高星麻子のレビュー一覧

  • 天外遊戯3 ~愛が二人を別つまで~

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    ネタバレ

    最終巻です。
    お約束の記憶喪失話ですけど、まさかの崋山が記憶喪失。崋山から自分の記憶がすっかり抜け落ちて、他人の目で見られた翆簾が茫然自失しているさまは、切ないです。

    玉帝を作った太上老君が意外と悪役だったのにはびっくりでしたけど、最終的には翆簾と崋山も結ばれ、めでたしめでたしでした。

    でも、いつも邪魔をしていた二郎真君が、翆簾のお願いでおとなしくしてたのにはびっくり。そんなことでよかったなんて、翆簾、もうちょっと早くお願いしてたらよかったね。

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    2012年12月05日
  • 夜を統べる王

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    ★4.3
    続編が読めて嬉しかった~♪読む終わるのがもったいなかったです!相変わらずの耽美な世界観なんだけど、今回登場した精霊アニーと律也のやりとりがギャグ?っぽいというか可笑しくて、この美しい世界観の中では異質で和みましたw子狼がまためちゃめちゃ可愛かった~v表紙や扉絵のキラキラしたキレイなイラストにもうっとりでした☆レイとフランが・・・せつなくて泣けた;;フランはきっと幸せだったと思ってます。

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    2012年11月25日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    お腹の子供への不安をつのらせていくリディア。だが、記憶を失ったエドガーに相談することもできない。
    二人にとって待ち望んだ子供なのにその喜びを分かち合うことすらできない。
    それどころか、他人との子供であるというふりすらせざるを得ない。
    リディアにとって本当に切ない状況ばかりが続く。
    エドガーのリディアへの愛情が試される。

    それにしても、人間界と妖精界との関係とか、かなりややこしくなってきた。もちろん、お腹の子供は世界を救うのだろうけど、この先どうなるのか、まだまだ目が離せない。

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    2012年11月23日
  • 女神と棺の手帳

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    ネタバレ

    色気は皆無だが、割と面白かった。あらすじからはあまり惹かれないなーと思っていて積んであったけど、『俺の悪魔~』よりは断然面白いと思う。
    ただ、もうちょっとロマンス要素も入ってくるといいかな。それは、次に期待するとします。

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    2012年11月03日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    記憶を失ったエドガーに改めてプロポーズされたリディアだが、未婚だと思われている自分のお腹に子供がいると知られては……そんな中、プリンスの組織に囚われているフランシスから手紙が。手紙の暗号をもとに調査に向かうニコとレイヴン。その一方で、リディアの母・アウローラの故郷に向かったリディアの父・カールトン教授が見たものとは…

    祝リディア懐妊確定!! いやはやほんと嬉しいけどそう喜んでもいられない事態。でもリディアがお腹の子を守るためにもう母親!って感じなのがとてもかっこいい。
    前にここで書いた仮説に、本当の青騎士伯爵とはシーリーコート・アンシーリーコートつまり善悪両方に通じる必要があるのではないのか

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    2013年02月07日
  • 夜を統べる王

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    どちらかというと、脇役に注目がいった一冊でした。レイとフランの最期は悲しかった。結末を知っているので、悲しい気持ちにしかなれないけど、二人が出会った頃の話も読んでみたいな。

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    2012年09月30日
  • 狗神の花嫁【SS付き電子限定版】

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    感情沸点低い俺様な神様攻め×同じく沸点低いけどまっすぐすぎる受け

    花嫁モノだけど花嫁というよりは本文中で表現されるように伴侶って感じです。
    二人の心が通じあってからがつらい展開でしたけどハッピーエンドでよかったです。

    好きな作品です!

