高星麻子のレビュー一覧
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もう一度結婚すると決めたはいいけれど、エドガーの記憶が戻るのはもはや時間の問題。そんな中、ロンドンを守るロンドン橋から魔力の気配が。そこに待っていたのは悪のフェアリードクターに乗っ取られたテランだった。一方妖精国へ向かったフランシスの前にある人物が「甦え」って現れる。彼はエドガーとリディアの子供だと言うけれど、その体は……
帯にでかでかとあと一冊!と書かれていてついに終わるのかあとしみじみ。思えば完結まで読み続けたコバルトははくよーが初めてです。ちょーシリーズは魔王まで読んだ。新世界よりからは読んでないの…
まさかの子供登場!! ネタバレだけど、ユリシスの体をとって。でもユリシス哀れだったからちょっと嬉しいと言うか救われたと言うか。すごく短い間だったけど、エドガー、リディア、そしてアルヴィン親子三人仲睦まじく過ごすところがなんとも幸せそうで。だけどプリンスを倒さねばならないって強くアルヴィンは思ってて、でもプリンスは父であるエドガーで……
でも、そういうのってリディア達の子供であるアルヴィンには関係の無いこと。ただの子供。青騎士伯爵であるがゆえの義務とか妖精国とか関係ない。ただ一人の人間でただ一人の子供である。「あなたがどうしたいのかが大事」って言ってたけど、本当にそうだと思う。生まれる前からさだめを負う必要なんてどこにもない。負わなければならないなんてこともない。そんなのあったら、私は世界の敵になってやる、なんて。
最後の守りはロンドン塔なんだろうなってのは何となく読めてた。だってロンドン舞台でロンドン塔出さないってことはないっしょw はーロンドン行きたいです…
さて、最終巻は3月くらいかな…? レイヴンとケリーやロタとポール、アーミンとケルピーなど脇カプは是非とも番外編を期待しますです! はーレイケリやばいすねっ… ロタポルも可愛いよう… -
Posted by ブクログ
正直、結婚してからのリディアとエドガーにはさほど魅力を感じられなくなっていたのですが、今回は久々に面白かったです。
リディアに対して、ただただ甘いだけじゃないエドガーの方が魅力的だと思うのは私だけなんでしょうか。少数派なんでしょうか。葛藤してこそ、画策してこそ、自らをも裏切って自嘲してこそエドガーだと思うんですが。
ここまで培われて来た、ニコとレイヴンの友情も、ひとつ高いところに登った気がします。いい加減そうにみえて、たまに出てくるニコのモノローグにはきゅんとさせられますね。
カテーナのエピソードも悲しいけれど、心に残る素敵なものでした。フランシスにも段々と大きな役が回って来て、これからどうなるのか、楽しみです。 -
Posted by ブクログ
記憶を失ったエドガーに改めてプロポーズされたリディアだが、未婚だと思われている自分のお腹に子供がいると知られては……そんな中、プリンスの組織に囚われているフランシスから手紙が。手紙の暗号をもとに調査に向かうニコとレイヴン。その一方で、リディアの母・アウローラの故郷に向かったリディアの父・カールトン教授が見たものとは…
祝リディア懐妊確定!! いやはやほんと嬉しいけどそう喜んでもいられない事態。でもリディアがお腹の子を守るためにもう母親!って感じなのがとてもかっこいい。
前にここで書いた仮説に、本当の青騎士伯爵とはシーリーコート・アンシーリーコートつまり善悪両方に通じる必要があるのではないのか、だからリディアとエドガーが一緒になるのがむしろふさわしい形なのだ、というのがありましたが、もうまんまビンゴでしたね。というか大方の読者さまがそう読んでるだろうけど…そう、光があれば闇があり、闇があれば光があるように、何かが独立して存在していることはないわけですから。
リディアが妊娠してることにショックを受けるエドガーと、それ以降の二人のやりとりは読んでて実につらかった……いや最終的には見せられないよ的なことをやってるんですけど。こらこら妊娠中だぞ。はあはやくエドガーに元の記憶が戻ればいいなあと思う。戻らないまま終わるのなんてやだなあ。
エドガーがポールの絵を見ていろんな記憶を取り戻しかけるところはすごい鳥肌きました。それとクライマックス、燃える列車の中カールトン教授を救うところで過去のシルヴァンフォードの最後の記憶がフラッシュバックして重なるところとか本当に巧みな演出で思い出しても鳥肌。よくある手法だといわれればそれまでですが、どうか失敗しないで! エドガー、今のあなたならお父さんを、もう一人のお父さんであるカールトン教授を助けられるよ! がんばって! 負けないで! と読みながら必死に応援していました。ここらへんは流れるように食い入るように読んでましたね。すごい入り込みました。もしかしたらはくよー読書中今までで一番のめり込んだかも。
リディアが無事に出産出来るといいな。伯爵家のみんながいれば悪魔の子なんかうまれないよっ! 続きが楽しみです。 -
Posted by ブクログ
記憶をなくしたエドガーに改めてプロポーズされたリディア。嬉しく思いながらも、お腹の子のことを知られないよう神経を尖らせていた。そんな時、プリンスの組織に捕われたフランシスから助けを求める手紙が来る。文中に暗号が隠されていることに気づいたエドガーは、ニコとレイヴンを調査に向かわせた。一方、パトリックの依頼を受けてアウローラの故郷に向かったカールトンが見たものは・・・。
エドガーに子どものことを知られて、傷つきながらも距離を置こうとするリディアが漏らした言葉に泣きそうになった。どれだけ好きでもそれを素直に伝えられない、誤解を受けているってどんなにつらいんだろうと。だから、エドガーが彼女のことを受け入れた瞬間は結婚が決まったときよりもじんとした。こういう夫婦でありたいと思う。かけがえのない相手だと、記憶を失っても覚えていられるような。エドガーの記憶が徐々に戻りつつあるのが心配だけど、子どもの存在がカギになるってフランシスも言ってるし、きっとハッピーエンドに向かってると信じます。続き気になるなあ。