春日武彦のレビュー一覧

  • 屈折愛 あなたの隣のストーカー

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    同著者の『ザ・ストーカー~愛が狂気に変わるとき』の改訂版。
    まだストーカーという言葉に
    多くの人の耳馴染みがなかった頃に出た、わかりやすい解説書。
    病気ではなく性格の歪みだから治療が難しい、
    というポイントにゾッと寒気を覚えた。

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    2012年12月08日
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体

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    ネタバレ

    感想
    「カテゴライズはやめましょう」と言っていながらたびたび「若者は」とか「明治時代の人の方は」とか言っているのが非常に気にはなったが、全体としては「確かに」と思うことが多かった。
    病の状態の人を「優先順位が明らかに異常な人」と定義していたのには納得できたし、著者の言葉の使い方がさすがに文学部教授というだけはあるなと思った。

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    2012年02月12日
  • 問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

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    うつは知られているが、躁の知名度は高くない。
    不可解な行動について、「躁状態ではないか」ということを考慮に入れるとすんなりと筋が通ることもある。
    小説で描かれた躁状態、実際の事件で躁状態が関わっていた可能性なども述べ、具体的に書かれている。

    著者の個人的印象が強いという感は否めないけど、「こんな状態もある」と世に知らせるにはいい本だと思う。

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    2012年02月07日
  • 問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

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    身近な人で騒々しい人がいるが、これを読んでその謎が解けた気がした。
    深い洞察力が欠けた行動と発言、無駄な騒々しさ、毎日がお祭り、常にエネルギッシュ、虎の威を借りた自分は誰それと友達発言、etc.、その人の性格ではなく、見つけにくい病気なのだと思えば納得もいく。
    躁病は鬱病の反対ではなく、人にさとられたくない不安や恐怖、空虚を抱えた人が思わず取ってしまう躁的な行動は、鬱のさらに先を行く病気ではないかという考察は説得力がある。
    ただ、この著者の語り口も時々怪しい感じがすることがある。

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    2012年01月24日
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか

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    読みやすいです。
    入門者向きかも。
    でも、長くファンをやってる人間には、
    ちょっとあっさりし過ぎて食い足りない感じかな。

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    2012年03月10日
  • 問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

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    鬱に比べて発現頻度が低いため、
    一般に理解されにくい「躁」へのアプローチ。
    一見普通っぽい人の妙な言動は、
    ひょっとしたら躁のせいなのかも……と思って捉え直すと、
    見えにくかった問題がいろいろクリアーになる――というお話。
    わかりやすくて面白い。

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    2012年12月08日
  • しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人

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    「しつこい人」はどうして「しつこく」なるのか。その原因みたいなものを知りたくて、この本を手に取ったのだが、答えは全く得られず。残念!

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    2011年09月09日
  • 不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望

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    はたから見ると、自分から破滅への道を辿っているような人や、自分からより悲惨なもへ突き進んで行くようにしか見えない人たちがいる。
    なぜ彼らは、不幸になりたがるのか?

    春日氏は精神科医という仕事柄、かなりの奇人変人を診てきているのだが、自分もどこか一歩道をそれれば、そんな「おかしな」彼らと同じような道を辿ってしまうのでないかと心配になるそうである。
    その気持ちは私にも結構覚えがあって、親がテレビで異常な事件を観ていて「なんでこんなことするのかわからない」「人間じゃない」などと言っているのを聞くと、「自分の娘(私のことです)も一歩間違えばそうなるかもしれないのに、のん気な人たちだなぁ」なんて思って

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    2011年07月18日
  • 問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

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     これは面白かったね。躁ってのがどんだけ「迷惑」か。「迷惑」って、危険ってことでもあるわけで。
     それに、「躁」が「うつ」の底つきって切り口が、面白くってね。
     ある。確かに。「躁」。イジョーなる万能感、空でも飛びましょうかってイキオイ。向かうところ敵ナシ。気をつけよう、そゆうとき、わたしだってあるからねぇ。
     中島らもの話もこの作中に出ていたと思う。
     いろんな「躁」がここに登場する。「笑っていいとも」の電波ジャック事件、有吉佐和子の話も。

     ああ、そうだ。そんで、らもさんをひもといていったんだっけ。

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    2011年06月15日
  • 不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望

