四位広猫のレビュー一覧
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ネタバレ今回は、サブタイトルが「少年たちの恋戦」とあるので、ある程度予想はしてましたが、さすが真幸。
宮子が次郎君を好きだということを聞き、宮子のために身を退くという決断は、なかなかできません。しかも次郎君の嘘にひっかからず、宮子と馨子様の嘘を貫き通すあたり、この恋戦は真幸の方が勝ちだと思います。
東宮なのに、宮子一人を妃に迎えたいと思う次郎君ですが、相手は海千山千の九条家の面々。簡単にはいきません。その上、筆頭とも言える母の中宮と話している途中で身重の母の体調が悪くなり、それを自分のせいだと思い込んで、殻に閉じこもってしまうし、うーん、やっぱり、まだ子供だなぁって。
そんな知らせを聞いて、宮子 -
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Posted by ブクログ
ネタバレサブタイトルが「寵愛の終焉」とあるし、帯にも「さようなら、次郎君」とあるので、とうとう東宮と別れるのかなって思いながら、読んでましたが、いいところで次巻に続いちゃった。。。
次郎君が、自分を好きだと思うのに、断られる理由を聞き出そうと、いつになく宮子へのラブっぷりを見せますが、挿絵も含めて赤面(^^ゞ夜這いはだめっすよ。。。次郎君。
気をきかせる馨子様もすごいけど・・。
途中、蛍の宮の元服の際の副臥の姫の話が出てきますが、その姫の話は後半にあるので、そっちを先に読んだ方が、本編の姫の話が分かりやすいと思います。
最後は次郎君と宮子、真幸と有子姫っていう感じでまとまるような感じはしますが、 -
Posted by ブクログ
コラリーとフェリックスのハネムーンミステリー
『密林の至宝』『霧の中の恋人』『眠り姫をさがして』『狼たちの帝国』
『日曜日には探偵を』『結婚式は大騒ぎ』で、終わり。
なんか勝手が違うなーと思ったら、ハネムーン編はコラリーの暴走度が低いんだということに気づきました。前作はコラリーが事件に首を突っ込んでフェリックスは心配でついていくという構図でしたが、ハネムーン編はコラリーは被害者で、自分が首突っ込む前に巻き込まれています。
コラリーがあちこちに無償の愛をふりまくもんだから、いろんなところでもてまくり、そのせいで事件に巻き込まれるという構図。……やっぱりコラリーが悪いのかしら。
せっか -
Posted by ブクログ
コラリーとフェリックスのハネムーンミステリー
『海の上の暗殺者』『迷宮の記憶』まで
とうとう二人のハネムーンまでたどり着きました。結婚式のシーンとか全部すっとばしなのはいっそ潔い(笑)。後の巻で書いているのかもしれませんけども。
夫婦となってもストーリーはいつも通りなのですが、コラリーの暴走度が低くなっているのは人妻になってそれなりに慎み深くなったからでしょうか(多分違う)。でもラブ度は上がってますねー。コラリーもフェリックスも相手が好きだって気持ちにブレーキとか照れとかそういったものをくっつける必要がなくなりましたから。いいぞもっとやれ。
前シリーズの盗賊は引退しましたけど、コラリ -