ヒキタクニオのレビュー一覧

  • 触法少女

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    家庭環境問題。
    色々な人が持っている問題。
    これは、外見でわかるものもあればわからないものもある。
    そして、その人の感情でも動く。

    自分だけが辛いわけじゃないんだという気持ちを忘れずに、そして、殺したい人間はいるけど殺していい人間はいないというのをまた誰かに伝えていきたい

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    2025年10月17日
  • 触法少女

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    虐待を受けて育った少女の心の闇といえば簡単だけどそんなものじゃない、割り切れない気持ちとか色々混ざってて胸が苦しくなりました。続編も購入済なのでそちらに進んでみようと思います。

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    2025年09月17日
  • 触法少女

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    読んていて仕方がないと思ってしまいそうになるが勿論それは仕方がなくない。
    親に恵まれなかった少女の悲しい物語。
    自分は親に恵まれて良かった。

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    2025年09月10日
  • 触法少女

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    児童養護施設で育った少女が、虐待した母親を毒殺しようとするが。。
    最後のどんでん返しというかオチが久々に最後まで分からず、かなり楽しめた。冒頭のエピソードやタイトルなどの回収もきっちり。動機も単純だが明確で妙なリアリティもあった。

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    2025年08月28日
  • 触法少女

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    7/23〜7/26

    面白くて一気読み!
    ラストは「えっ、そうだったの?」と思わず読み返したくなった。
    少年法か、、、。

    それはそうと、九子のような女性、現実に本当にいそうでより面白さと怖さが増す。

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    2025年07月26日
  • こどもの城殺人事件

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    最初は、登場人物全員好きになれないと感じた。
    調子に乗った高校生。危ういなぁ。
    こういう子、まぁいるだろうね。
    と思いながら読んでいた。

    読者は警察より背景に詳しいので、事件の全体像から(きっとこういうことなんだろうな)となんとなく掴めるので、ミステリーの謎感はあまりない。
    警察が、高校生たちの嘘を見破ってなんとか事件を解決しようと奮闘する様子をハラハラ見守るスタイル。

    それが終盤一変する。
    犯人については思った通りだったけど、動機は全然違った。
    フーダニットよりはホワイダニット。
    冒頭の1ページが、後からガツンと効いてくる。
    みんな切ないなー。

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    2025年04月17日
  • ヒキタさん! ご懐妊ですよ

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    映画で知ってから原作エッセイ読ませていただきました。映画も面白かったですが、エッセイは更に良かったです。
    うちもヒキタサンと同じような境遇で不妊治療中なので共感できる言葉がたくさんありました。
    何より心に響いたのはヒキタサンからのあまり協力的ではない男性陣への喝。女性側から中々言いにくいことをヒキタサンが代わりに言ってくれているようで感動して涙が出ました。女性の方が10倍辛いんだからとか、お前の子供産もうと頑張ってくれてるんだから、とか。
    あとヒキタサン自身が抱え込んでしまわないように、周りからの理解協力を得るために自分から治療中であることをユーモア交えながら周りに話していたことなども、不妊治

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    2023年08月30日
  • 紅い三日月

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    78殺し屋稼業のお話し。相変わらずキレがいいね。主人公をどこに置くかでストーリーに大きな違いが出る。題名が最後にどうなるか、やっぱりいつもうまい収束です。

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    2023年06月16日
  • ヒキタさん! ご懐妊ですよ

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    松重豊さん(「孤独のグルメ」のゴローさん)のファンで、松重さん主演で映画化されたため、原作エッセイも購入して(だいぶ前にだけど)読みました。
    というか、映画を公開してた当時、監督さんがTwitterで、「いま新宿のどこそこの喫茶店に原作者のヒキタさんといるから、原作買ってくれた方にサイン書いていただけますよ!」
    みたいに宣伝してて、ちゃっかりサイン書いていただいたのでした。いま思うとなんという事か!って感じ。
    エッセイの内容は男性不妊に関するもの。赤裸々に書いてらっしゃるのでビックリなところもあるけど、やはり考えさせられることも多かった。
    本当に子供が欲しいのか、もう意地になってるだけなんじゃ

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    2023年02月24日
  • 遠くて浅い海

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    消し屋の話よりもターゲットの半生の回想シーンの方が遥かに面白くてめちゃくちゃ感情移入させた上でよくわからん理由で自殺しちゃうのついていけない。ここまで感情移入させたんだからなんか違う方法があるのかな?と思わせての肩透かし。面白い点は沢山あるけど俺は何がしたいのかわからない。ヒロイン役もあっさり殺したしなあ。

