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Posted by ブクログ
今回は喜蔵がちょっぴり素直でよろしい。
というかこれまで読んできて、もしかしてーとほんのり思っていたことが当たっていたのでなんか嬉しい。それは難しい道だろうけれど、深雪共々幸せになれるなら頑張ってほしいよ。
最初の方の縁談話はわざと深雪と思わせるように書いているなあと思ったんだけど、ちょっと読者にはわかりやすすぎたかも。読者もきっちりだましてくれたならもっと楽しかったかな。
あと妖怪が多くなりすぎて時々頭がこんがらがった。でも付喪神たちは楽しい。
初さんは笑えばかわいいのに。そして初恋だったんだねと思うと切なくもあるよ。だけど最後ちゃんと哀しいだけのまま終わったわけじゃないし、これから喜蔵ともまた違う縁を紡げたらいいなと思う。
ところで天狗がすげーよいところで出てきたんだけど。小春と一緒に突っ込んでしまった。お前じゃない。
Posted by ブクログ
一鬼夜行シリーズ第五弾「鬼の祝言」。
タイトルから想像したのは、ついに喜蔵と綾子の縁結びが叶ったのか。ということは、これでシリーズも終幕なのか、でした。
いやいや、それはないでしょうという結末。
祝言の相手として登場したのは、家の因縁に囚われでいる初という女性。彼女がなぜに喜蔵を選んだのかは終盤で明かされるわけですが、ここが別れ話になってしまうのはいいとします。こう言っては何ですが、初自身の記憶感情はどうあれ、読者としてはぽっと出の女性に靡くのは違うよね、というところです。
いくら金持ちだからって、引き出物が豪華だからって、フローラ選ぶのは違わないか?というのに近い。
しかし、その後の顛末はどうしたことか。
確かに、これまでの人生経験から屈折してしまった喜蔵と綾子が、あれよあれよと恋仲になってしまうのは、疑問ではあります。依存し合うだけではないのか?という不安もあるのですが、拒絶は違うでしょう喜蔵さんよぅ。
人間嫌いは少しずつほぐれてきているけども、こればっかりは意固地というか臆病すぎやしませんか。自分から歩み寄る努力というものを、ほんの少しだけどできているかに思えたのですが。
彦次を殴ってばっかりで、実のところ気持ちの面で彼に甘えっぱなしな点もそろそろいらいらが募っていますし、なんだかよろしくないです。
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