間関係も徐々に広がり、続巻に期待が持てる。

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    2013年12月24日
  • 一鬼夜行

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    キャッチーなタイトルに魅かれて購入しました。
    江戸時代直後の時代物ですが、内はとても読みやすくてイメージしやすいです。

    最近読んだ中では一番のヒット

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    2013年12月24日
  • 一鬼夜行 花守り鬼

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    鬼面の人間、喜蔵と、人間みたいな鬼、小春が巻き起こす妖怪記譚第3段。喜蔵の妹の深雪、お馴染み彦次、裏店の綾子、平吉に、旅から戻った高市を交えて、お花見に訪れた待父山で、この世とあちらの世、現と夢が混じりあい、またもや妖怪騒動に巻き込まれてしまう。

    深雪、綾子の過去と人から妖になってしまった妖怪の話し。喜蔵が少しづつ素直で開けてくるのににやにや。深雪とやっと本当に兄妹になれたシーンはほんとよかった。小春とのお互い信じきっちゃってるやり取りもすき。綾子との仲がどうなるのかも気になります。すっかりお気に入りシリーズになりました。

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    2013年12月14日
  • 一鬼夜行 鬼の祝言

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    このシリーズに出てくる人(と妖怪)、全員好きすぎる!

    相変わらず容赦ない。喜蔵と小春との間にある、とても固いのに脆い絆。埋められない溝なんだけど、要は彼らは、その同じ溝を共有しているということなのよな。

    あと深雪さん相変わらずイケメン!
    …でも、今回一番のイケメンは綾子さんかしら??

    喜蔵もがんばった!!!!
    ちょっと感動したよすごい変化じゃない!

    桂男と初さんの終章でのシーンも素晴らしかったなぁ。

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    2013年12月04日
  • 一鬼夜行 鬼の祝言

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    今回は喜蔵がちょっぴり素直でよろしい。
    というかこれまで読んできて、もしかしてーとほんのり思っていたことが当たっていたのでなんか嬉しい。それは難しい道だろうけれど、深雪共々幸せになれるなら頑張ってほしいよ。

    最初の方の縁談話はわざと深雪と思わせるように書いているなあと思ったんだけど、ちょっと読者にはわかりやすすぎたかも。読者もきっちりだましてくれたならもっと楽しかったかな。
    あと妖怪が多くなりすぎて時々頭がこんがらがった。でも付喪神たちは楽しい。
    初さんは笑えばかわいいのに。そして初恋だったんだねと思うと切なくもあるよ。だけど最後ちゃんと哀しいだけのまま終わったわけじゃないし、これから喜蔵と

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    2013年12月03日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    鬼より鬼らしい古道具屋の店主喜蔵と斑頭の少年のような鬼小春の妖怪記譚大二段。

    小春が夜行に帰って半年、喜蔵は気がつけばまた小春が落ちてこないかと夜空を見上げていた。そんな喜蔵の前に現れたのは妙に気安い色男、多聞。彼は、喜蔵を食事に誘い、なぜだか付裳神付きの古道具ばかり買って行くのだが。

    喜蔵、多少は素直になったかと思ったら…むしろより意固地になってる気が。小春の分、硯の精が大活躍。小春も相変わらずかわいい。感想は下を読んでから。

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    2013年11月21日
  • 一鬼夜行

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    鬼のような強面の古道具屋、喜蔵の庭に落ちてきたのは、百鬼夜行からはぐれた童のような小鬼、小春 。妖怪らしくない妖怪と、人間らしくない人間の奇妙な共同生活が始まる。

    わんさか出てくる妖怪も、周りの人たちも優しくて、小春がかわいすぎて、怪奇もののはずなのに、ほんわかするお話でした。

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    2013年09月29日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    ネタバレ

    今回のお話は思いがけない人がメインで意外だった。多門一味は敵というには憎めない不思議な魅力がある。しかし、ここで猫又の長者という分かりやすい「敵」が登場しそうなので、盛大な序章と言った感じか。連判状を集める喜蔵には目頭が熱くなった。本当に人間らしくなったなぁ。

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    2013年07月31日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    テンポは良かったと思うけど、なんかあっという間に読み終わってました。
    面白くてというよりは、「あれ?終わっちゃった」って、いう感覚でした。
    次巻への繋ぎの感じだったので、次はジックリ愉しみたいです。

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    2013年05月23日
  • 一鬼夜行

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    思いっきりグッとは来なかったけど、よくまとまった良作。
    小さく積み上げて、最後にドンっと来るのかと思ったけれど、比較的軽め。
    でも、設定の作り方は丁寧で好ましい。

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    2013年03月12日
  • 一鬼夜行

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    「俺は百鬼夜行に欠かせない・・・・・鬼だ」
    「百鬼夜行のくせに一鬼しかいないではないか」
    喜蔵と小春の掛け合いに親しみを感じます。
    優しく鋭い物語。

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    2013年03月03日
  • 一鬼夜行

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    見た目は子供のような鬼の小春が百鬼夜行から落っこちた場所は
    妖怪よりも妖怪らしい風貌と性格の喜蔵の家の庭だった。
    へそ曲がり同士の共同生活?は、それなりに充実していたが
    喜蔵の周りで怪がらみの被害が出てくる。
    小春のとった行動は・・・?
    喜蔵や周りの人間たちとの思い出話やら、
    河童の女棟梁の思い出話などを間に挟んで話が進むのだが
    これが最後の方で繋がって、絶大な効果を発揮する。
    心の底からジワーっと暖かくなるような優しい作品でした。
    シリーズみたいだから、続きも読みましょ(o^o^o)

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    2013年02月23日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    千代乃という老女とアマビエという不思議な生き物をめぐる騒動が複雑に入り込んだストーリー。

    またもや多聞一行がからんできて、喜蔵も小春も心穏やかにいられるはずもなく…。

    千代乃と永遠の命にまつわる話は、切なくて悲しいが、同時に人を思い続けることのすばらしさを教えてくれる。

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    2013年02月15日
  • 一鬼夜行 花守り鬼

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    綾子の秘密や、深雪の抱えるものを知ることができる話。
    喜蔵とその周りにいる人間は本当に妖怪に好かれる。
    そのお陰なのかはわからないが、人付き合いの苦手だという喜蔵を中心にコミュニティができつつあるな、とそう感じた巻でした。
    最後は、想像していた通りでやはりほんのり寂しい終わり方だが次があると楽しみになった。

    難をいうと、誰がどの台詞を言っているのか少し判りにくいシーンがいくつかあった。

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    2013年02月12日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 下

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    硯の精の話は、それだけでひとつの話としてもいいくらい。
    温かくて切なくて、ほろりとした。

    前作ではその他大勢だった付喪神たちが、ひとりひとり個性的に描かれていて親しみがわく。
    前差櫛姫と喜蔵のやりとりが面白くて読み返してしまった。

    最後、夕餉くらい一緒に食べて行けば良かったのに・・・と思ってしまうのは、人間的思考回路だろうか。
    多聞についても決着がついたようなついていないような・・・すっきりしない部分が残るが、続きに期待ということで。

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    2013年02月09日