さやかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ続きものである、ことの魅力がふんだんに鏤められた2作目!
1作目で、おそらく最強の人物だろうと見受けられた深雪。
今作でもまさに「無双」といった風の強さで素晴しかった。
彼女の同僚は、彼女を「強いばかりじゃない」と言った。
それは、そうだ。
しかし彼女は、そんな面も含めてやっぱり強いのだ。
次作からの活躍も楽しみだ。
ちなみに彼女をひっそり見守る天狗殿は、
主人公である兄よりも彼女を助けるべきポイントをおさえていたと思う。
今回、兄は本当にがんばったのだけれど
一番のおいしいところは奪われてしまったね。
……と、主人公以外の人物の感想から書いてしまったけれど
このシリーズ、主人公以外の人 -
Posted by ブクログ
バックトゥザフューチャーという映画がありましたが、それと同じくらいの強さで次の作品へのつなぎをしてくれているように思いました。
飲み口はあっさりしていて決してベトベトせず、クイッと喉を通っていくけれど、気がつくとガツーンときているカクテルのような雰囲気を味わいました。そして、次の一杯、お代わりを所望します。
登場人物の造形が前作よりもはっきりしてきて、各々の動き方が得心できるものだからでしょう。
皆が皆、らしい活躍をします。だから、読んでいて楽しい時間を過ごせます。
綺羅星なんていう語句の使い方におや?と思わないでもありませんが、まあ、些細なことです。この下巻があれば、上巻の冗長な感じも気にな -
Posted by ブクログ
続編の今回も楽しく読んでいます。まだ、読んでいる途中ですが、一ページ毎に期待が膨らむ感じ。ちゃんとしたレビューは読後に入れるとして、「墨をするしか脳のない硯」160ページ、はよいのでしょうか?能のない?前作でも、あれ?と思う記述がありましたが、細かいことだけが気になっちゃうんですよ。
上は途中までで書いたレビューでした。
今、読み終えました。上巻はわりと予想の通り展開していくなーという感じで、安心感を持って読み終えました。登場人物の能力も洗練されてきたな〜、後半に期待の展開、愛すべきあいつはどうなるのかなー?
ただ、211ページに「ひとつ返事」なる言葉が出てくる。ところどころに抵抗感のある言