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    [ 内容 ]
    虎に喰われたかったのに熊に喰われて昇天してしまった主婦、葬式代がないからとアパートの床下に妻の遺体を埋めた夫、電動式自動遥拝器を作ってただひたすら「供養」する男などなど―世の中にはときどき、不幸や悲惨さを自分から選びとっているとしか思えない人たちがいる。
    しかし彼らは、この過酷な人生を生きてゆくために、奇妙なロジックを考えだし、不幸を先取りしなければ生きてゆけなくなった人たちなのだ。
    あなたの隣の困った人たち、それはもしかしたら私たち自身の姿なのかもしれない…。

    [ 目次 ]
    第1章 理解しかねる隣人たち(不自然な人たち ああ、そうですか 大晦日の電車 ほか)
    第2章 奇妙な発

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    2011年04月14日
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体

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    [ 内容 ]
    生きづらさを、晴れやかに解き放つヒント。
    「閉じられた心の世界」を打ち破る精神科医と、「身体からの信号」に耳を澄ます仏文学者の説教ライブ。

    [ 目次 ]
    第1章 世代論に逃げこむな
    第2章 「自分探し」はもうやめよう
    第3章 人間は、わかり合えっこない
    第4章 個性とこだわり幻想
    第5章 健全な肉体に狂気は宿る
    第6章 まずは身体に訊け

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参っ

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    2010年06月30日
  • しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人

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    私を激しく勇気づける一文があった。読んでよかった。
    その一文とは↓↓↓

    人間は平等であるとされるが、下卑た人間、魂の汚れた人間は確実に存在している。

    この文章の何が私を勇気づけるのか。それは秘密。

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    2012年02月25日
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか

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    ちょっと過激な語り口だが、全体からあたたかさを感じる。
    タイトルに合った本だと思う。

    100304

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    2010年03月05日
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか

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    「こんなひともいる」な目線で読むのが一番。いろんな方法論・葛藤ありき、ドラマの中みたいにはいかないんだなぁ…て再確認させてくれる。

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    2010年03月01日
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか

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    私は医療関係者でもなんでもないが、どういうわけか仕事として、精神科医や精神疾患をお持ちの方とお話をしなければならないことがある。そんなとき、すごく頭にきたり、納得できなかったり、落ち込んでいつまでも暗い気持ちになったりすることがあるのであるが、(相手に対してむかつくこともあるし、この本の187ページで描かれているような自分自身のスタンスに嫌気がさすこともある)それはそれで仕方のないことだよな、と思えるようになった。春日センセイありがとう。

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    2011年08月06日
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか

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    商売として医師をしていれば
     患者は 悪く言えば金づる。。。

    面倒な患者よりも 楽な患者の方がいい と思うの自然
    患者に良くなって欲しいと思う事もあれば
    この患者との関係を解消したいとも 思うこともある

    薬によって 症状をコントールしているとしたら
    それは 一生続く
    医者とも薬とも 一生続く関係となる

    医師はそれを知っている 
    食い扶持の誕生

    そんな 感じがしました。

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    2009年10月04日
  • 心という不思議 何をやっても癒されない

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    春日センセイが産婦人科医から精神科医になったワケにちょっと触れていて、ますます春日センセイが好きになった。この人の言うことは信用できる、と思う。

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    2011年08月06日
  • 不幸になりたがる人たち 自虐指向と破滅願望

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    著者の狙い通り、グロテスクな読後感。

    「狂気にはなれず、健康にはならず、われらは神経症」 byロラン・バルト
    ・・・関係ないか。

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    2009年10月04日
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか

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    いい先生だなぁと思う人の本ばかり読んでいたので、ちょっと毒な部分を覗いてみた。
    いろいろな精神科医がいるものだ。人格を疑う人もいた。
    日常の出来事に著者はこんなことを思ってしまうだったり、見聞きした他の精神科医の話。

    中島らもは強い副作用が出ているにもかかわらず、ほぼ十年、同じ処方だったらしい。
    処方の内容はかなり強いもので、あまり意味をなさない組み合わせだったりするらしい。
    恐ろしいね。

    この著者は、普段カルテに記している病名はせいぜい6つで、おおよそ事足りるらしい。
    それぞれの病名において、パターン(普遍性のあるバリエーション)は10〜20くらいで、
    つまり全部で100ぐらいらしい。

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    2009年10月07日
  • 問題は、躁なんです~正常と異常のあいだ~

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    言われてみると、まわりにいるあの人やこの人は躁だったのね!?うつは気にとめるが躁はこれまで意識していなかった。視野が広がった感じ。なお、軽躁状態は理想的なのでは?それが病気でない限りね。

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    2012年02月03日