春日武彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いい先生だなぁと思う人の本ばかり読んでいたので、ちょっと毒な部分を覗いてみた。
いろいろな精神科医がいるものだ。人格を疑う人もいた。
日常の出来事に著者はこんなことを思ってしまうだったり、見聞きした他の精神科医の話。
中島らもは強い副作用が出ているにもかかわらず、ほぼ十年、同じ処方だったらしい。
処方の内容はかなり強いもので、あまり意味をなさない組み合わせだったりするらしい。
恐ろしいね。
この著者は、普段カルテに記している病名はせいぜい6つで、おおよそ事足りるらしい。
それぞれの病名において、パターン(普遍性のあるバリエーション)は10〜20くらいで、
つまり全部で100ぐらいらしい。 -
Posted by ブクログ
ウツほど身近ではないと思われがちな「躁」、実際ど真ん中「躁病」の患者は少ないらしい。
しかし、一見ただの騒がしい人、怒りっぽくせわしない人、勘違いしてるナルシストなどを「軽い躁」「躁的な傾向を示す人格障害」「躁に近い性格の人」と考えれば、不可解なその行動が理解できるようになる(こともある)というのが著者の主張。
本文は著者の考え(思いつき)を、例を挙げて述べてゆくスタイルなのだが、その例がやけに多い。
「躁」というベクトルを読者によりよく理解させるため、また「躁」の人が持つ週刊誌的・夕刊フジ的な面をフックにして読者をひきつけようという試みだと思うけど、あまりに矢継ぎ早に出てくるそれらが、実例な -
Posted by ブクログ
●フランス哲学者の内田樹氏と精神科医の春日武彦氏の対談。
タイトルは春日氏の発言から。喋っている分量は、内田氏60%春日氏40%と言うところか。 ●発言から察するに、内田氏は自己肯定推奨派・自己肯定人生を送れる人のようだ。
一方の春日氏は、自己否定とまでは言わないまでも、常に世界と自分に違和感を持っているタイプ。
そんな二人が語り合うからこそ面白い、と言ってしまえばそうなのだろうが、私は、内田氏にはあまり説得されたくない。
大変説得力のある言葉も散見できるのだが、相手にいちいち共感や同意を求めるあたりに疲れをもよおす。ま、話す機会は一生ないと思うけどね。 ●タイトルほど春日氏色は強くない。タイ