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    2012年09月29日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    記憶をなくしたエドガーに改めてプロポーズされたリディア。嬉しく思いながらも、お腹の子のことを知られないよう神経を尖らせていた。そんな時、プリンスの組織に捕われたフランシスから助けを求める手紙が来る。文中に暗号が隠されていることに気づいたエドガーは、ニコとレイヴンを調査に向かわせた。一方、パトリックの依頼を受けてアウローラの故郷に向かったカールトンが見たものは・・・。

    エドガーに子どものことを知られて、傷つきながらも距離を置こうとするリディアが漏らした言葉に泣きそうになった。どれだけ好きでもそれを素直に伝えられない、誤解を受けているってどんなにつらいんだろうと。だから、エドガーが彼女のことを受

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    2012年09月25日
  • 夜を統べる王

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    待ったかいがあった作品ですね♪ かなりの分厚さに堪能出来ましたし、シリアスの中にも今回初登場のアニーが楽しく盛り上げてくれてと、とっても楽しめました♪ すっごく前作好きだったんですよね。次は絶対スピンだ!って思ってたんだけれど、続編でしたけれどそれでも新婚の二人がやっと深く結びついたな~って終わり方ですごく良かったです。 そしてどんどん素敵になって行く高星さんの挿絵!最高ですね♪

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    2012年09月23日
  • 伯爵と妖精 真実の樹下で約束を

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    ネタバレ

    あいかわらずリディアはリディアでエドガーはエドガーなんだけど、ふたりのあいだの信頼がしっかりしてくれて、というかリディアが強く成長してくれてよかったなーという一冊。
    あとはユリシス。テランが出てきてからはユリシスの人間ぽさがより強調されてたし、伯爵家の血をひいてる唯一の存在なのでまあこうなるかなーとは思ってたけど、ジミーにまでああいう設定がついて、よりやさしい印象に。
    さすがリディアということにしておくべきか。

    エドガーはぜんぶ記憶なくしちゃうみたいなので、英国に戻ったあともかなりごたごたするんだろうけど、テランも蛇も残ってるのでまだまだダークめな展開はつづくのかな。
    エドガーなら記憶なくて

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    2012年09月18日
  • 伯爵と妖精 情熱の花は秘せない

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    ネタバレ

    表紙のリディアの髪、すでに赤錆色でもなんでもなくただの栗色に見えます…w

    本文はようやく最初からずっとエドガーとリディアが一緒。
    エドガーの言葉は一生懸命無関心を装ってるんだけど、行動がまったくともなってなくて、そこがせつなくていいかんじにきゅんとする。
    エドガーが組織を出るときの鬼畜っぷりもいいかんじです。
    リディアに現状も把握してもらえて、次はふたり一緒に妖精国へ。

    全巻のあとがきでは、目的地が終着地とは限らないってことだったので、妖精国から英国へ戻ってからが正念場なのかなーやっぱり。

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    2012年09月18日
  • 伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで

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    ネタバレ

    表紙がキラキラしすぎていなければ★5つ……というのが結構な本音。

    ラスト、エドガーがプリンスを解放するシーンがやるせなくてせつない。
    後の巻を読み進めていると、まだエドガーがエドガーだけだったときのモノローグを思い出してせつなくなっちゃう。
    リディアたちの乗る船を逃がすシーン。

    早く、リディア。
    テランが追いつけないように。

    急いで、リディア。
    僕が追いつけないように。

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    2012年09月17日
  • 伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖

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    ネタバレ

    結婚式あたりから後の表紙はきらきらしすぎてることが多くて、最初のころの絵柄が好きだったので苦手だったんだけど、この巻の表紙は久しぶりに結構好み。

    本編の内容は、誰もが気になってる目覚めたあとのエドガーがどうなったかという点を上手にひっぱりつつ、いつものように妖精の謎解き。
    前巻の18行からまた17行に戻ったので気を抜いて読み始めたものの、相変わらず内容がっつりでちょっと読むの疲れた。
    でもエドガーは冷静に感情を押し殺しててもやっぱり基本リディアのことを考えてると信じられたので、むしろ出会ったころの彼がどうだったか読み比べたくなっちゃった。
    p61から後の、目覚めたばかりのエドガーは結構好き。

