茅田砂胡のレビュー一覧
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天使たちの課外活動2 ライジャの靴下
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試し読み
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“さらに銀子はまだ混乱している樺林に、予想外の注文を突き付けたのだ。
「それじゃあ槙くん。今日は実家によってご両親に自分は命を狙われているらしいと話してきなさい。婚約者にも言っておいたほうがいいでしょうね」
ふかふかの椅子の上で樺林は飛び上がった。
「できるわけないでしょう!」
「あらそう?それなら明日、あたしがご両親宅をお訪ねして直接訊くことにする。お宅の息子さんは一ヵ月足らずの間に四回も殺されかけていますが、お心当たりはありませんかって」
「よしてください!何の権利があってそんな!」
「それじゃあ訊くけど、あなたは何の権利があっておとなしく殺されようっていうの?」
開いた口がふさがらないとはこのことだ。
本当にあんぐりと口を開けっ放している樺林に、銀子は懇々と言い諭したのである。
「あなたのご両親、婚約者、子どもの頃からの友人、あなたをよく知っている人たち全員を悲しませてもいいような権利があなたのどこにあるっていうのよ。あるなら言ってごらんなさい」
樺林は件名に己を抑えようとしていた。
「ぼく自身に何も心当たりがないんです!見当もつかないのに親に言って何になるんです!?」
「だから聞いてみなきゃわからないって言ってるの。――あなた、事態を把握してる?一ヵ月足らずで四回よ。多すぎるわ。スパイ映画じゃあるまいし、ここまで念入りに殺されそうになる日本人の若者はそういないわよ」
いたら大変だ。”[P.84]
2巻目。
実際問題こんなうまくいくわけないだろうっていう凰華の手回しの素早さが読んでて楽しい。
百之喜の幼馴染の活躍がちょっと少なく感じたけど、人間のどろどろ関係が読みやすいのが良いね。
“さらにまた別の番号に掛ける。
応対したのは事務的な若い男の声だった。
「はい。西新宿事務所竹中分館、鬼光です」
「凰華です。今から言う人の自宅住所を至急調べて送ってください」
鬼光智也は百之喜の古くからの友人である。
表向きは平凡な地方公務員だが、実際は警視庁の防御壁を難なく突破する腕利きのハッカーでもある。
周コーポレーションのシステムに侵入して樺林の自宅住所を調べることくらい造作もないはずだが、鬼光は申し訳なさそうな(その実面倒くさそうな)口調で断ってきた。
「お客さま。申し訳ありませんが、本日はたいへん立て込んでおりまして、その用件でしたらしばらくお待ちいただくことになりますが……」
「いいんですか。この件は銀子さん絡みですよ」
劇的に態度が変わった。
受話器の向こうで鬼光が直立不動の姿勢を取り、その後、最敬礼するさまが見えるようだった。
「失礼致しました。直ちにお調べ致します」
「お願いします」
電話を切った後、凰華はまた別の番号に掛けた。”[P.38] -
Posted by ブクログ
ネタバレ≪内容覚書≫
もものき事務所シリーズ2作目。
簡単そうだと思って引き受けたある人の安否確認の依頼が、
実は殺人未遂で、しかも遺産が複雑に絡み合った問題だった?
さて、今回ももものき事務所は真相にたどりつけるのか。
≪感想≫
主要登場人物が多すぎる…!
少しずつ増えるならまだしも、多分作者の中にいる人物を
一斉に出してくるせいで大パニック。
せめて一人ずつ中心となる巻を経て、
大集合していただきたい…!!
今回は、親族関係がわらわらと増えて、もはや面倒レベルだった。
良いも悪いも極端まで描いてくれる作者さんが大好きだけれど、
このシリーズに関しては、
どれが主人公で、どこが見せ場かはっきりせず、
ちょっと物足りない。
楽しくないわけじゃないんだが。
活躍する中心がいてくれるともうちょっと楽しめそう。 -
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ネタバレ≪内容覚書≫
金銀天使がちょっとだけ成長。
黒い人と新しく灰色の人が混ざって、
課外活動開始の新たな物語。
目標は、「目指せ一般人」
≪感想≫
成長したけど、もともと年齢不相応なので、
成長した感じはない。
活動範囲が、校内から校外へ、と言っても、
これももともと宇宙規模で移動していたので、
新しい感じはない。
しかし、(個人的に)灰色のイメージの人が混ざって、
この人がこの後、どう活躍してくれるのか楽しみ。
相変わらず、ダメ人間をたたっきる様は小気味よい。
というか、ダメ人間がとことんダメ人間で、
読んでいる方としては実に気持ちがよい。
これはもう、ある意味、水戸黄門のようなノリなんだと思う。
悪代官VS権力者!の構図。
ダメ人間VS……脱人間集?
今回、ファロットとゴジラ夫婦は登場なし。
彼らの今後の登場にも期待する。 -
スカーレット・ウィザード 1
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試し読み
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ネタバレ海賊たちの王と言われてる犯罪者(一応ね!)に、いきなり婚姻届を叩き付けてしまう女王様の話。(要約しすぎ!)
基本的に、とってもおもしろくて大好きだし。
内容にも大満足なんですが。
こういう話には萌えがいっぱい詰まってるはずなのに。
いまいち萌えられないのはどうしてだろう……? と、思う程度に萌えられない(苦笑)
破天荒な女王様♪ っていうのは、僕が愛してやまないところの第一なんですが。
あぁ、いまいち。
まぁ、原因は分かってるんですけどね。
何せ、あれです。
ヒロインでか過ぎ!
