無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2013年04月29日
前書きで著者が言うように、確かに「後味の悪い読後感」がある。不安感と言葉に変換しがたいおそろしさと…。それでも、その内容を読み取りにかかってしまうあたり、著者がこの本に記したことが一つの真実であると証明しているみたいだ。
不幸になりたがる人は存在する。社会人になってはじめて、その色が濃すぎる人物に...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この本には世間にまぎれこんでしまったちょっと「グロテスク」な感覚、あるいはそれをもった人についての著者の考えが例を引いて述べられていて、いろいろな点でたいへん興味深かったです。扱う範囲はたぶん狂気とか精神病なんだけど、著者の書き方からまったく病的なものと境界にあるものとの見極めをだいぶ丁寧にやってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月06日
タイトルに惹かれて読まずにはいられなかった一冊。
不安に囚われて気付くと自滅に向かっていることもしばしばの私にとって、共感する部分が多くて少し泣きそうにもなった。
「不幸や悲惨さを自分から選びとっているとしか思えない人たち」の、奇妙ではあるけれど当事者にとってはすがるほどに強烈でしかも素朴なロジック...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月08日
長期的困難から目を逸らすために、
奇妙な方策で敢えて不幸になろうとする人々の様態をレポート。
「一体どうしてそんなことをするの?」と、
首を傾げたくなってしまう自虐的エピソードの保持者は、
逆説的だが、本人にとって最大限の不幸を回避するための
魔除け・悪魔払い的行為として、
おかしな真似をしでかして...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。