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    2012年09月16日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    エドガーとリディアの関係性は進みますが、他の部分の進行がゆっくりでもやもやします。謎も不安要素も深まるばかり。。。パトリックのカミングアウトにはびっくりでした。

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    2012年09月11日
  • 女神と棺の手帳

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    ネタバレ

    ちょっと積読になってましたけど、読んでみたら意外と面白かったです。こういう設定だと、親友イライザは殺されてても仕方ないですけど、最後まで生きてました。

    ケイトを保護するノーイット少佐たちですけど、軍人嫌いなのに、ああまでギャップを見せられたらケイトが惹かれるのも分かります。ただ、ノーイットが最初からケイトに甘い台詞をはいているのは、ちょっと違和感ありました。ノーイットは無意識かもしれませんけど、周りは確実にノーイットとケイトをくっつけようとしてます。ノーイットの好みを知り尽くしているってことなんでしょうか。

    最後は事件は解決してケイトも大学に合格。該当の手帳はノーイットの手に残るみたいなん

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    2012年09月10日
  • 伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か

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    リディアのお腹の中に子供がいると知ったエドガー。
    記憶がないまま再びポロポーズしてくれたのはいいけれど赤ん坊の父親を明かすことができないので(本当はエドガーの子)リディアは素直に受けることができない。
    しかも未婚なのに妊娠したことになるわけで、リディアの外聞はエドガーの中では悪い。なんだかややこしいことになっています。
    パトリックが少しだけ好意的に思えてきました。

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    2012年09月09日
  • 伯爵と妖精 オーロラの護りを胸に

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    相変わらずのタラシっぷりだが、記憶を失っても、ちゃんとリディアに惹かれて行くエドガーが可愛い^^

    組織がリディアを狙ったり、フランシスが捕まったり、状況は一向に良い方向へ向かわないのだが、最終章も長引く予感?

    それにしても、女王陛下の登場には、かなり驚かされた!

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    2012年09月05日
  • 伯爵と妖精 ロンドン橋に星は灯る

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    ネタバレ

    第一部完。的な。

    こういう決着にもってくるんだー、と途中から思ってはいたけどほんとにそうなって、エドガーらしいというか、ほんとエドガー好きだなあと思いました。
    リディアも、前巻の「いやな夫になりそう」発言に続き、結婚するけどエドガーはいやだから父に抱きつくとか、かわいすぎてなごむ。

    この先もふたりは微妙にすれ違ったまま、ちょっとダークになりつつもしあわせに進むのかな〜。

    前巻の三人の女神と石の関係はいまいちわかりにくくてもやっとしつつ読んだものの、今巻の矢と弓にはちょっとがくっときた。ちょっと。

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    2012年09月18日
  • 伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて

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    前巻からの続きと閑話休題的な短編が2つ。

    記憶を失っても、心のどこかでリディアに惹かれてるエドガーが素敵!
    「何度生まれ変わっても、僕は君に恋をする」的な?
    時々、誤解を招くけど、ちゃんとリディアを大切にしていることが伝わってきて嬉しくなった^^

    あと、短編はアウローラのお話が面白かったかな。
    アザについて、しどろもどろに説明しようとしているリディア父を想像したら、とても可笑しかった(笑)。

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    2012年08月30日
  • 伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党

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    ヴィクロテに結構はまったので、同じコバルトの人気長編ということで手を出してみました。
    いろんな妖精てんこもりでちょっと読みながらう〜んと思ったけど、エドガーの過去や謎が気になって一気に読み進めちゃった。そして意外と盛りだくさんで読むのに時間かかった。
    文章もすんなり読みやすいし挿絵も繊細できれいで、これは大人買いしたい……。
    一巻がこのクオリティならはずれはないなーという構成力&文章力。
    エドガーの設定はダークさてんこもりなんですが、リディアの性格と作者さんの品のある世界観できれいな乙女のファンタジーという印象。
    こてこてファンタジーになりすぎず、ヴィクロテのようなどろどろリアルよりにもならな

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    2012年08月29日