いや、基本、女の人は背が高い人が好きなんですが。
それでも、190に手がかかるっていうのは反則だって!
おまけに、ダイナマイトバディ!
想像しただけで暑苦しい(ぉぃ)
僕の個人的理想としましては。
女の人は170センチくらいで。
スレンダーボディがいいんですよ!
そんな訳で、萌えはいまいち。
それでも、目に見えるビジュアルが常にある訳ではないので、見なかったことにして(ぉぃ)
頭の片隅から追っ払って読む分には、十分に面白いです。
僕はこの物語のヒロインはダイアナだと思うことにするよ!(待て) -
放浪の戦士 デルフィニア戦記1
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試し読み
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ネタバレこれは……このままくっついてしまったら犯罪なのでは、ないだろうか……? と、思ってしまったカップルの話です(苦笑)
王様らしくない王様と、人間じゃない女の子の珍道中……で、合ってるよね?(ぉぃ)
まぁ、ちょっと変わったカップル?(コンビ?)では、ありますが。
小説は不思議に面白いです。
女の人がなよなよ……というか、お姫様してないのが好きです。
やっぱり、自立してなきゃ! とか、思ってしまうよ。
それにしても……。
一緒にお風呂に入ったのに、王様がちっとも恥じらってくれないのが、ちょっと残念です(´・ω・`)ションボリ
個人的には、リィが反応しないのはさておき。
もうちょっと王様にはきゅんきゅんして欲しいんだが……(だって、このコンビの場合は王様が押さなきゃ進展しなさそうだし……)
でも、そうすると、小説的に、面白さが半減しちゃうと、思わないこともないので、それはそれでいいのかなぁ?
個人的には、あのシーンは要らなかったかなー……と、思わないこともない。
とにもかくにも、続きが楽しみで。
正しいことを「正しい」と言えるリィは好きです。
頑張って、全部揃えようー! -
スカーレット・ウィザード 2
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試し読み
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ネタバレえーっとですね。
むちゃくちゃな女王様が妊娠して、しまわれました……。
うーん……びっくりだ……(ぁ)
でも、もしかしたら、もしかしなくても、この女王様の言ってること、僕はとってもよく理解出来るのかもしれない……ということに、今更ながら気が付いた(爆)
そんな中、果敢にも行方の分からなくなった船を探しに出てしまう女王様。
また、無茶をする……。
おまけに、たくさんの新キャラさんたちもお出ましになりました。
まず、全宇宙のアイドル・ジンジャーと。
ちょっと情けない、思い込みのきつい、ジャスミンをお嬢様扱いしたがるアレク。
ジャスミン的にはアレクは結婚相手にはお気に召さなかったような気がしますが。
僕の趣味もたいがいなので。
かなり好きかもしれん(ぇ)。
でも、あそこまでぼーっとしてるのはいただけないなー。
あれで、もうちょっと奮起して、一生懸命だけど抜けてる……っていう風に育ってくれると、もっともっと、好みなんだけど♪
頑張れ!
まぁ、そんな訳で。
なんとかいなくなった船は見つけたんですが、おかげで、クインビーは大破。
女王様も安静を言いつかり、しばらくは自由は利かなさそう。
その状況で、女王様が何をしてくれるのか……個人的にはとっても楽しみです。
動けなくて、女王様にはフラストレーションがたまるかもしれないけど、動かなくてもできることはいっぱいあるはず!
そして、女王様が動けない時程、ケリーが活躍してくれると思うので、それもそれで楽しみ! -
白亜宮の陰影 デルフィニア戦記3
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ恐らく、このシリーズの第1部の中では、最も悲しい巻だったのではないだろうか……? と、思います。
ウォルが、本当の王様じゃない(というよりも、王様の資格がない)可能性が急激に濃くなって。
皆がそれを信じちゃって。
今まで味方だった人が。
全員、味方ではなくなってしまう。
そして。
何よりも、一番辛いのは。
ウォルの育ての親が……というよりも、父親が。
死んでしまったこと。
心から尊敬出来る人を。
失ってしまうのはとても悲しい。
そして、彼もまた、重い、重い、後悔を背負って、自分の気持ちを押しつぶして。
自分の“息子”のことを思ってたんだよ。
なんだか、とっても、とっても、とっても、悲しかったのに。
こういう悲しさはとっても好きです(ぇ)。
人の人生の結晶を見る想いがするから。
願わくば。
ウォルに幸いあれ! -
異郷の煌姫 デルフィニア戦記5
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ新章に突入しました。
とにもかくにもデルフィニアの女王として、収まったリィだったんですが。
今度は、リィの命を狙う者が現れる……。
と、まぁ、そんな感じの新章なんですが。
この巻、微妙に回りくどかったりとか、いろいろあって。
2回読んで、やっと意味がわかりました。
なかなか、僕は回りくどいようなやり方は苦手です(苦笑)
2回目読んで、よかった……と、思います。
まぁ、こっから先の続きがないので、2回読んだんですが。
続きがあったら、先に続きを読んでしまって。
「あぁ」って、後でなることが意外と多い、僕の読書法です(ぉぃ)。
何はともあれ、新章は。
どうやら、従弟ぎみのご家族が一枚噛んでいるようなので。
ウォルが、どうやってうまく、丸くおさめるかが、とても楽しみです。