ヒキタクニオのレビュー一覧
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今思えば、F1もバブルを象徴していた。レースクイーンのハイレグなんて…なんとも恥ずかしい限りの流行だろう… その輪の内側には、面白い仕事、カッコイイ仕事、多額の資金、所謂、富と名声がぐるぐると回っている。 じんむ神武景気 ツーバイフォー2×4住宅 金がないやつは工夫するしかない。俺はアドレナリンを噴き出しながら、アパートの一室で作品を作り続けた。 てっぺん天辺取ったと感じていた 日本電信電話公社 三公社五現業 インスタレーションというアートが興った 企業がアートに金を出す、文化事業によって企業がイメージアップを図るということが起こったのがバブル期だと思う。 東郷神社に行く裏道でしかなかったが 石井聰亙そうご(現・石井岳龍がくりゅう) ポスターの版下はんした 今では、コンセプトという言葉は学園祭の催物を出すときの理由、意味合いなどまで使われている言葉だ。コンセプトはコンセプチュアルアートのコンセプトで、70年代後半からアートの世界では「概念」という意味で使われていた。 今ではコストパフォーマンスやハイパフォーマンスなど付属語が付き「性能」というような意味合いが強くなっているが、元々はアート活動の「行為、表現」という意味だった。 ゴッホはポスト印象派の画家とされているが、ポストというのは「次」という意味を持つので、印象派の問題点を解決して次のアートの展開へと進むことが彼には出来なかったということだ。一方のピカソは、キュビズムによって印象派を丸ごとひっくり返した。アートの使命を全うしたからこそ、ピカソの作品には西洋美術史に於ける絶大な価値があり、彼は存命中から脚光を浴び、絵は高額で取引されたのである。美術評論家は、ピカソのアート的使命をしっかりと判断しているのだ。 綽名あだな 未だ裁判で係争中だから 赤みが勝れば、パープル。青みが勝ればヴァイオレットとなっているが、その赤と青の配分に明確な定義はない。それほどブレが大きい色が紫である。 佐伯社長はポルシェの蒐集家しゅうしゅうかだから 昭和のサザエさんと対比させ、平成のちびまる子ちゃんにしたことが、人々の心を摑んだのだろう。 俺は後に『鳶がクルリと』という小説を書いた YMCAはゲイのハッテン場と呼ばれる場所だったようだ かんげん諫言 どんちょう緞帳の全貌が露わになった キャバレーとクラブが合体したキャバクラ そうこう糟糠の妻を捨てた男というレッテルを貼られた たいよ貸与 スーベニア(記念品) 借地借家方によって借地人は守られ 疲弊した日本がツケを取り戻そうとしているその間隙かんげきを縫って 決して濡れ手で粟の金ではない バブル期は、男女間の恋愛(セックス)に金を使い、平成後期から令和は、一人遊び(自慰行為)に金を使うことになった。 『原宿団地物語』という短編集の中の「天狗」という題名の小説だった さくらももこを偲ぶ会では一目も憚らず号泣したらしい。 何という厚顔無恥か… ゲームファンタジア渋谷 薗田賢次 Kダブシャイン
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本当に子供が欲しいのかねえ? 小津安二郎 りゅうちしゅう笠智衆 ご懐妊 デカダンを気取ったわけで恥ずかしい限りですが 鬼子母神を拝んだり 「この数値なら、生本番でも妊娠してたでしょうねえ」 けいりゅう稽留流産=胎児が子宮内に留まったまま死亡 心臓部はパコパコパコと動く 双六をやっていて、「振り出しに戻る」の升に止まってしまったようなものだ。 外科手術によって死んだ胎児を掻爬そうはするのである。 仕事にこの曇天どんてんな気分が影響しないか 精子に活力を与えるという行動目的がある 言いたいことはしっかり言わなければ食い殺されるような場所にいたからだ 無精子症や輸精管の狭窄など つわり悪阻 みゃくらくそうのうほう脈絡叢嚢胞がイコールで染色体異常に結びついているのではない 離婚危険値が高くなります 色川武大=阿佐田哲也 「臨月を迎えた妊婦さんと性交渉をすると出産が早くなるようですよ」 痛みの根源は近いが、肉体を限界以上に開き、でっかい頭から折り畳んだ胎児を捻り出すのである。 話ししていると所々にレイシスト(差別主義者)的なことがあり辟易する 的外れな敵愾心が蔓延しているものだが そんな強い男の遺伝子と我慢強い女性の遺伝子を持った子供を世に生み出して欲しい