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    2022年06月27日
  • 消し屋A

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    うーん、まあまあ。ラストで野球選手が翻意したあたり描写不足だと思う。父親の若い頃とかめちゃページ割いてんのにな。この本自体もそうだし、消し屋が一番がツヤつけだよなあと思いながら読んでた。性同一性障害の事を病気と書いたりやっぱ20年くらい前の本だよなあ。当時にしては大胆だったんだろうけどな。

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    2022年06月18日
  • 触法少女

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    なかなか面白かったな。二つの意外なトリックが良かった。特に二つ目は想像してなくて完全に心酔者として眼中に無かったからなかなか良かった。個人的には更にそれすら主人公の仕組んだことだったら尚面白いなと思ったんだけど。

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    2022年06月11日
  • ウドブノ~裏原宿・神宮前情報社~

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    62個の作者らしい無慈悲な痛いシーンも多いけど、登場人物が結構クールでカラッとしているから湿っぽく無くライトなハードボイルド風に仕上がっていてとても面白く読めた。このチームの続編はないかな?

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    2022年05月23日
  • いつか青空

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    復讐の物語。とてもきつい話なのに、なんだか軽く読める。なかなか現実離れしているけど、物語としてはラストはこれで良かったと思う。

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    2022年01月23日
  • 東京ボイス

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    ボイストレーナーの吉本を中心にした連作短編集。それぞれ濃い登場人物が出てきます。この作者の作品は、裏社会というかアンダーグラウンドなのか業界の話がとても面白い。全然知らない世界だけど、、、。声に対する描写も面白い。読んでよかったです。

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    2021年05月11日
  • 触法少女

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    最後のどんでん返のインパクトがあまりにも強く、なかなか現実に戻ってこられなかった。
    1周目と2週目で内容の受け取り方が違ってきそうでとても楽しみ。

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    2020年07月27日
  • ヒキタさん! ご懐妊ですよ

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    男性目線からの不妊治療。

    読んでみて改めて、不妊治療はゴールの見えないマラソンを治療費を稼ぎながら走り続けることなんだと思った。

    そんな中、前向きでオープンで積極的で協力的な旦那さん。
    自分に原因があることもオープンにしているなんて、すごく驚いた。まだまだ珍しい存在だと思う。
    ヒキタさん以外だとダイヤモンドムカイさんくらいしか知らない。

    不妊の原因は女性にあると言われていた時代も終わりに近いのかな。そうだと嬉しい。

    妊娠出産は当たり前にできるわけではない、奇跡なんだってことがもっと一般的になってほしい。
    そしてそれには心合わせ、夫婦で話して協力することが必要なんだ。
    婚姻届提出の時に、

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    2019年12月29日
  • ヒキタさん! ご懐妊ですよ

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    ユーモアたっぷりで読みやすかった。自虐などもあって、つい笑っちゃうところもたくさんあった。男性目線の不妊の話ははじめて知る事がとにかく多かった。次こそ!次こそ!って読んでるこっちまで力入っちゃったな。授かって本当に良かったと思って心あったまったな。

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    2019年10月07日
  • バブル・バブル・バブル

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    ヒキタ・クニオ『バブル・バブル・バブル』文春文庫。

    ヒキタクニオのクリエイター時代を描いた自伝的な小説。ヒキタクニオがイラストレーターやクリエイターから小説家に転身したとは知らなかった。

    1980年代のバブル時代の狂ったような日本の世相を背景に、ヒキタクニオがクリエイターとして成功しようともがく姿にバブル時代への懐かしさを感じた。

    バブルに浮かれ、様々な変人たちと出会いながら、充実した仕事の毎日を送る一方で、同郷の恋人と別れてモデルと結婚したヒキタ。しかし、ヒキタの絶頂期はそう長くは続かない……

    自分には縁が無かったバブルの恩恵。政界や財界では札束が飛び交い、いつも老若男女が踊っていた

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    2019年10月02日
  • ヒキタさん! ご懐妊ですよ

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    ヒキタクニオ『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』光文社文庫。

    不妊治療ドキュメント。ヒキタクニオの小説以外の作品を読むのは初めて。45歳と35歳の夫婦が自然に子供を授かることの難しさと大変さが、ユーモラスな文章の端々から伝わってくる。

    今の世の中、子供はまだかとか、他人の夫婦生活に関して一寸したことを話すのもタブーになっているが、周りを見ると、なかなか子供を授かることの出来ないで悩む夫婦が多いようだ。不妊治療の費用も馬鹿にならず、やむなく断念した夫婦もいるようだ。食生活の変化や様々な環境変化も一因にあるのかも知れない。

    2012年に光文社新書から刊行された同名作品を文庫化。

    本体価格600円

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    2019年06月02日