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平成の御世が終わり、令和になった現在。
戦後、好景気と呼ばれた時代はいくつかあったが、その中でも崩壊とついた好景気はバブル景気だけ。
さて、そんな時代をイラストレーターの二次元から、立体造形の三次元、マルチメディアの四次元を経て、小説家としても活躍するヒキタクニオ氏のドキュメンタリーノベル。
氏の著書の元ネタはこの熱きバブル期の実体験から生まれていたんだと、フリークとしては嬉しい内容。
日本グラフィック展、日本オブジェ展、日比野克彦、谷口広樹、タナカノリユキ、芸術関係に疎い自分としては、ネット環境がまだ発達してないバブル当時のイラストレーター達の仕事環境、食っていくための挑戦段階が実に新鮮でした。
当時、Macは電気屋じゃなくて、画材屋で扱われてたんだそうで。
文化の熟成って、やはりこういう時代に発展するよな。中世の世だって、パトロンがいて、潤沢な資金が唸って回って。世に回るチラシ一枚の見方も少し変わるかな。 -
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この著者は、精神を病んだ方を扱った作品が多いのでしょうか?冒頭の方で、「どこかで読んだ!?」と思ったら、「かわいい」に執着しすぎる女子の本を読んでました!同じ著者の本って、意外と分かるものなのですね。
この本は、才能を取り巻く物語。芸術分野に限らず、誰もが、一度は、そして特に仕事面ではだと思いますが、才能や知能の限界を感じて、そして苦しむ事ってあると思います。
売れっ子ではないが、一応、生活はできるレベルの作家の夫。イラストレーターとして独り立ちしたいが、ほぼ開店休業の妻。そして、ひと夏のゲストととしてやってきた絶対音感の甥。夫は自分に才能があるか悩み(彼が3人の中で元も一般的?)、妻は自分に才能がないのを悩み、甥はその絶対音感ゆえに演奏家としては不十分なことを悟り、方向性に悩みながら同居を始める。
まず、異常をきたしたのは妻。その様子を、自分ではなにもできずもどかしく冷蔵庫が見守る話。
冷蔵庫自体が、日本では規格外のサイズゆえにゆがんで置かれているところが、色々と暗示していて切ない。
でも、妻のえっちゃんが追い詰められていく様子とか、前の「かわいい地獄」?だったけかな?と重なって、ちょっと怖くて気持ち悪い。私、この小川洋子的な分野はちょっと苦手だな。 -
Posted by ブクログ
ある日突然頭に角が生えてきてしまった女の子の物語。
女の子といっても社会人。
角が生えたこと以外は特別変わったこともなく、
何か特別な能力に目覚めて闇の組織と戦う~
みたいなストーリーでもない。
角生えちゃった。
けれどつづく日常。
もちろん角が生えたことは主人公にとっても大きな恐怖で
不安になったり、周りの目に敏感になったりもするのだけど
そこから日常に溶け込むまでが自然。
いやぁ、自分の頭に角生えたらそりゃびっくりするよなぁ、
でもどうしようもないよなぁと思いながら淡々と読めてしまう。
展開が映像向きかもね、って思いながら読んだ。
さらっと読めるので、がっつりしたミステリーを読んだあと
息抜きしたい時なんかにどうぞ。
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